「歯医者が怖い」を変える新しい歯科医療
重度虫歯も“眠っている間に治す”静脈内鎮静法という選択肢
■はじめに
長年、歯医者に行けずに悩んできた——。そんな患者が後を絶ちません。虫歯が多すぎて見せるのが怖い、治療の痛みが怖い、過去に怒られた経験が忘れられない。理由は人それぞれですが、共通するのは「本当は治したいのに動けなくなってしまっている」という葛藤です。
重度虫歯や多数歯虫歯を抱えた状態で過ごす日々は、見た目や痛みだけではなく、食事や会話など日常生活全体に影響します。さらに、治療を受けられない罪悪感や自己否定感が重なり、ますます“歯医者から遠ざかる”という悪循環に陥る方も少なくありません。
医療法人社団千美会 ザ・ホワイトデンタルクリニックでは、こうした患者を救うために、静脈内鎮静法を併用した“集中治療”を導入しています。これは、恐怖心が強い患者でも眠っている間に治療を進めることができ、従来の歯科治療では難しかった多数歯の同時治療を可能にする方法です。
歯科治療恐怖症は”医源病”

永山医師の原点
永山医師は語ります。
「歯科治療恐怖症は、ある意味“医源病”なんです。医療側が気づかないうちに患者さんへ痛みや恐怖を与え、それがトラウマとして残る。だから、その恐怖を解くのも医療側の責任です。」
医源病とは、医療行為に起因して生じる身体的または心理的な問題を指す言葉です。歯科治療恐怖症の背景には、痛みを伴う治療体験、歯科医師の不適切な言動、無理解な対応などが影響していることが多くあります。
永山医師は、患者が歯科治療を受けられなくなった理由を責めるのではなく、恐怖の背景に寄り添う姿勢を徹底しています。
「治療が怖いのは当たり前です。過去の経験が心に深く刻まれているだけ。あなたが悪いわけではありません。」
こうしたメッセージが、長年歯科から離れていた患者の背中を大きく押しています。
■歯科治療恐怖症でも“眠っている間に治療”が可能に
静脈内鎮静法は、点滴から鎮静薬をゆっくり投与し、心身を深く落ち着かせる医療技術です。当院で行っている方法は、“熟睡状態に近い深い鎮静”を得られるため、治療中の痛み・恐怖心・不快感をほとんど感じません。治療中の記憶が残らず、「気づいたら終わっていた」と話す患者も多くいます。
鎮静からの覚醒もスムーズで、治療後はゆっくり目が覚め、30分ほど院内のリカバリールームでお休みいただいたのちにご帰宅できます。身体への負担を抑えながら、恐怖心の強い患者でも安心して治療を受けられるのが特徴です。

さらに、当院の静脈内鎮静法は歯科麻酔医が担当します。血圧・脈拍・酸素飽和度などをリアルタイムでモニタリングし、万全の安全管理体制で行います。医療に不安がある患者にとっても、安心できる環境が整っています。
この深い鎮静状態を活用することで、1回あたり2〜3時間という長い治療枠を確保でき、歯科治療恐怖症や嘔吐反射が強い方でも複数の虫歯・根管治療・歯周処置などをまとめて行う“集中治療”が実現できます。
■ 保険診療ではできない理由——制度上の制限
多くの患者が疑問を持ちます。「なぜ保険診療ではまとめて治療してくれないのか?」
その答えは明確で、保険診療には“できること”が細かく決められているからです。
保険制度では、次のような制限があります。
・1回で治療できる歯の本数の制限 ・使用できる材料の制限 ・長時間の治療枠が確保できない ・多くの工程を同日にまとめて行うことがルール上できない
つまり、保険診療は「最小限の治療を部分的に積み重ねること」が前提であり、重度虫歯や多数歯虫歯のように広範囲の治療を必要とするケースには構造的に向いていないのです。
一方、自費診療であるザ・ホワイトデンタルクリニックでは、時間・治療内容・材料などの制限がないため、患者にとって最適な順番と量で治療を設計できます。その結果、短期間で集中的にお口全体を治す治療が可能になります。
■ 集中治療(多数歯を1回でまとめて治す)のメリット
集中治療には、多くの臨床的・心理的メリットがあります。
● 1. 通院回数が減り、治療中断リスクが大幅に減る
恐怖心を抱える患者にとって、次回の予約が近づくたびに不安が強まり、行けなくなることがよくあります。集中治療では、1回の診療でできるだけ多くの処置を進めるため、通院回数そのものが少なくなり、中断リスクが減少します。
● 2. 口腔内全体を一体として整えられるため、噛み合わせや見た目の仕上がりが安定
歯は1本だけで噛むわけではなく、全体のバランスで機能します。多数歯治療をまとめて行うことで、噛み合わせ・見た目・歯並びを一貫した方針で整えることができます。
● 3. 前歯の仮歯で即日見た目を回復
前歯に虫歯が多い場合、見た目を気にして人前に出られないと相談する患者も多いですが、集中治療では初回から仮歯を装着して外見を整えることができます。社会復帰の不安が大幅に軽減されます。
● 4. 炎症と虫歯の拡大をまとめて止められる
虫歯・歯周病は連鎖的に広がる性質があります。悪い場所を一部だけ治しても、別の悪い個所が残っていれば再発しやすくなります。同日治療により、炎症源を一度に除去できるため、治療後の再発リスクを抑えられます。
● 5. 患者の「治したい」という気持ちが冷めないうちに進められる
意を決して歯医者に来ても、保険診療では少しずつしか進みません。治療が終わる前に気持ちが折れるケースもあります。集中治療は、患者の決意が強いタイミングで一気に進められるため、治療成功率が高くなります。
■デジタル技術で”負担の少ない治療”を実現

ザ・ホワイトデンタルクリニックでは、恐怖心が強い患者でも安心して治療に進めるように、治療工程そのものの負担を減らす取り組みも行っています。
その一つが、口腔内スキャナーの導入です。従来の粘土のような材料を使った歯型取りは、「気持ち悪い」「吐きそうになる」「苦しくて耐えられない」という声が多く、歯科恐怖症を抱える患者にとって大きなハードルでした。口腔内スキャナーは、小型カメラで口腔内をなぞるだけで精密な3Dデータを取得できるため、歯型取りの不快感がゼロ。わずか数分で負担なく型採りが完了します。
取得した3Dデータは、院内および技工所のデジタルシステムと連携し、ジルコニアセラミックの精密な製作につながります。従来のアナログ工程よりも誤差が少なく、噛み合わせの精度や仕上がりの美しさが安定しやすいことも大きなメリットです。
「辛い型取りがないだけで、治療のハードルが大きく下がった」と喜ぶ患者も多く、静脈内鎮静法と組み合わせることで、さらにストレスの少ない治療環境が整っています。
■ 「恥ずかしい」と思わなくていい——永山医師のポリシー
重度虫歯の患者の多くは、「こんな歯を見せたら怒られるのでは」「恥ずかしい」と感じています。しかし永山医師は必ずこう伝えます。
「よく来てくれました。恥ずかしがる必要はありません。治療すれば必ず良くなります。」
歯の状態を責めるのではなく、“いま何ができるか”に集中する姿勢が、多くの患者に安心感を与えています。
■ 院長は57万人登録の歯科医師YouTuber
永山医師は、チャンネル登録者数57万人、総再生回数5.4億回の歯科医師YouTuberとしても広く知られています。歯科治療への恐怖・痛み・誤解をやわらげる動画を数多く発信し、「永山先生の動画で初めて歯医者に行けた」という声が全国から寄せられています。
永山医師がYouTubeで発信を続ける理由は、医療における“情報の非対称性”を少しでも解消し、患者が正しい知識を得られる環境をつくるためです。歯科治療を知らないことから生まれる恐怖をなくし、安心して治療へ向かえるようにすることを使命としています。
自身のYouTubeチャンネルでは、歯科恐怖症への向き合い方、重度虫歯治療の流れ、歯石除去、審美歯科などをテーマに、「正しい情報で人を安心させる」ことを目的とした動画を多数公開しています。
このチャンネルは、「怖くて歯医者に行けない」という人の背中をそっと押す役割を果たし、多くの視聴者が第一歩を踏み出すきっかけとなっています。
永山医師はこう語ります。
「怖さの正体は“知らないこと”。治療の仕組みを知れば、人は恐怖を乗り越えられます。」
コメント欄には、「初めて歯医者に行けました」 「永山先生の動画を見て、怖くなくなりました」 「ずっと悩んでいたけれど、予約を入れました」 といったメッセージが数多く寄せられています。
さらに、InstagramやTikTokなどSNSでも積極的に情報発信を行い、虫歯に関する誤解、治療の流れ、痛みに配慮した治療法など、患者が不安に感じやすいポイントを丁寧に解説しています。
「まず知ることが、恐怖を軽くする第一歩」——これが永山医師がメディア活動で大切にしているポリシーです。
■ 悩んでいる方こそ、気軽に相談してほしい
永山医師は、長年歯科に行けず悩み続けてきた患者に向けて、いつも強い思いを込めて語りかけています。
「本当に困っている方こそ、気軽に来てほしいんです。相談だけでも構いません。治す方法はいくらでもあります。」
この言葉の背景には、永山医師が診療現場で見てきた数えきれない患者の姿があります。歯を見せるのが怖い、怒られるのが怖い、治療の痛みが怖い——そんな思いを胸に抱え、何年、何十年も歯科に行けずに悩んできた方々がいます。
治療を進める中で、彼らは少しずつ恐怖を手放し、笑顔を取り戻し、最後には「もっと早く来れば良かった」と話すことも多くあります。その姿を何度も見届けてきたからこそ、永山医師の言葉には確かな実感と熱が込められています。
「歯の状態がどれほど悪くても、治療を始めれば必ず前に進めます。あなたは悪くありません。怖さがあっただけなんです。」
重度虫歯や多数歯虫歯を抱える患者の中には、生活そのものに困難が生じている方も少なくありません。
食事がうまく噛めない、人前で話せない、笑えない、口元を隠す癖がつく、自信をなくす、対人関係に支障が出る——歯の問題は生活の質(QOL)に直結します。
その一方で、「状態が悪すぎて見せられない」「怒られるのが嫌だ」「笑われるのではないか」と不安が積み重なり、さらに治療から遠ざかってしまうという悪循環に陥る人も多くいます。
永山医師は、そのような患者へ繰り返し伝えています。
「あなたはひとりではありません。どんな状態でも大丈夫。治療を始めれば必ず良い方向に進みます。」
同院では、治療前に必ず時間をかけたカウンセリングを行います。患者の不安・恐怖・恥ずかしさを丁寧に受け止め、どのような治療方法が可能か、どのように恐怖心を減らしていけるかを一緒に確認します。無理に治療を迫ることはせず、まずは“怖さを話していい場所”であることを大切にしています。
なかには、カウンセリングの場でこれまで抱えてきた思いがあふれ、涙を流す患者もいます。それほどまでに、歯科治療への恐怖や恥ずかしさは深く根付いているのです。
「怖いまま来て大丈夫です。泣いてもいい。今のままのあなたで来てください。」
このメッセージは、ザ・ホワイトデンタルクリニックが掲げる“恐怖からの解放”という理念を象徴する言葉でもあります。歯医者に行きたいのに行けない。その苦しさを抱えた患者のための、安全で安心できる居場所であること。それが当院の使命です。
■ クリニック概要
名称:ザ・ホワイトデンタルクリニック(医療法人社団千美会)
治療内容:静脈内鎮静法を併用した集中治療(自費診療)
対応治療:重度虫歯/多数歯虫歯/歯科治療恐怖症/審美治療/輪郭形成
クリニック所在地:新宿・池袋・品川・横浜・船橋・名古屋・大阪・福岡
提携院:広島(福山市)・岡山・盛岡
■ 予約・お問い合わせ
電話:0800-814-3647(通話無料)
診療時間:10:00〜19:00(土日祝診療)

■ 永山 幸(ながやま・ゆき)医師プロフィール
医療法人社団千美会
ザ・ホワイトデンタルクリニック院長
鶴見大学歯学部卒業 鶴見大学附属病院勤務を経て、審美歯科・補綴分野で25年以上の経験
鶴見大学歯学部口腔顎顔面インプラント科非常勤講師
所属学会:日本補綴学会、日本口腔インプラント学会、日本加齢学会
YouTubeチャンネル登録者数57万人以上/累計再生回数5.4億回
■ 編集後記
“眠っている間に治す”静脈内鎮静法は、単なる技術ではなく、「歯医者が怖い」という人生の悩みに寄り添う医療でもあります。長年抱えてきた不安や恥ずかしさを手放し、安心して治療に向かえる選択肢がある——その事実を知るだけでも、救われる人は多いはずです。
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