ゾクゾクッ・・・！トリハダモノの展示で「こわい」を体感しよう！特別展「こ・わ・い・モノ」開催。

野外民族博物館リトルワールド(愛知県犬山市今井成沢90-48　所長:前田　修一)では、2021年3月6日(土)から7月11日(日)まで、特別展｢こ･わ･い･モノ｣を開催いたします。

今回の特別展では、私たちが｢こわい｣と思う感情はどこからやってくるのか、体感ブースや展示を通して考えることができます。

2021年春　特別展｢こ･わ･い･モノ｣概要
■期間　2021年3月6日(土)～7月11日(日)
■場所　野外民族博物館リトルワールド　本館1F特別展示場
■料金　無料　※リトルワールド入館料別途
■内容　

｢こわい｣という感情はどんなモノ・コトに対して生まれるものなのか、世界各国の民族資料を通してひも解いていきます。こわいと思う反面、興味本位で覗いてみたくなる好奇心を刺激するような仕掛けを用意し、大人だけではなく子どもたちにも楽しみながら学ぶことができます。

展示のスタートは高さ約3.3mのネパールの仏像が｢こわいモノ｣の世界へ誘います。さらに、｢こわい｣と感じさせるような資料展示に加え、音や光など五感で｢こわい｣を体感できるブース、たくさんの仮面が並ぶブースなど、｢こわい｣を存分に体感していただけます。そして、世界各地の人々がどのようにその感情を乗り越えようとしてきたのかということに注目した展示を行い、｢こわい｣という感情に向き合うきっかけになるような流れの展示内容です。

■展示物例

• 女悪魔の仮面(ボリビア)

カーニバルに登場する女悪魔を表した仮面。

• 仮面(ザンビア)

ルラレ人の仮面。髪の毛の材料はサイザル麻の繊維を用いている。

• つぼ(パプアニューギニア)  

乾燥させたサゴヤシ澱粉の保存用。装飾に精霊の姿が表されている。

• 呪医像(コンゴ民主共和国)

呪医を象った彫像。身体に刺さった鉄片は、妖術や邪術に対抗するための防御の意味がある。