『海洋白書2020』 刊行のお知らせ

 笹川平和財団海洋政策研究所は、2020年4月18日に『海洋白書2020』を刊行します。『海洋白書』は、海洋に関する国内外の一年間の出来事や動向を幅広く横断的にまとめた報告書です。わが国の海洋の諸問題への取り組みに資することを目指し、海洋政策研究所が2004年より毎年刊行してきました。2018年には、英語版の『White Paper on the Oceans and Ocean Policy in Japan』を刊行しました。それ以降は、英語版をあわせて刊行しています。

 17冊目となる今回は、「2020年東京大会から海のレガシーを」と題して、海洋に関連したセーリング、サーフィン、トライアスロン等の競技を通じて見えてくる水質、海岸浸食、漂着ごみ等の様々な海の問題について、巻頭インタビュー、コラム、図解を通して、ご紹介しています。第1部の海洋をめぐる取組みでは、産業、環境保全、教育・人材育成、ガバナンス、防災の5つのテーマに分け、それぞれ昨今の国内外の最新の動向をわかりやすく掲載しています。第2部の日本の動き、世界の動きでは、2019年の国内外の海洋の動きを振り返り、日誌形式でまとめています。第3部は、第1部・2部の資料集となります。

 海は人類共通の財産です。美しく豊かな海を次の世代に継承していくためには、たくさんの方々の協力が必要です。『海洋白書2020』が、海洋に対する関心を喚起し、海に携わる多くの方々にとっても示唆が得られるものとなり、様々な活動の一助となれば幸いです。ぜひお手にとってご一読ください。​

 

 

(目次)
【巻頭特集 2020年東京大会から海のレガシーを】
    インタビュー① 東京2020大会を通じた海のレガシー
     スポーツ庁長官 鈴木大地
    インタビュー② 東京大会を持続社会のショーウィンドウに
     (株)三菱総合研究所理事長、東京オリンピック・パラリンピック
     競技大会組織委員会街づくり・持続可能性委員会委員長
     小宮山宏
【第1部  海洋をめぐる取組み】
    第1章 海洋産業の新たな展開
        第1節 海洋と気候変動
        第2節 海洋生物多様性の保全
        第3節 海洋プラスチックごみゼロを目指して
        第4節 北極における科学研究の推進
        第5節 美しい富山湾クラブの挑戦
    第2章 海洋環境の保全
        第1節 海と女性活躍―SDG14とSDG5―
        第2節 BBNJ と能力構築
        第3節 海洋教育の新たな展開
    第3章 海洋教育と海洋人材の育成
        第1節 わが国をとりまく情勢
        第2節 太平洋島嶼国のガバナンス
        第3節 海洋情報一元化に向けて
    第4章 海洋のガバナンス・海洋情報
        第1節 沿岸防災とブルーエコノミー
        第2節 東海・東南海・南海地震・津波への対策
        第3節 海洋レジャーの現状と海上安全
【第2部 日本の動き、世界の動き】
【第3部参考資料・データ】

発行日:2020年4月18日 初版発行
出版社:(株)成山堂書店(TEL:03-3357-5861)
定価:本体2,200円(税別)/ISBN978-4-425-53167-7
※全国の書店などでお求めいただけます。

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