TICAD7公式サイドイベントで女性躍進とLGBTがテーマに
アフリカにおけるダイバーシティ&インクルージョン-新しい時代に向けてー
3年に一度開催されるアフリカ開発会議(TICAD7)のため、モザンビークのLGBT団体代表が来日予定。女性議員の割合が世界一のルワンダからの報告も行われる。公式サイドイベント初日の最初のイベントとして、8月27日(火)10時半より12時までパシフィコ横浜展示ホール(B04)にて。事前登録不要、入場無料、同時通訳(英語から日本語)付き。
8月27日(火)より4日間に渡って行われる第7回アフリカ開発会議(TICAD7)公式サイドイベントとして、「アフリカにおけるダイバーシティ&インクルージョン」をテーマにした発表とパネルディスカッションが横浜で行われる。ゲストスピーカーとしてルワンダの教育を考える会代表、モザンビークLGBT団体代表、Oxfam GBマラウイ代表が登壇予定。
ルワンダからは議員数の中に一定の割合を定めるクォータ制度が女性、障がい者、若者に適用されている事例が紹介される。同国は国会議員に占める女性議員の割合が61%を超えており、世界第一位となっている。モザンビークでは2004年に労働基準法の中で性的指向を基準とした差別が禁止されており、2015年にLGBTが合法化された。またHIV感染者数が約100万人と推定されるマラウイでは、20年以上に渡って政府が主導となって感染者への偏見や差別をなくす取り組みがなされ、「病を得ても、働ける社会」が実現している。
主催団体代表の田中真奈はエチオピアやルワンダでの駐在経験を持ち、今年に入ってからもマダガスカル、マラウイ、モザンビークなどを訪問している。「アフリカ=低開発国というイメージを変えたい」という思いで、現在多くの企業が取り組んでいる「ダイバーシティ&インクルージョン」をテーマに選んだ。4日間の公式サイドイベントで行われるセミナーとシンポジウムの数は140を超えるが、同テーマでのイベントはこれが唯一となる。
パシフィコ横浜の会議センターで8月28日より行われるアフリカ開発会議は入場が制限がされているが、前日から始まる展示ホールでの公式サイドイベントは事前登録不要、入場無料。横浜市民に限らず、誰でも入場できる。展示ホール2階には授乳室もある。公式サイドイベントのパンフレットは外務省のHPからダウンロード可能。また同イベントの詳しい情報については宗像財団(むなかたざいだん)のHPで公開されている。
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