限られた介護スタッフできめ細かな見守りを実現するスティック型「ハイスピード離床センサー」と体圧分散式「多機能介護マットレス」
7月発売に先立ちグローバル電子が【CareTEX2020】に初出展
スティック型「ハイスピード離床センサー」
ハイスピード離床センサーは、従来の離床検知マットや端座位センサーの接触時の違和感や故障などの問題を解決し、現状設備に簡単に導入したいという現場ニーズに応え、容易に設置と移動ができるスティック型形状を採用した、これまでにはないコンセプトの製品です。性能面では、同社グループが開発製造している省エネ用の次世代人検知センサーの技術を活用し、独自のアルゴリズムで高速検知を実現しました。高価な赤外線カメラやプライバシー上の懸念があるカメラを利用せずに、床上(ベッド上)と足元(ベッドサイド)を2つのセンサーでセンシングし、臥位、座位、端座位、離床、不在に加え、転倒、転落などの危険な状態を素早く検出し、介護者に必要な情報を通知することが可能です。
体圧分散式「多機能介護マットレス」
多機能介護マットレスは、褥瘡(床ずれ)対策にも用いられているプロファイル加工タイプ※1の体圧分散マットレスに、当社グループが製造販売している血行促進マッサージ器「リラフィール®」と、乳幼児用体動センサーとして多くの保育施設に導入されている「シエスタBeBe®」を成人用にカスタマイズした体動センサーを内蔵した製品です。利用者の圧迫されやすい身体部位の血行の促進やQOLの改善、介護者の方の負担を軽減すると同時に心拍や呼吸数もチェックすることができます。
専用「見守りアプリ」
同シリーズは、センサーからの情報をPCやスマートフォンなどでリアルタイムにモニタリングできる専用の「見守りアプリ」も用意しており、離床センサーからの離床状況と体動センサーからの心拍と呼吸数を離れた場所からの見守ることができます。また、日立システムズ「福祉の森」見守りシステムとの連携も可能です。
「CareTEX2020」では、それぞれの製品をベッド上で作動させ、その性能を来場者に体感していただけます。ハイスピード離床センサーと多機能介護マットレスについては、介護用ベッドで長年の実績を有するフランスベッド株式会社との共同開発を進めており、さらなる改善を行った上で7月に発売する予定です。加えて、本年度内には、同社の得意分野である室内での人検知技術を用いたトイレ在室センサーなどと連動させ、より広範囲で利用者の安全を見守ることのできるナーシングガードシリーズの完成を目指しています。
※1 マットレスの表面を波型に凸凹加工を施したもの。凸面で体圧分散、凹面で通気を促します
■ 展示会概要
名称 :CareTEX2020 第3回 見守りシステム東京
会期 :2020年2月12日(水)~14日(金)9:30~17:00 (受付開始 9:00)
会場 :東京ビッグサイト 南展示棟
小間番号 :17-42
詳細について https://www.gec-tokyo.co.jp/Z4L
■グローバル電子グループについて https://www.global-electronics.info/
グローバル電子グループは、海外製電子部品やシステムの販売をコアビジネスに、アナログ応用製品、センサー製品などの自社製品の企画・開発・製造を行っております。2005年からは医療機器の企画・開発・製造から販売も開始。金属加工など新たな分野に進出しており、お客様に高い付加価値サービスをご提供できる“電子機器総合企業”として社会に貢献します。
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「福祉の森」は株式会社日立システムズの登録商標です。
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