VR用揺動装置「Lumbus-DK2」を39万円(税・送料込)から販売開始
球面体を転がすことによって,起き上がりこぼしのように少ない力で積載物を揺動可能なこれまでにない新しいタイプのVR用揺動装置を提供致します(モーションベース,日本国特許第6788303号,国際特許出願中)。
- 従来よりも半分の力で倍の力を呈示
また,回転運動だけに比べてより前庭感覚や体性感覚が刺激されますので,映像と組み合わせることにより,2軸だけでもピッチ(前後回転)/サージ(前後並進)/微小ヒーブ(上下並進),ロール(左右回転)/スウェイ(左右並進)/ヨー(遠心)といった幅広い表現が可能となります。
- 伸縮駆動による高精度な揺動性能
本装置は可動ベース(座席部分)および設置ベース(土台)を2本の電動シリンダで連結・伸縮によってピッチおよびロール方向への転がり運動による揺動を実現しています。伸縮駆動部が座席とともに転がり運動し,駆動部先端が土台部分に回転可能に結合されることにより,多少のすべりや遊びが生じますが高精度な揺動を実現することができます(誤差1度以内)。
- 本格シートの取付に対応
- 揺動制御ソフトウェアと開発キット
Lumbus制御用の常駐ソフトウェア(for Windows10)において指定アドレス・指定ポートを設定しておき,シミュレータ側からUDPでピッチ・ロール値を送信するだけで揺動制御可能です。このため,本揺動装置はSimToolsと連携させることでモーションプラットフォームに対応した既存ソフトウェアを楽しむことができます。
UE4やUnity用のプラグインやサンプルプログラム等をまとめたソフトウェア開発キットは本ウェブサイトより順次ダウンロード可能にしていく予定です。また,ピッチ・ロール・ヨー・サージ・スウェイ・ヒーブの6軸成分をピッチとロールに配分する疑似6軸制御や,微小振動をブーストさせるといった機能は順次対応予定です。
- スペック表
最大揺動角度:±13 ° / ±18 ° / ±22 ° / ±26° (2軸共)
搭乗人員:1名
最大搭乗重量:100kg
揺動角速度:±26°: 34.8°/s~ ±13°: 36.8°/s程度
最大揺動加速度:±1G程度
定格消費電力:156W
装置重量:±13°:44.1kg~±26°:45.7kg
入力電圧:AC88-132V/AC176-267V(切り替え式)※海外使用可
PCとの接続方法:USB1.0 x1本(本体付属)
制御ソフト対応OS:Windows10
他ソフトとの連携:SimTools/Unity/UE4/VS2019/MATLAB等のUDP通信方式
対応シートレール:Playseat シートスライダー/STRASSE シートレール
カラー:レッド/スカイブルー/若草半透明
本体サイズ(幅×奥行):フットレスト無し(740×740mm)/フットレスト取付時(740×915mm)
基本セット内容:モーションベース本体(ACコード・USBケーブル)+フットレスト+シートレール取付用プレート ※シートレール・サイドステー・シートは付属しません
オプション(順次対応予定): 推奨シート(シートレール付)セット/ドライビングシミュレータ用拡張フレームセット/フライトシミュレータ用拡張フレームセット/シートベルトセット
- 販売価格(税・送料込)
±13°:390,000円,±18°:540,000円,±22°:660,000円,±26°:780,000円
弊社ECサイト(https://movere.co.jp/ec/)よりご注文を受付いたします。
- 株式会社Movereについて
株式会社Movere(モヴェーレ)は,広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻知的制御システム研究室VRグループによって研究開発されたVR空間内を低コストかつ高臨場に移動するためのVR用歩行装置CrusおよびVR用揺動装置Lumbus等の各種VR機器を製造販売する広島市立大学発第1号ベンチャー企業です。
https://movere.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- パソコン・周辺機器電子部品・半導体・電気機器
- ダウンロード