M&Aマッチングプラットフォーム「MARR MATCHING(マールマッチング)」開設のお知らせ

株式会社レコフデータ

2020年10月1日 09時00分

レコフデータは、1985年以降のM&Aデータベースを構築しています。これをもとに1995年1月に創刊した日本で唯一のM&A専門月刊誌「MARR(マール)」は、皆様のご愛顧に支えられ、本年を持ちまして26周年を迎えました。この度、中小企業の事業承継支援を行うべく、10月1日付で「M&Aマッチングプラットフォーム」の運営を開始しましたのでお知らいたします。（https://www.marr-match.jp/）

■MARR MATCHINGロゴ

「マールマッチング」を開設する背景

日本企業のM&A件数は、2019年に4088件と初めて4000件を超え、過去最多を記録しました。昨今のコーポレートガバナンス改革などを背景に日本企業の構造改革への圧力は強く、国内では事業ポートフォリオ組み替えの買収、売却が進展し、海外へ成長を求めるM&Aやイノベーション創出に向けたベンチャー投資も活発化しています。加えて、後継者問題を抱える中小企業では事業承継の手法としてM&Aが有効活用されるようになりました。これに伴いM&A市場が拡大し、当事者は上場企業から未上場企業へ、大企業から中堅・中小企業へと広がっています。経済産業省・中小企業庁は2019年12月、M&Aで10年間・60万者の第三者承継を目指し、「第三者承継支援総合パッケージ」を発表しました。これは、従来の親族内承継や従業員への承継から「第三者承継(M&A)」に軸を移した画期的な政策転換といえます。
そこで、レコフデータは、「マール」における公共性・中立性、信頼性のもと、M&A市場における役割の一つとして、これまで培ってきた様々なネットワーク、グループのノウハウを生かして中小企業の事業承継支援を行うべく、「M&Aマッチングプラットフォーム」の運営を開始することにいたしました。
レコフデータは中小企業の事業承継問題の解決だけでなく、成長戦略としてのM&A活用に貢献していきます。

「マールマッチング」のご利用について

マールマッチングは、売り手は法人企業または事業主、買い手は法人企業のみが登録できるサイトです。買い手は法人企業のみのご利用ですので、売り手は安心してご利用いただけます。登録するためには一定の審査がございます。売り手は譲渡案件登録、買い手はニーズ登録および企業情報登録が必須です。登録された案件は、匿名の状態で掲載され、オンライン上で秘密保持契約を締結した後に実名が開示される流れとなります。