名古屋・有松で古民家から小商いを支援する「レンタルスペース・レンタルキッチン」への改修を目的としたクラウドファンディングへの支援受付を開始
レンタルキッチン・レンタルスペースのmoss Arimatsu（モス・アリマツ）2024年春にオープン予定
moss Arimatsuの利用イメージ
名古屋・有松絞りの産地で挑戦できるレンタル キッチン・スペースをつくりたい！
■プロジェクト概要
本事業は、伝統的工芸品「有松鳴海絞」の産地で知られる有松で、明治時代に建設された古民家を改修し、レンタルキッチン・レンタルスペースとして運用するものです。重要伝統的建造物群保存地区の認定や日本遺産に選定された歴史的なまち並みや伝統的工芸品の産地として来訪者と地域住民が共存する有松エリアでは、コロナ禍を経て来訪者や地域活動が再び盛んになりつつあります。
ありまつ家守は、アリマツーケット等の地域振興イベントの企画運営やまちづくりワークショップの実施を始め、小商いや地域活動などの挑戦を支援して参りました。当施設の運営を通じて、有松の歴史や文化を伝えることで、地域の魅力を発信し、地域コミュニティの活性化を目的としています。
当施設は、かつて住宅（離れ）であったが長年使用されておらず、破損や劣化が進行しており、今回、令和5年度地域商業機能複合化推進補助金を活用し、破損の激しい部分の減築と躯体の修繕を計画しています。しかし、減額調整を繰り返すも、当初より建設費用が高額となったことから、今回、目標金額500万円のクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。
改修前の当施設の様子
年間3回おこなうアリマツーケットには年間1万人程度の来場者が訪れる
■支援金の使い道
集めた支援金は、新築で建て直すのではなく、既存の建物を活かして改築するため高額となる建設・整備費用の補填に充てる予定です。リターンについては、別途弊社の予算から計上することを考えています。
想定建設費：総額 約3500万円
├建物解体費：270万円
├基礎工事・木工事費等：1600万円
├揚方・瓦屋根工事費：530万円
├左官・内装・電気工事費等：900万円
└庭の整備費：270万円
※目標額を上回った支援金については、さらなる修繕費用に活用されます。
計画中の改修イメージ（筧設計事務所提供）
メインビジュアル（イラスト 奥村ちひ）
■リターン一覧はこちら
https://camp-fire.jp/projects/view/714395
※都合により、リンク先が表示されない場合がございます。予めご了承ください。
5,000円から500,000円まで複数選択することができる支援のリターンには、本施設で利用できる金券、有松絞りのランチョンマット、オリジナルのイラストのプリント手ぬぐい、当施設の1日利用券、特別な有松案内などのほか、個人・法人名を名板に記名する権利などがあります。
■施設概要
所在地：愛知県名古屋市有松928
アクセス：
有松駅より徒歩で約5分（名鉄名古屋駅から約20分）
有松ICより車で約10分
スペースについて：
キッチン（約10平米）
設備：IHコンロ2口、電子レンジ・オーブンレンジ、コールドテーブル、製氷機、冷凍ストッカーほか
スペース（約25平米）
設備：テーブル、イス、プロジェクター、マイク＋スピーカー、ゲスト用Wi-fiほか
●有松について
名古屋市緑区の南側に位置し、2016年に重要伝統的建造物群保存地区に認定、2019年に日本遺産に認定される。江戸時代から続く伝統的工芸品「有松鳴海絞」の産地として知られ、今日まで続く産業・まち並み・祭りなどの伝統行事が魅力です。
毎年6月に開催される有松絞りまつりでは約8万人の来訪者を誇る一方で、近年は一極集中するイベントへの依存、少子高齢化に伴う絞り産業の空洞化、生活と産業と観光の線引等の課題が指摘されています。
●アリマツーケットについて
合同会社ありまつ中心家守会社が中心に、有松天満社一帯でおこなう、ものづくり文化にふれるマルシェイベント「アリマツーケット」を2020年から年3回〈3月、6月、11月〉に渡って開催してきました。コロナ禍では中止・開催延期もありましたが、2023年は各回30店舗以上の出店者を楽しみに、4,000人を超える来場者が訪れます。
●合同会社ありまつ中心家守会社について
合同会社ありまつ中心家守会社は、まちの空洞化に関する課題を遊休資源の利活用と場づくりで解決し、なりわいとにぎわいを育むまちづくりのお手伝いをおこないます。
会社名：合同会社ありまつ中心家守会社
設立：2018年8月
共同代表：浅野 翔、武馬淑恵、山上正晃
所在地：愛知県名古屋市有松1060冨田ビル205号室
〈本リリースに関するお問い合わせ〉
担当：合同会社ありまつ中心家守会社 浅野
Email：info@armt.jp
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