共に老いる中で「死」をどう考えるか 〜ケアを受ける人も担う人も〜
10月17日から全6回のオンライン公開講座シリーズがスタート
笹川保健財団(東京都港区、会長 喜多悦子)は、2024年10月17日(木)より、「共に老いる中で『死』をどう考えるか 〜ケアを受ける人も担う人も〜」と題して、6回シリーズのオンライン公開講座を開催いたします。
本講座では、人文社会系死生学や、生命倫理の第一線で活躍する専門家などを講師に迎え、終末期の患者、その家族、さらにケアを提供する方々に焦点を当て、心理的・倫理的・社会的な観点から多角的に考察します。シリーズを通じて、日本人の死生観に対する理解を深め、より良いケアの形を模索します。
笹川保健財団はこれまでにも、医療従事者、特に在宅および訪問看護に従事する看護師が直面する課題を取り上げた公開講座を多数開催してまいりました。今回の講座も、各分野の専門家による分かりやすい解説を通じて、医療従事者に限らず、学生や在宅で家族を介護されている方々など、広く一般の方々にもご参加いただける内容となっております。各回ごとの参加も可能です。みなさまのご参加をお待ちしております。
【開催概要】
日時 |
全6回、全回木曜日18時~19時開催 2024年10月17日、10月24日、11月 7日、11月14日、12月12日、12月19日 |
場所 |
オンライン(事前登録制、Zoomウェビナー形式) |
対象 |
どなたでも(特に看護師、在宅・訪問看護師、看護学生、医師、介護関係者など) |
主催 |
公益財団法人 笹川保健財団 |
助成 |
公益財団法人 日本財団 |
スケジュール |
●10月17日(木) 「死ぬまでと死んだ後のケアまでひとつながりに~地域包括ケアが目指すべき コミュニティの理念を考える」橳島次郎氏(生命倫理政策研究会共同代表) ●10月24日(木) 「エンドオブライフ・ケアについて考える」 会田薫子氏 (東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター特任教授)
「長寿時代の臨床死生学~老化の知見を医療の意思決定に活かす」会田薫子氏 ●11月14日(木)テーマ後日公開 髙橋愛海氏 (Sasakawa看護フェロー、ハーバード医科大学院生命倫理学修士) ●12月12日(木) 「人生最終段階への医療者(と家族、周りの者)の関わり方 〜生命の終結につながる行為をどこまで認めてよいか、海外の動向から考える」 橳島次郎氏 ●12月19日(木) 「人生100年時代の「老い」の中の生と死」 森下直貴氏(浜松医科大学名誉教授) |
詳細・ 参加登録 |
講師プロフィールなど詳細および参加登録は当財団ウェブサイトより |
【取材について】
取材を希望される方は、以下のURLよりお申込みください。
(講座の参加登録は別途上記財団ウェブサイトよりご登録ください。)
https://forms.gle/cVsdLR3tGHZJ3FzH6
【笹川保健財団について】
世界からハンセン病を根絶しようという目標を掲げ、日本財団創始者・笹川良一(1899-1995)と、日本におけるハンセン病化学療法開発の父・石館守三(1901-1996)によって1974 年に設立されました。設立以降、ハンセン病対策事業を中心に、寄生虫症対策、HIV/エイズ対策などの保健向上、チェルノブイリ原発事故後の医療協力、国際保健分野における人材育成やホスピス緩和ケア向上のための活動にも力を注いできました。
現在は、ハンセン病対策、地域保健の推進を活動の柱に据え、「すべての人々に、よりよき健康と尊厳を~Better Health and Dignity for All」の活動理念のもと、国内外で様々な活動に取り組んでいます。
【本講座に関する問い合わせ先】
TEL:03-6229-5377/080-4654-6499(担当:田中)
E-mail:community_health@shf.or.jp
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- 福祉・介護・リハビリ
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