社内通貨をはじめとした価値発行プラットフォームを提供する株式会社コミュニティオがXTech Venturesとセレスから１億円調達

社内通貨をはじめとした､ブロックチェーン由来の技術で価値発行プラットフォームを提供する株式会社コミュニティオがXTech Venturesとセレスから１億円調達

 

株式会社コミュニティオ（本社：東京都豊島区、代表取締役：嶋田健作、以下コミュニティオ）は、XTech Ventures株式会社（本社：東京都中央区、共同創業者：西條晋一・手嶋浩己、以下XTech Ventures）と､株式会社セレス（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：都木聡、証券コード：3696、以下セレス）を引受先とする第三者割当増資により総額1億円を調達しました

コミュニティオは､様々な｢価値｣に対してポイントやコインなどの｢価値尺度｣を発行することができるプラットフォームの開発を行っています。ユースケースとしては、地域通貨、学内通貨、イベント内通貨、社内通貨などを想定しており、各々の属性に応じた柔軟な運用設計が可能なことが本サービスの最大の特徴になります。
現在、企業が人材不足や働き方の多様性などHR領域で抱える課題は多く､特に「社内通貨」は従業員のコミュニケーション活性化やモチベーション向上を目的としたソリューションとして注目度が高まっています。社内通貨として企業内における行動の価値算定基礎となるポイントを発行し、コミュニケーションや行動に対して社内通貨を発行することで、社内購買や福利厚生に利用できるインセンティブを付与することが可能です。

今回の調達で、様々なスタートアップ・事業分野において豊富な知見をもつXTech Venturesと、ポイント事業や仮想通貨・ブロックチェーン事業を展開するセレスと連携することにより、社内通貨サービスの充実と、価値発行プラットフォームとしての運用領域の拡充を図ってまいります｡
 

写真左より､セレス 岩佐琢磨氏､セレス 寺東宏城氏､セレス 都木聡氏､コミュニティオ 嶋田健作､XTech Ventures 西條晋一氏､コミュニティオ 嶋田大輔､XTech Ventures 安岡浩太氏

【XTech Ventures 共同創業者 西條 晋一氏からのコメント】

ブロックチェーン由来の技術を活用したコミュニティオのサービスは社内通貨としてだけでなく、様々なトークンエコノミーに活用することができ、大きな可能性があると確信しています。
また、代表の嶋田さんは豊富な経営経験とテクノロジーに対する知見があり、我々のファンドのコンセプトである「ミドル層起業家を支援する」という想いにも合致しております。
今後はXTechのスタートアップスタジオのノウハウを活用して経営支援をさせて頂き、コミュニティオの飛躍的成長に貢献してまいります。

【株式会社セレス 代表取締役社長 都木 聡氏からのコメント】

セレスでは、モッピーをはじめとしたポイントサイトを運営しており、そのポイントは一種のトークンであると定義しています。そのため、グローバルに普及している仮想通貨・ブロックチェーン技術とは非常に親和性が高いと考えており、ポイントや仮想通貨・ブロックチェーン技術による、非現金決済社会（トークンエコノミー）の推進を積極的に行ってまいりました。そのような中で、トークンエコノミーを活用し、企業がHR領域で抱える課題の解決等を行っていく、コミュニティオの思想に共鳴し、今回の出資を実行させていただきました。


■社内仮想通貨サービス｢コミュニティオ｣について

「コミュニティオ」とは、企業ごとに独自名称をつけた「社内仮想通貨（以下、社内通貨）」を発行できるサービスです。
導入企業における企業文化を形作る価値尺度である社内通貨を発行し､推奨される行動をとった従業員に対して付与することができます｡
社内通貨の付与を通じて､コミュニケーションの活性化や業務上の行動を通したミッション達成､自己研鑽など良い行動をとった従業員への評価を行うと共に､企業と従業員が企業文化の醸成を行い､従業員のエンゲージメントを高めることを目的としています｡
社内通貨は､専用アプリを用いることによりオフィスコンビニやドリンク､既存の社員食堂で利用することが可能であり､インセンティブや福利厚生としての活用も行えます｡
コミュニティオはブロックチェーン由来の技術を使うことにより､多くの企業課題を解決する､公正で信頼性の高いプラットフォームを目指しております｡

■会社概要

会社名：株式会社コミュニティオ
代表者：代表取締役 嶋田 健作
所在地：東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 39F
設 立：2019年３月19日
ＵＲＬ：https://communitio.jp/