“ 国内初 ”環境IoTデータと気象予報データを融合した新防災サービスの提供を開始

SAAFホールディングス株式会社

当社グループであるITbookテクノロジー株式会社(本社:東京港区、代表取締役 菊田志向)と、NTTデータグループの株式会社ハレックス(本社:東京都品川区、代表取締役 藤岡浩之)は、2020年8月よりITbookテクノロジーの環境センシングサービス「みまわり伝書鳩」に、ハレックスが提供する気象システム「HalexDream!」の気象予報データを融合し、新たな防災IoTサービスを提供いたします。
「みまわり伝書鳩」は、建築・土木・農業の現場でリアルタイムに環境情報(風速、雨量、暑さ指数など)を提供し、既に全国各地の作業現場で安全管理のために実用化されています。

近年、台風などによる大雨被害が各地で頻発し政府・行政主導での水害対策が急務となっていることを背景に、国内初となる「みまわり伝書鳩」に防災向けとして気象予報の機能を追加することになりました。この新たな防災IoTサービスにより、日本全国の河川やため池の水位を監視し氾濫を予測することで、地域住民の安全と防災に貢献いたします。

 

  • サービス内容
「みまわり伝書鳩」は設置地点の現在の環境情報をクラウド経由でリアルタイムに確認することができます。災害対策には「今どうする」と「この後どう動く」の2つ判断が必要になります。新サービスでは現在のデータと今後の予報(温度、雨量、風速、流域雨量指数、土壌雨量指数)を融合することで、この先取るべき現場レベルの意思決定を強力に支援します。

各種気象予報データは「みまわり伝書鳩」の計測データと連動しグラフ表示することで、視覚的にイメージを持つことができます。また、設定した予報レベル(注意、警戒、危険)にあわせたメール配信機能や、ため池の排水ポンプ稼働情報と連携し、気象予報だけでは実現できなかった、水位の今後の傾向や下流域への排水情報の提供も可能にしています。

これらの新防災IoTサービスを地方自治体や地域住民へ提供することにより、災害予測情報に基づく避難指示や避難誘導に役立てることが可能になります。
 

 

 

 

 

 

  • 今後について
今後、両社は連携して、高い需要のある河川監視(年間500セット)、ため池監視(同100セット)を日本全国に展開し、防災IoTサービス事業として今後5年間で約30億円の売上を計画しています。
また、新たなビジネス領域として、全国の学校等の教育現場向けに「IoT型デジタル百葉箱」を提供するなど、革新的なソリューションを開発してまいります。

 
  • ITbookテクノロジー株式会社について
ITbookテクノロジー株式会社は、東京証券取引所マザーズ上場のITbookホールディングス株式会社(本社:東京港区、代表取締役 恩田 饒)のITサービス子会社として2020年2月に設立されました。システム開発を中心としたシステムソリューションや「みまわり伝書鳩」などのIoTソリューション、組込みソリューションを提供し、社会インフラシステムや環境ビジネスに注力しています。
ITbookテクノロジーの詳細は、(https://www.itbook-tec.co.jp/)をご覧ください。

 
  • 株式会社ハレックスについて
株式会社ハレックスは、様々な気象情報ソリューションを提供しています。オリジナル気象システム「HalexDream!」では、気象庁から発表される実況観測データ・数値予報データ等を取り込み、「1km毎の情報管理」「実況補正」「指定パラメータは緯度経度のみ」などの付加価値を追加して、リアルタイムに各種気象情報を提供します。
株式会社ハレックスの詳細は、(https://www.halex.co.jp/)をご覧ください。

 
  • 商標について
・「みまわり伝書鳩」はITbookテクノロジー株式会社の商品です。
・「Halex Dream!」は株式会社ハレックスの登録商標です。




 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.saaf-hd.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都江東区豊洲3丁目2番24号 豊洲フォレシア9F
電話番号
03-6770-9970
代表者名
前 俊守
上場
東証グロース
資本金
19億900万円
設立
2018年10月