世界初!研究者と家族が参加した国際サイエンスフォーラム「Japan XR Science Forum 2020 in US Midwest」

仮想現実空間におけるノーベル生理学・医学賞受賞者のメッセージ放映とアバターによる贈呈式が行われました

株式会社メディプロデュース

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Japan XR Science Forum 2020 in US Midwest
は、海外で活躍する日本人研究者とその家族の交流と支援、医療や生命科学を含む様々な分野の融合を目的とし、世界における我が国の科学技術の存在感の向上を目指して開催された国際フォーラムです。仮想空間に設置された会場では、海外日本人研究者による研究発表、異分野間の共同研究に向けた交流、各種アワードのアバターによる贈呈式、留学にまつわる情報提供や、親子科学教室が行われ、日米だけでなくヨーロッパ、アジアなど世界13か国から、400の家族参加を含む1,117名の来場があり、会場は賑わいを見せました。

                                      (開会式や閉会式、展示などを行ったVRChat会場の様子)

                                  (在シカゴ日本国総領事 岡田健一氏によるアバターでのご挨拶)

冒頭では、在シカゴ日本国総領事館 岡田総領事による3Dアバターを使用しての開会の挨拶が行われました。閉会式では、ノーベル生理学・医学賞受賞者の大隅良典氏 (2016年受賞)や、Torsten Wiesel氏 (1981年受賞)によるビデオメッセージも上映されました。大隅氏からは「現在、コロナウィルスの問題で世界中が内向きになっているが、若い人たちにはどんどん海外に出て、直に異文化に触れて欲しい。一度しかない人生、チャレンジしてみようという精神が重要である一方で、セーフティネットも必要であり、海外の研究者、そしてその家族を支援するUJAやケイロン・イニシアチブのような活動が、益々活発になって欲しい。」とメッセージをいただきました。

              (2016年ノーベル 生理学・医学賞受賞者 大隅良典氏によるVR空間上でのビデオメッセージ上映)
     

         (1981年ノーベル 生理学・医学賞受賞者のTorsten Wiesel氏によるVR空間上でのビデオメッセージ上映)

なお、今回はVRChat、Mozilla Hubs、Zoom、YouTube Liveの四つのツールを組み合わせることで、世界のどこにいても学会に参加し楽しめる設計がなされており、大会運営は東京、シカゴ、ストラスブールなど世界の複数地点を同期して実施致しました。また、コロナ禍において、VR会場でしかなし得なかったアバターによる参加者同士の交流も行われました。

                                       (メイン会場内で参加者が交流し、展示をみている様子)

            (研究者家族の留学を支援する助成金制度Cheiron-GIFTSの贈呈式でトロフィーが授与される様子)

贈呈式が行われた研究者留学支援イニシアチブ (Cheiron-GIFTS) ではプレゼンターとして文部科学省トビタテ!留学JAPANの西川朋子氏 (個人として参加) より、採択者にアバターを介したトロフィーの授与が行われ、「細胞 X 最新研究」「免疫・アレルギー X 皮膚」「異分野交流 X 留学後のキャリア」「異分野融合 X HFSP」「留学のすゝめ X Japan XR Science Forum」と多様なテーマで行われたシンポジウムの優秀プレゼンターも表彰されました。西川氏からは、「世界中の研究者の家族から切実な応募をいただいた。選考は非常に難しいものだったが、最終的に採択に至った提案はどれも未来に繋がる素晴らしいものだった。」とコメントがなされました。

 

さらに会場内には、3Dモデルの人体模型が展示されました。参加者のアバターが近づくと、人体模型の中から脳、心臓、腸がクローズアップされ、それぞれを3Dで見て説明を読むことができる仕組みとなっていました。

 

                                            (VR 空間内に展示された3Dモデルの人体模型)

                                       (クローズアップされた脳、心臓、腸とそれぞれの説明)

来場者からは、「世界中から集まった参加者が様々な垣根を越えて同じ空間に集まることができ、存在感と臨場感を同時に味わえた。」「アバター同士のコミュニケーションがとても新鮮で、普段はとても気軽に話しかけることのできない方にも思い切って挨拶できた。」「様々な空間を行ったり来たりすることができ、新しい時代の学会の形を感じることができた。特にアバターを介した実況中継・副音声解説が斬新だった」などの声が聞かれました。

                                            (閉会式終了後のメイン会場参加者による記念写真撮影)

                                   学会の内容については以下のプレスリリースをご確認ください。
                               https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000057512.html

        「Japan XR Science Forum 2020 in US Midwesthttps://www.japanxr-science-forum.org


主催:一般社団法人/米国NPO法人海外日本人研究者ネットワーク (UJA)、NPO法人ケイロン・イニシアチブ
共催:ノースウェスタン大学日本人研究者の会 (NUJRA)、Eureka Science School、日本医療研究開発機構 (AMED)
後援:在シカゴ日本国総領事館、アメリカ大使館、科学技術振興機構 (JST)
XR Partner:VR法人HIKKY
協力:MPUF (Microsoft Project Users Forum) 、株式会社メディプロデュース、一般社団法人ASG-Keio、免疫アレルギー疾患研究10か年戦略次世代タスクフォースENGAGE、東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター、慶應義塾大学殿町タウンキャンパス、慶應義塾大学医学部体育会ヨット部、国立科学博物館
協賛:インディアナ日本人会、大鵬イノベーションズ合同会社、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社、レオファーマ株式会社
連携団体:ミシガン金曜会、UC-Tomorrow、Indy-Tomorrow
連絡先:info@japanxr-science-forum.org

団体名 :一般社団法人/米国NPO法人 海外日本人研究者ネットワーク
所在地 :〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143番地 
代表者 :佐々木敦朗、足立剛也
URL  :https://www.uja-info.org/
連絡先   :info@uja-info.org

海外日本人研究者ネットワーク(UJAについて
UJAは、海外で活躍する日本人研究者6000人のネットワークのもと、「信頼の見える化によって研究者のWellbeingを育み、すべての日本人研究者が安心して、国際的に活躍するサイエンスの未来を創る」のVisionに向かい、以下3つのミッションを遂行しています。
1:留学を考える人へ情報・支援を提供する窓口の整備
2:日本・国際舞台において活躍し続けるための相互支援とキャリアパスの透明化
3:教育・科学技術行政機関との情報交換および連携

団体名 :NPO法人 ケイロン・イニシアチブ
所在地 :〒153-0041 東京都目黒区駒場1丁目44番地14号 
代表者 :足立春那、貝沼圭吾
URL  :https://www.cheiron.jp
連絡先   :info@cheiron.jp

ケイロン・イニシアチブについて
ケイロン・イニシアチブは、研究者と家族、サイエンスと社会を繋ぐことを目指し、以下のような「研究者と家族」の支援を通じて、産官学「民」連携による科学とイノベーションの推進に貢献します。
1:新しい国に挑戦する研究者と家族が直面する様々な問題に対して、実体験に基づく解決策を紹介する
2:フェローシップ、研究費では賄い切れない家族のライフをサポートし、研究者の家族自身が応募できる助成金制度
3:教育やキャリア推進など家族に関連する既存の取り組み、民間の奨学金や企業のサポートなど研究者に対する既存の取り組み、それらの仲介及び連携

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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア PORTAL POINT Ebisu #B5
電話番号
03-6456-4017
代表者名
奥野敦史
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2005年08月