写真家・森山大道氏の撮りおろし新作、映像作家・山田智和氏の新作公開。テーマは「2019 SHIBUYA」。
「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」 -UNDERGROUND- が4日間限定開催。
ソニー株式会社(以下、ソニー)と東京急行電鉄株式会社(以下、東急電鉄)は、世界的に活躍する写真家・森山大道氏と6月6日より共に実施しているアート共創プロジェクト「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN(ネクストジェン)」にて、8月1日より本プロジェクトのメインイベントとなるエキシビションを開始しました。
© Daido Moriyama photo foundation Courtesy of Akio Nagasawa Gallery
8月のエキシビションは、①地下30mにある東横線・副都心線渋谷駅のヒカリエ改札内地下4階にて開催の森山氏や、映像作家・山田智和氏、ソニーが実施した公募で選ばれた次世代クリエイター2名の新作を展示するアートエキシビション『UNDERGROUND』(8月1日~8月4日)②公募で選出された次世代クリエイター計8名のうち(『UNDERGROUND』に参画する2名を除く)6名によるソニースクエア渋谷プロジェクトで開催の『公募作品展』(8月1日~9月中旬)③渋谷駅周辺約100か所の街丸ごとメディア“ROADCAST”を舞台にした、森山氏初の大規模屋外写真展となる『STREET』(8月2日~8月15日)で構成されています。
本日、エキシビションの開始に先駆けて行われたイベントには、森山氏や、次世代クリエイター(NEXT GEN)代表のひとりとして米津玄師の“ Lemon”やあいみょんなどのMVを手掛ける山田氏、次世代クリエイター8名が登場。プロジェクトへの参画や、今回手掛けた新作への想いなどを語りました。
森山氏と山田氏のトークセッションで、森山氏は「渋谷は昔から仕事場や個人のギャラリーを構えたりと縁があった。変わり続けている街からこそ楽しい。自身は街で撮ったものを街に返すということを考えていて、今回渋谷の街を舞台に初の野外写真展を開催できて嬉しい。」と『STREET』について話し、また、『UNDERGROUND』については、「こんな地下空間があったとは驚いた。新しく撮り下ろした作品をモニターに映し出すと、普段の作品
より明るくて別の人の作品を見ているみたいだ」と語りました。山田氏は「高校生のころから渋谷に遊びにきていて、ミュージックビデオをよく撮影する。今回は、再開発中の工事現場や街を俯瞰した映像を撮影し、(展示スペースでは)信号機を置くなどの演出を施して、渋谷の街の一角を再現した。森山さんと一緒に参加できるのは本当に光栄だし、自分自身も森山さんの作品を純粋に楽しみたい」と話しました。
さらに、次世代クリエイター8名とのトークでは、次世代クリエイターからの「撮影する時に構図を決めるか、目の前にあるものを瞬間的に撮影するか」という質問に対して、森山氏は「圧倒的に目の前にあるもの、出てきたものを撮影する。何でこのタイミングで現れたのか?という出逢い頭のショックに似た驚きが楽しい。見る人も、撮影する若いクリエイターにも、その驚きを楽しんでほしい」と未来を担うクリエイターにエールを送りました。
今回のプロジェクトを通して、来場者の皆さまに感動を届けるとともに、これからの感動をつくっていく、若いクリエイターや表現者を支援しています。駅周辺の大規模再開発プロジェクトによって変わりゆく渋谷。街そのものを舞台にクリエイターたちが共創する “都市型アートエキシビション”に、ぜひご注目ください。
●「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」 -UNDERGROUND- 概要
会期:8月1日(木)~8月4日(日)
会場:東横線・副都心線渋谷駅のヒカリエ改札内(地下4階)
※最寄り出口は、15番出口(渋谷ヒカリエ地下3階)
時間:8月1日(木)17:00~21:00
8月2日(金)、3日(土)10:00~21:00
8月4日(日) 10:00~19:00
料金:無料(電車の乗降時)
※改札内のイベントのため、電車の利用がなく、本エキシビションの鑑賞のみの場合は、入場券や乗車券な
どが必要です。
※交通系ICカード、乗車券等で入場されたお客様は、出場時に精算が必要です。
URL:https://www.sony.co.jp/daido-shibuya/
限定発売:本エキシビションの記念入場券を2,000枚限定(大人・小人各1,000枚ずつ)で駅構内の特設ブースに
て発売予定です。
※記念入場券の発売時間、場所など詳細については、オフィシャルサイトをご確認ください。
★UNDERGROUNDでしか見ることができない新しい作品が融合するクリエイティブ空間★
1.「過去はいつも新しく、未来は常に懐かしい」という森山大道氏が、渋谷のスクランブル交差点やセンター街などの雑踏や変わりゆく渋谷の街を撮りおろした新作作品をインスタレーションで表現。
2.「目に映るあらゆる現象と世界は常に破壊と創造を繰り返していくけれど、カメラを向けて観察すればその消滅という運命に抗うことができる」と考える山田智和氏。今回、カメラが入ったことのない、渋谷駅東口地下や桜丘地区など再開発が進む渋谷の今を、ソニーの最新のCineAltaカメラ「VENICE」で撮影。渋谷の変化の軌跡を映像空間として表現。
3. 公募によって選ばれた2名(伊藤安鐘氏、山口大輝氏)が、渋谷の街を彷徨いながら、この空間のためにそれぞれの視点で新たに撮影した写真作品を展示。
●「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」-公募作品展- 概要
会期:8月1日(木)~9月中旬
会場:ソニースクエア渋谷プロジェクト
東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ1F
時間:11:00~21:00
料金:無料
内容:6月に開催した公募にて、審査員によって選出された19~25歳
の次世代クリエイター6名が「2019 SHIBUYA」のテーマで渋
谷の街を舞台に撮り下ろした新作が期間中、毎日アップデートされる展示です。
参加者:大西祐司(おおにしゆうじ)、黄志逍(コウ・シショウ)、嶋田鉄馬(しまだてつま)、中林浩人(なか
ばやしひろと)Bartek Maslak(バルテック・マスラク)、楊雨謡(ヨウ・ウヨウ)
※敬称略。各人のプロフィール詳細は以下のリンクを参照ください。
尚、ソニーのデジタル一眼カメラα7シリーズで撮影し、「ピクチャーエフェクト」※1機能を使用して、個性的なアート作品がつくれるフォトスポットも登場します。ハイコントラストなモノクロ写真や、パートカラーを使用した写真が撮影でき、撮影したデータはお持ち帰り頂けます。
※1 好みの効果を選んで、より印象的でアーティスティックな表現の画像を撮影できる機能
URL:https://www.sony.co.jp/square-shibuyapj/
また、公募で選出された『UNDERGROUND』、『公募作品展』参加の計8名のクリエイターの作品は、本日より渋谷モディ壁面の大型街頭ビジョン“ソニービジョン渋谷”にて、また9月3日より米国 ニューヨークの“Sony Square NYC(ソニースクエア エヌワイシー)”でも展示します。
○公募で選ばれたクリエイターの上記以外の作品展示場所
会期:8月1日(木)~9月中旬予定
会場:ソニービジョン渋谷 (東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ壁面)
会期:9月3日(火)~9月30日(月)予定
会場:Sony Square NYC(25 Madison Ave, New York, NY 10016)
URL:https://www.sony.com/square-nyc.html
●「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」 -STREET- 概要
会期:8月2日(金)~8月15日(木)
会場:ROADCAST 渋谷駅周辺約100か所
※うち、作品展示63か所
時間:終日
料金:無料
内容:渋谷駅周辺の路地裏63か所の壁面に、森山大道氏
の147作品が一斉に展示される屋外写真展
URL :https://www.daido-shibuya.com/street/
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