新型コロナ緊急アンケートに女性特有がん患者1,100人が回答。「がん治療に対して影響を受けている」が24.7%

一般社団法人ピアリングによる「新型コロナウィルス感染症拡大によるがん患者さんへの影響緊急調査」では、1,100人中272人が、「診察・治療・手術の遅延などの影響」が生じていると回答。

一般社団法人ピアリング(横浜市都筑区、代表理事:上田暢子  団体URL: https://site.peer-ring.com、SNSコミュニティ「PeerRingピアリング」 URL: https://peer-ring.com )は、4月19日より一週間「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大によるがん患者さんへの影響緊急調査」を実施しました。
 調査により、約4分の1の患者に、治療の延期などの影響が出ていることがわかったほか、「自分や家族が感染する不安を感じている」のは97.2%で、4月のNHK世論調査による一般の回答89%を上回る結果になりました。3割以上に、「気分が落ち込んで暗くなる」変化が生じていることがわかりました。
「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大によるがん患者さんへの影響緊急調査」
◇調査対象
(1)対象者の罹患しているがん種
乳がん78.9% 子宮頚・体がん10.7%  卵巣がん7.7% その他婦人科系希少がん等2.6%
(2)年齢分布
40代49%  50代36%  30代8.4%  60代5.6% 20代0.5% 70代0.2%

◇アンケート結果概要
(1)新型コロナウィルス感染拡大により、がん治療に関して影響を受けましたか?(3月以降の状況)
→回答者の約4分の1が、「影響あり」と回答した。

▲新型コロナウィルス感染拡大により、がん治療に関して影響を受けましたか?(3月以降の状況)▲新型コロナウィルス感染拡大により、がん治療に関して影響を受けましたか?(3月以降の状況)

(2)「影響あり」とお答えの方へ「どんな影響」を受けましたか?
→治療の遅延、診察の延期等の影響や、感染への不安から通院を延期するケースがみられた。

 

▲「どんな影響」を受けましたか?▲「どんな影響」を受けましたか?


(3)治療の進行状況と、受けている影響との関係性(クロス分析)
→治療開始前の患者への、「治療や手術の遅延」による影響が目立った。

▲治療の進行状況と、受けている影響との関係性(クロス分析)▲治療の進行状況と、受けている影響との関係性(クロス分析)

 

 

(4)新型コロナウイルスに自分や家族が感染する不安をどの程度感じていますか?
→「自分や家族が感染する不安を感じている」のは97.2%で、4月のNHK世論調査による一般の
回答89%を上回った。

<参考:4月10日から3日間行われたNHK世論調査結果>
▽「大いに不安を感じる」が49%
▽「ある程度不安を感じる」が40%
▽「あまり不安は感じない」が7%
▽「まったく不安は感じない」が2%

(5)4月以降の体調について、以前と比べて強まったと感じる項目は?
→回答者の3割以上に、「気分が落ち込んで暗くなる」変化が生じていた。

▲4月以降の体調について、以前と比べて強まったと感じる項目は?▲4月以降の体調について、以前と比べて強まったと感じる項目は?

(6)新型コロナウィルスに関する、行政や医療機関の対応について感じていることは?(自由回答)
→通院による感染や医療崩壊への不安、医療機関への感謝の声などが挙げられた。(全596回答からの抜粋)

・コロナの影響で、予約していた手術が1週間前に取りやめとなった。延期と言われているが、いつになったら手術の予約が入れられるか未定で、非常に不安です。
・私の病院は感染症の指定病院。 主治医からは今後診察、治療の変更があるかもと聞いて とても不安です。
・治療の遅れで取り返しのつかないことにならないようお願いしたい。
・今現在、ガンではないかと思いながらコロナの状況で、検診をためらっている方がいることを思うと心配です。早期発見が何より大事なので感染予防対策を十分に考えた上でガン検診はなんとか実施してほしいですね。
・通院による感染がとても不安です。
・電話診察、ファックス処方を対応してくれて助かりました。
・医療崩壊だけは避けてほしい。
・行政はコロナウィルス感染症以外の疾患の人にも目をむけてください。
・リスクと向き合いながら、変わらずに治療を続けてくれる医療機関の方々に感謝しかありません。
・医療従事者に感染が及び始めている事に恐怖を感じます。政府は医療現場の最前線で闘う方々の要望を第一に聞き入れ、備品の確保など万全な体制で医療提供ができるよう改善して欲しいです。
・医療従事者のおかげで、病人は毎日過ごしていけるので、一番手厚くサポートして欲しい。看護師さんの変わらずの笑顔に胸が熱くなります。
・医療機関の人に手当てをあげて欲しい。ボーナスとか。なんでもいいから、感謝の形を精神論以外で表したい。

■「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大によるがん患者さんへの影響実態調査」について
アンケート実施主体:一般社団法人ピアリング
実地手法:オンラインアンケート
監修:乳腺外科医 鈴木瞳医師(一宮西病院)、婦人科医 原野尚美医師(杏雲堂病院)
分析:松村聡子(一般社団法人ピアリング)
実施期間:2020年4月19日より1週間
総回答数:1,101件

■がんにむきあう女性のための、コミュニティ型SMS『PeerRingピアリング』
◆WEBサイト公式オープン:2017年7月1日  https://peer-ring.com
◆アプリ名:Peer Ring ピアリング  ◆価格:無料
◆対応OS: iOS 9.0以降 iPhone、iPad、iPod touch Android 4.1以降  
<ダウンロードサイトURL>
【iOS】http://apple.co/2hppZUb 【Android】http://bit.ly/2yAT8i1

ピアリングでは乳がん、子宮頸がん・体がん、卵巣がんなどの女性特有がんを告知された方が、診察室ではなかなか話せない、様々な不安を共有し、励まし合いのコミュニケーションをとっています。
乳がんや子宮がんの罹患率が高くなる30代~50代の女性たちは、仕事や育児・介護など多くのことを抱え多忙な日々を過ごしています。
そんな中で、がんの治療と副作用をどう乗り越えるか、再発の不安を抱えつつ、どう前向きに生きていくか、などの悩みを共有し、時間場所の制約を受けることなく共通の経験をした仲間どうし支え合えるつながりの場として『PeerRingピアリング』コミュニティは、多くのがんサバイバー女性の支持を受けています。        ※ピアリング内では研修を受けたスタッフが、ピアサポーターとしての活動や、サイト内を安心・安全な場に保つためのパトロール活動をしています。

■団体概要
名称  : 一般社団法人ピアリング
代表者 : 代表理事 上田 暢子
所在地 : 〒224-0001横浜市都筑区中川
1-4-1 ハウスクエア横浜316号
設立  : 2017年6月
事業内容: 女性特有がん患者コミュニティの運営
URL  : https://site.peer-ring.com
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