オフィス移転に伴って発生する原状回復工事、過剰請求が頻出する箇所ランキング発表　2020年4月〜9月度　1位は「タイルカーペット」

オージェント合同会社（本社：東京都港区、代表：矢吹 泰正、以下：オージェント）は、オフィスの原状回復工事(※)で過剰請求が多発した工事箇所の2020年4月〜9月度ランキングを発表します。新型コロナウイルスの影響でテレワークが推奨され、オフィス移転や縮小が増加していますが、解約日までにオフィスを賃貸借契約書に書かれた状態に戻す「原状回復工事」の費用を過剰請求されるケースが多発しています。オフィスのあり方が見直される今、オージェントは、原状回復工事の実情の啓発のため、今回の独自調査を発表することにいたしました。

オフィス移転は事業拡大・縮小問わず、企業の大きな「節目」です。その際の経営者や総務担当者の業務は多岐にわたり、原状回復だけに時間とお金を取られてしまっては、次の新たなステップにスムーズに進むことができません。お客様が本来力を注ぐべき事業に集中できるよう、オージェントは「オフィス移転になくてはならない専門家」として、今後も啓発活動の継続とサービスを拡充してまいります。
 

• オフィスの原状回復工事における過剰請求頻出ランキング（当社調べ）

1位　タイルカーペット

タイルカーペット

2位　天井塗装

天井塗装

3位　壁紙貼替

壁紙貼替

4位　鍵交換

鍵交換

5位　産業廃棄物処理費

産業廃棄物処理費

調査期間：2020年4月〜9月
調査概要：当社が期間中に査定した原状回復工事見積書約90枚より、過剰請求（賃貸借契約書に定められている工事義務範囲を超える部分の請求）が見られた工事箇所の出現頻度をランキングにしています。
 

• 原状回復適正化コンサルタントから今回のランキングについてのコメント

オージェント合同会社　代表　矢吹 泰正

頻出している項目ほど、工事費用を過剰に請求されている可能性があります。つまり、原状回復工事費用を削減できる可能性が高いです。現在のオフィスに入居する際、新たに壁を施工していませんでしたか？　タイルカーペットのない面積までもが工事対象とされていないか見積もりを確認してみてください。また、入居の時に敷いていたものとは違うものを施行しようケースが稀にありますので、工事業者様に確認してみてください。
 

• ※　原状回復の実情

原状回復工事はビルが指定する業者で施工し、費用は入居者が負担することになります。その指定業者は入居時に交わした賃貸借契約書上で決められているため、入居者が安価な業者を探して個別に発注することは受け入れられません。

工事費の見積もりは言うまでもなく解約申請をした後に提示されますが、業者の中には、原状回復の費用を高く見積もってくるケースや、退去日直近にようやく提示してきたにも関わらず「原状回復工事の発注が遅れると、明渡し遅延損害金が発生する」とプレッシャーをかけてくるケースもあります。オフィスの解約申請は通常6ヶ月前に出さなければならず、そして、その6ヶ月以内に工事も完了させなければいけないルールとなっています。入居者は、専門用語で書かれた見積もりや書類を前に、退去までの残りわずかな期間で、その請求額や工事内容が適正かどうかの判断をしなければなりません。
 

• 原状回復適正化コンサルティング「テキセイ」について（ URL：https://tekisei.co.jp/ ）

＜２つの提供サービス＞
(1)テキセイ診断
〔費用〕無料
〔内容〕ビル指定業者からの見積書がテキセイな価格かどうかを診断いたします。
〔利用方法〕HP（ https://tekisei.co.jp/contact.html ）または電話[phone]）からお問い合わせください。

(2)テキセイ協議サポート
〔費用〕完全成功報酬
〔内容〕原状回復工事費用を適正価格にするサポートを行います。テキセイ診断によって負担する必要のない原状回復工事をビル側とテキセイ協議をして本来負担すべき範囲まで協議しサポート致します。
 

• オージェント合同会社について

会社名　：オージェント合同会社
代表者　：矢吹 泰正
URL　　：https://www.ogent.jp/
設　立　：2017年11月14日
所在地　：東京都港区高輪4-23-6 ハイホーム高輪708
事業内容：原状回復適正化・原状回復コンサルティング