神戸市長田区の神戸教育短期大学内に子育て広場「うららKOBE」がオープン

~現役の学生たちがベテラン保育士とともに子育て支援を行います~

学校法人 夙川学院

 2019年11月20日(水)、学校法人夙川学院・神戸教育短期大学(神戸市長田区西山町)のキャンパス内に、子育て広場「うららKOBE」を開設いたしました。神戸市では、大学と連携して子育て中の親子が集える「地域子育て支援拠点」づくりを進めています。子育て広場「うららKOBE」は、地域に根ざした子育て支援拠点を目指します。

 2019年11月20日(水)、学校法人夙川学院・神戸教育短期大学(神戸市長田区西山町)のキャンパス内に、子育て広場「うららKOBE」を開設いたしました。神戸市では、大学と連携して子育て中の親子が集える「地域子育て支援拠点」づくりを進めています。子育て広場「うららKOBE」は、地域に根ざした子育て支援拠点を目指します。
 
 20日(水)10時からのオープンセレモニーでは、三木麻子学長から挨拶がありました。
 
 神戸教育短期大学が、その前身の夙川学院短期大学の時代に西宮市、甑岩の学舎に「しゅくたん広場」を開いたのが2009年10月です。その後、本学の神戸市への移転もあり、「しゅくたん広場」は付属幼稚園内で続けながら、元町6丁目商店街での「ぽかぽっぽモトロク」、二宮商店街での「のびのびにーの」を開きました。しかし、神戸の2ヵ所は閉室となり、もう一度、 地域のお母様と学生のために 、学内で子育て広場を開くのが長年の夢でした。この度、長田学舎への移転を機に「うららKOBE」を開室することができ、地域の皆様に長く愛される広場として継続してゆく所存です。どうか、よろしくお願いいたします。
   
 続けて、井本英子学科長より挨拶がありました。

 本学で子育て広場を開室する意義として、大きく2つあります。ひとつは、子育て家庭を支援していくことで、地域に貢献することです。もうひとつは、保育者養成校であるからこそ、学生の学びの場としての役割を担うということです。これらを子育て広場の運営を通して、実現していきたいです。

 学生と「うららKOBE」のスタッフによるペープサート『大きなかぶ』の発表がありました。参加していた子どもは、大きなかぶに登場するキャラクターに興味深々の様子で、学生とスタッフの「うんとこ、どっこい、どっこいしょ」の掛け声に合わせて、かぶをひっぱりたそうに動いてくれました。

 子育て広場「うららKOBE」では、学生たちがアルバイトスタッフとして、実際に子育て支援にかかわります。その学生たちを指導するのは、長年、兵庫県内の公立保育園、認定こども園で、保育・教育を行ってきたベテラン保育士です。学生が、子育て支援にかかわることは、保育者の子育て支援の重要性が高まるなかで、学生たちにとって実践的な学びの貴重な経験となります。

 

利用者の声
・近所のスーパーで先生と学生がチラシを配っていて、それを見て来ました。おもちゃが、たくさんあって広くていいですね。児童館と違ったおもちゃがあり、きれいでいいです。この後、図書館に行くのが楽しみです。また、来たいと思います。(長田区:Nさん)

・子育てサークル(ペンギンサークル)に神戸教育短期大学の先生が来ており、そこでチラシをもらいました。また、長田区の広報誌に掲載されていて、それを見て来ました。おもちゃが多くあるのがよいです。授乳室もあるので、それもいいと思います。また来たいです。(長田区:Mさん)

・こういう場があるのは、ありがたいです。食堂が利用できたり、子どもの弁当を持ってきたりしていいのもありがたいです。午後に、開いているのもよいです。児童館は、午後からは小学生が来るので、預かってくれないので。ここは、午後に空いてるから、ありがたいし、先生が一人必ず居るのもいいです。毎日やってほしいです。土日もやってくれたら旦那さんを連れてきたり、旦那と子どもで来てもらったりできるので、土日もやってほしいと思います。また来たいです。(長田区:Uさん)

子育て広場「うららKOBE」アルバイト学生スタッフ:香田菜緒さんのコメント
 わたしが、広場に入ったときには、2人の子どもがあそびに来ていました。同じ1歳でも、早生まれだと話せることも、できることも違いました。年下のお友達におもちゃを「どうぞ」としている姿を見ると、少しお兄さんのようでした。広場で、初めて出会った2人は、最初は違うあそびをしていました。だんだんとお互いを意識し始めて、近寄り、同じ動きをしていたり、おもちゃの取り合いをしていたりしていました。ことばでの伝え合いができなくても、あそびを通してかかわることができるんだなとかんじました。

子育て広場「うららKOBE」アルバイト学生スタッフ:住田菜々子さんのコメント
 この日、あそびに来ていた子どもは、最初、ここがどこだろうというかんじで戸惑っている様子でした。近くにあった車のおもちゃに興味を示していました。この様子を見て「車、好きなの」と語りかけると、落ち着いてきました。公園では、10歩くらいでしりもちをついていると、お母さんから聞きました。主任の嶋本先生が「新幹線を追いかけて」と声をかけながら、新幹線のおもちゃを走らせると、追いかけている姿が見えました。

子育て広場「うららKOBE」主任:嶋本美重子先生のコメント
 たくさんの人が来て、ここを知ってもらって活用してほしい。ここに来たらほっとするような、実家に帰ってきたような気持になってほしいです。うららかな気持ちになって帰ってもらいたい。お母さん同士のつながりも広がっていってほしいなと思います。
 学生には、保護者の様子をよく見てほしいです。「どういうお母さんかな、輪に入りにくそうにしてないかな、内向的なお母さんとどう関わるか」など、ここで勉強してほしいです。保育現場に出たときに、保護者対応をスムーズにできるような力をつけてほしいと思います。
 また、子どもとかかわるのが楽しいなと思ってほしい。紙芝居やペープサートをするので、実習の予行演習にもなります。保育だけでなくて見えない作業(掃除等)を積極的にして、今後、働くところで気が付く人にもなってほしい。いずれは笑顔の豊かな明るい保育者になってほしいです。
 このために私も頑張るし、自身の学びの場にもなっています。


■うららKOBEについて
開室場所:神戸教育短期大学1階(神戸市長田区西山町2-3-3)
開室曜日:月・水・金曜日
開室時間:10時00分~12時00分、13時00分~16時00分
対象者:主に0~3歳児とその保護者
参加費:無料(事前予約不要)

・保育士や幼稚園教諭等を目指す学生(アルバイトスタッフ)が、手遊びや絵本の読みきかせなどを1日5回実施します。実施時間(①10時50分から11時②11時50分から12時③13時50分から14時④14時50分から15時⑤15時50分から16時)
・保育経験豊富な専任スタッフが常駐しており、子育ての不安や悩み事など、どんなことでも相談できます。
・学内の図書館には子ども向けの絵本・児童書等を13361冊(2019年11月時点)そろえており、利用登録者は貸し出し利用が可能です。
・子育て支援室に隣接した学内食堂も自由に利用できます。


■本学院について
 学校法人夙川学院・神戸教育短期大学では、乳幼児期の保育・教育は生涯に渡る人格形成の基礎を培う非常に重要なものであるとの認識に基づき、短期大学・付属園・子育て広場が地域と密接に連携を取りながら、先進的な保育・幼児教育を研究・実践してくことを方針としています。
法人名:学校法人夙川学院
学校名:神戸教育短期大学
所在地:神戸市長田区西山町二丁目3番3号
代表者:理事長 増谷 昇

ホームページ:https://www.shukugawa-c.ac.jp/
告知ページ:https://www.shukugawa-c.ac.jp/blog/2019/11/18/urarakobeopen/
神戸市:http://www.city.kobe.lg.jp/a64411/564469605005.html

この記事に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

学校法人夙川学院 神戸教育短期大学
〒653-0862 兵庫県神戸市長田区西山町2丁目3‐3
TEL 078-611-3351 FAX TEL 078-611-3356

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
兵庫県神戸市長田区西山町二丁目3番3号
電話番号
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代表者名
増谷 昇
上場
未上場
資本金
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設立
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