Global Catalyst Partners Japan、日本の大手企業の新事業創造を支援するシリコンバレー流SSI投資モデルによる戦略投資先ベンチャー企業の売却を発表

~第一号案件成立。事故車両売買プラットフォームのクルーテックラボをSOMPOホールディングスへ売却~

日本と米国シリコンバレーに活動拠点を置くベンチャーキャピタルであるGlobal Catalyst Partners Japan(読み:グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン、本社:東京都港区、代表:大澤弘治、以下「GCPJ」)は、かねてより提唱してきたシリコンバレー流投資モデルを活用した「Structured Spin-in(SSI)投資モデル」による戦略投資先ベンチャー企業を売却したことを発表いたします。本件は同投資モデルによる初めての売却案件となります。
GCPJでは設立以来、「イノベーション母集団の拡大」「失敗を許容する場の提供」「イノベーション人材育成」を目的とし、IT分野をメインとしたマルチステージ(シード~グロース)のベンチャー投資ファンドとして活動して参りました。通常のベンチャー投資に加え、日本の大企業が新規事業開発に取り組む中で、領域によって推進が難しい事業アイデアを社内から隔離し、GCPJが100%出資するベンチャー企業として事業開発する仕組みであるSSI投資モデルを構築し、日本に於けるイノベーション母集団拡大を目指してきました。

SSI投資モデルでは、大企業の既存のガバナンス、社内システムとの整合性を保ち、かつ新規事業に携わる社員および関係者のモチベーションを担保したシリコンバレー流起業メカニズムを提供し、多くのSSIベンチャー企業を設立することにより、大企業における新規事業開発促進とイノベーション人材育成を実践しております。

これまでにGCPJ1号ファンドで5社、2号ファンドでは6社のSSIベンチャー企業を設立し、活発な事業創出活動を続けています。新型コロナウイルス感染症「Covid-19」により世界全体の経済が不安定な状況にあるいま、市況に左右されないSSI投資モデルに注目する企業も増えています。

GCPJは、今後も様々な事業分野の企業との新規事業創出を実行するとともに、SSIモデルの成功事例の共有と活用方法を広く公開することにより、さらなるイノベーション母集団の拡大を目指して参ります。

<第一号売却案件の概要:SOMPOホールディングス(株)×クルーテックラボ(株)>
■2017年GCPJが外部から社長をヘッドハンティングし、クルーテックラボ(株)(本社:東京都港区、代表:飯島章喜、以下「CTL」)を設立。
■設立時点では取り組むビジネスを特定せず広くアイデアを生み出し、設立後半年間で、損害保険会社周辺の複数事業領域を対象に、GCPJの知見を活かし、新規性、IT活用方法、事業規模見込み、実ビジネスとしての実現可能性等の仮説検証、市場調査を実施。
■検証の結果、CTLは複数ある事業仮説の中から損害保険会社が大量に取り扱っている「事故車両」の流通構造の改革に事業を絞り、複数名のSOMPOからの出向者およびCTL採用社員にて、「事故車両のオンラインオークション事業」を展開。2019年に九州の一部、2020年には関東地域においてSOMPOジャパンが取り扱う全損事故車の回収から売却までを一貫して取り扱った結果、将来の事業性が検証されたことよりSOMPOホールディングスへの売却が成立。
■ CTLは、SSI投資モデルを活用し大企業における新事業開発並びに経営人材、イノベーション人材育成を実践、実証したケースと言える。

<SSI投資モデルのメリット>
■有限責任組合員(以下、LP)として参画した企業は、不確実性の高い初期段階の新規事業を社外の独立したベンチャー企業として設立することで、最低限のリスクでスピード感を持って事業の発展可能性を見極められる。
■当該企業の買収について優先交渉権を事前付与するため、事業進捗の状況を見ながら自社に取り込むか判断できる。LP企業の人材は出向等の形式でベンチャー企業の立ち上げに参画できるため、失敗した場合でもセーフティーネットが担保された状態で会社経営を実践し、キャリア開発が可能となる。

 

<SSI投資モデルの活用事例>
大企業の既存のガバナンスを変えることなく外部リソースを活用した柔軟性の高いイノベーションモデルとして、以下の通り活用されております。

■事業規模見込、事業領域等の問題で社内での推進が難しい新規事業への取組みとその蓋然性を高めるプロセスとして活用
■新規事業創出のための事業プランコンテスト等の出口戦略の一つとして活用
■特定の事業アイデアを絞らず、複数事業の「種」に関する市場性の有無を検証する場の提供
■社内イノベーション人材への「失敗が許容される」挑戦/育成の場の提供
■合弁事業等の新会社設立初期の不確実性の高いリスクを回避する為に活用

2019年8月に組成した2号ファンドには、SOMPOホールディングス株式会社、三菱UFJ信託銀行株式会社、株式会社静岡銀行、日本電気株式会社、株式会社ブリヂストン、ヤマハ発動機株式会社、ライオン株式会社、スカパーJSAT株式会社、合同会社K4 Ventures等がLPとして参加しています。

▼クルーテックラボ株式会社 会社概要
中古車・廃車を引き取り、自社のオンラインオークション(「CT Auction」)を通じて国内外に車両を販売しております。同社が展開するオークションの特徴は、自社のオークション会員と同オークションがシステム連携している他社オークションの会員が同時に入札できる仕組みとなっており、毎週開催されるオークションには国内外から多くのバイヤーが参加し盛んに入札が行われています。

■社名    :クルーテックラボ株式会社

※2020年9月より社名がSOMPOオークス株式会社に変更となります
■H P      :https://www.crutechlab.com/
■所在地 :東京都港区南青山1−1−1新青山ビル西館7階
■設立    :2017年9月
■代表者 :代表取締役 飯島章喜
■事業    :中古車・廃車の引き取り、オンラインオークション「CT Auction」運営

▼Global Catalyst Partners Japan 会社概要
GCPJは、1999年にシリコンバレーで創業したGlobal Catalyst Partners(以下、GCP)を起源とする日本ファンドです。GCPは米国にて3ファンドを設立し、2018年にユニコーンベンチャーの仲間入りをしたSoundHound社をシードステージから育成する等、事業創造型ファンドとして投資活動を行ってきました。GCPJは、GCPの共同創設者でマネージング・ディレクターの大澤弘治を中心に2014年に創業し、平出亮らをファンドマネージャーに加えGCPと同様に事業創造型ファンドとして日本でのイノベーション活性化を目指しています。

■社名  :Global Catalyst Partners Japan(グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン)
■H P   :https://gcp-j.com/
■所在地 :東京都港区南青山1−1−1新青山ビル西館7階
■設立  :2014年8月
■代表者 :マネージング・ディレクター兼共同創設者 大澤弘治
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