【新型コロナ・速報レポート】SNS相談から見えた 子どもたちのこころのケア 8つのキーワード

〜第2波、3波に備えるために、医学博士に寄せられた子どもたちの声〜

新型コロナウイルスの感染が広がるなか、休校やステイホームなど急な生活の変化に子どもたちの心にも戸惑いや不安が起きはじめています。
文部科学省「SNS等を活用した相談体制の在り方に関する調査研究」運営員でもある医学博士・宮川 路子(みやかわ みちこ)法政大学教授が、SNSを活用した心理カウンセリングから見えてきた課題を、速報レポート。
保護者、校長先生、養護員、スクールカウンセラーに向け『第2波、第3波対策8つのキーワード』として予備知識を提案しています。

 

 

 

左)宮川 路子(みやかわ みちこ)法政大学教授  右)熊本市教育委員会が開設した『ほっとらいん』左)宮川 路子(みやかわ みちこ)法政大学教授  右)熊本市教育委員会が開設した『ほっとらいん』


SNSを活用した子ども相談の背景
 熊本市教育委員会は、2018年から定期的に中高生を対象にSNSを活用した心のケア相談『ほっとらいん』を開設している。『ほっとらいん』は、子どもたちからの相談に、医師や心理カウンセラーのほか、研修を受けた大学生らが相談に応じたり、同じ悩みを持つ子どもたち同士が意見を交わす仕組みとなっています。2019年は2週間で254件の相談が寄せられ、2020年4月20日から始まった『熊本市臨時休校 心のケア相談 ほっとらいん』では、熊本市の小中高、特別支援学校児童生徒約6万2千人を対象に約2600人が利用登録。宮川医師は、心理カウンセラーの立場で『ほっとらいん』に携わりました。
『ほっとらいん』以外でも、医師としてさまざまな相談に応じている宮川医師は、「新型コロナ禍において、子どもたちの相談にも変化が現れています。休校中の4月、5月はもちろんのこと、学校が徐々に開始された6月、7月にも多くの相談が寄せられています」と、述べています。そこで、後の臨時休校発生時に備え学校や保護者がどのような予備知識を持って子どもたちの心と体のケアをしたらよいか、レポートをまとめました

子どもも大人も「コロナうつ」
 休校が解除されると、学校に行きたいくないと訴える子どもたちが徐々に増えてきました。その理由には、これまで子どもの心に潜んでいた精神的な問題が、休校により顕在化したことがあるようです。さらに生活不安を抱えている家庭もあり、親の精神的、肉体的、経済的な負担増加、それによるストレスが大きく影を落とし、子どもたちの心にも不安が広がっています。今回のSNS相談では保護者からの相談もあり、親のストレスを解消することは子どもを守ることにつながると宮川医師は提唱しています。

気軽に、いつでも、相談しやすい『SNS相談』
 昨今、子どもたちからは「電話だと誰かに聞かれるのが心配」「話すことが苦手でもSNSならできる」など、電話よりもSNSでの相談が増え、SNSが子どもたちにとって身近な相談ツールであることがうかがえます。エースチャイルド(株)提供の『優先救済型SNS相談システム』の導入により、子どもたちから多くの相談が寄せられ、不安な心の状態が見えてくるようになりました。
宮川医師は、「SNS相談は、子どもたちが家庭から誰にも知られることなく外の人に助けを求めることができる非常に有用な命綱」であると、その重要性に一定の効果を見いだしています。

保護者、学校関係者に向けて『第波、第波対策8つのキーワード』
 子どもの不調、とくに“こころの不調に気付く”ことは、親でもむずかしいことがしばしばあり、宮川医師は子どものストレスのサインとその対処法を8つ提案しています。

 
各キーワードについての詳しい説明はレポートに掲載されています。担任や校長先生、スクールカウンセラーなどが共同で保護者と連携をとりながら、子どもたちのサインに対応することが求められているようです。
「2波、3波が来るのも時間の問題かと思われます。そのときに、子どもたちの心がどのような影響を受けるのか、そしてそれにどう対応したらよいのかということを今から考えて、準備しておく必要があります」と述べています。

宮川医師の新型コロナ速報レポート『第波、第波対策8つのキーワード』
レポートの請求フォームはこちらから(無料)
▼一般社団法人コミュニケーションワーカー支援機構
https://comuwa.or.jp/#murepo

プロフィール
宮川 路子(みやかわみちこ)
法政大学教授 医学博士
下北沢西口クリニック院長
慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程予防医学系専攻単位取得退学
日本産業衛生学会認定専門医・指導医、会医学系専門医・指導医
日本医師会認定産業医
ストックホルム大学ストレス研究所客員研究員(2007年~2008年)
カロリンスカ研究所客員研究員(2018年~2019年)
文部科学省「SNS等を活用した相談体制の在り方に関する調査研究」運営委員
NPO法人再チャレンジ東京顧問

<受賞歴>
平成27年度 緑十字賞(労働衛生)
平成29年度 建築物環境衛生管理会長賞
<著書>
こころの「超」整理法 (共著2012年 中央経済社)
https://www.biz-book.jp/

3人の子の母親として特に子どもの治療に力を注いでいる。治療においては、子どもの栄養指導とともに母親のこころと身体のケアを重視している。

問い合わせ

熊本市臨時休校 心のケア相談「ほっとらいん」SNS相談の運営について
熊本市教育委員会事務局 学校教育部 総合支援課
TEL : 096-328-2743
e-mail : sougoushien@city.kumamoto.lg.jp

優先救済型SNS相談システムに関することについて
エースチャイルド株式会社
e-mail : info@as-child.com

SNS相談のカウンセリング&レポートに関するお問い合わせについて
一般社団法人コミュニケーションワーカー支援機構
e-mail : comuwa001@comuwa.or.jp
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