10年ぶりの強い勢力のラニーニャ現象で「冷え」が加速 平熱1℃違いで免疫力が大幅に低下!厳冬の免疫力は「ビタミンD」で決まる

~今すぐ作れる管理栄養士考案 免疫UPの「D活」レシピもご紹介~

雪国まいたけPR事務局

新型コロナウイルスが本格化して初めての冬を迎える今冬。世界気象機関は(WMO)ラニーニャ現象が10年ぶりに強い勢力に発達するとの見通しを示し、今冬は世界規模で異常気象に警戒するよう呼びかけました。
 

https://www.maitake.co.jp/special/sukiyaki/
 

  • コロナ禍の中、10年ぶりの「ラニーニャ現象」発達で“寒い冬”に・・・

​気象庁によると、ラニーニャ現象が発生すると日本付近では、冬季は西高東低の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向があります。前回発生したのは2017年秋から2018年春にかけてであり、今回の発生は約3年ぶりです。

※出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino3.html)「ラニーニャ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム」を加工して作成

  • この冬の「ラニーニャ冷え」はキケン!

川嶋 朗 先生川嶋 朗 先生

気温が下がると身体も冷えやすくなりますが、ラニーニャ現象による厳冬が予想される中、より一層気温が下がる今冬に起こりうる「ラニーニャ冷え」には注意が必要です。(川嶋 朗 先生)

■キケンな理由①

《気温が下がると新型コロナやインフルエンザなど“冬のウイルス”が活性化》
一般的に、気温が下がることで、新型コロナウイルスやインフルエンザなどを代表する“冬のウイルス”は活性化するため、これらのウイルスへの感染リスクは上がります。ウイルスは温度が低く、乾燥した環境を好みます。気温や湿度が低下すると、ウイルスの浮遊が活発になり、生存期間伸びるので、感染が広がりやすくなる可能性があります。

■キケンな理由②
《体温が1℃下がると免疫力は大幅に低下!「低温動物化」が進行》

成人の平熱は36度~37度と言われていますが、昨今は平熱が35度台という低体温の人が増加。実は、体温は1℃下がると免疫力が大幅に低下します。本来、年齢を増すごとに基礎代謝が下がるにもかかわらず、近年は年齢が若い人の方が冷えを訴えているという結果もあります。冷たい飲み物やエアコンの利用などで「気温に合わせて熱を逃がす・作る」という身体の機能が衰えたことや、歩く行為が減ったため筋肉量が少ない方が増え、さらにストレス耐性や身体機能の低下が進み、「低温動物化」の傾向にあるのです。

■キケンな理由③
《コロナ禍で巣ごもりの影響による運動不足・筋力低下がさらに冷えを加速》

冷えの要因として、①筋肉量の減少、②身体の熱を多く作れない、③血流が悪くなり熱を運べない、などが挙げられます。筋肉は身体を温める役割をしていますが、新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続く中、寒い冬は一層活動量が減るため、運動不足により筋力が低下、冷えを起こしやすくなるという悪循環となります。
 

  • この冬は、ビタミンDを積極的に摂取する「D活」が効果的

D活が良い理由① 厳冬の日照時間減少による身体への影響を解消

夏に比べ、厳冬は日照時間が減り、それにより日光紫外線照射による体内生成に依存しているビタミンDの摂取量も減少してしまう。1日8.5μgのビタミンDを食事で摂取することで日照不足により欠乏するビタミンDを補うことができる。


D活が良い理由② 運動不足
ビタミンDが不足すると骨はもちろん、筋力や身体機能の低下にも関わることがわかっている。巣ごもりで運動不足が続く中、ビタミンDを摂取することで筋肉を維持することができる。

D活が良い理由③ 感染症予防に必要な免疫力アップに効果的
ビタミンDには、免疫機能を調節する働きがあり、体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進。感染症の発症・悪化の予防にも効果が認められている。

 

■「新型コロナウイルス重症患者の80%以上がビタミンD欠乏症だった」という論文も…
スペインの研究チームが、ビタミンDと新型コロナウイルスの関係性を調査したところ、新型コロナウイルス罹患者の80%以上がビタミンD欠乏症であることが明らかになりました。

【出典】https://www.endocrine.org/news-and-advocacy/news-room/2020/study-finds-over-80-percent-of-covid19-patients-have-vitamin-d-deficiency

 

  • ビタミンD含有量がダントツ!D活オススメ食材「まいたけ」

冬場は日照時間が少ないだけでなく、感染症対策として免疫力を維持することが必要です。そのために食事で毎日ビタミンDを摂取することがオススメ。家庭で良く食べられる食材と比較しても、特にビタミンDの摂取に効果的な食材が「きのこ類」です。調理も手軽な上に、冷凍保存も可能な万能食材ですが、主要きのこ類の中で最も多くのビタミンDを含むもの、それが「まいたけ」です。

また、「まいたけ」にはビタミンDの他にも嬉しい成分がいっぱい。β-グルカンは、腸にある免疫細胞に働きかけるため免疫力UPにも。また、α-グルカンは、インフルエンザウイルスを抑制する働きもあります。

 

川嶋 朗 先生川嶋 朗 先生

監修:川嶋 朗先生 ※取材調整可能
医師/医学博士 東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 教授。一般財団法人東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門担当。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。東京女子医科大学大学院医学研究科修了。
2003~2014年東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長。2014年4月より現職。一財東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門担当。著書に「冷え克服法」「冷え取り美人」「体を温めて健康になる100の法則」など多数。
 

  • 免疫力アップ!即マネできる「D活スープ」レシピ

便利な“ストックまいたけ”を準備しておくと、いつでも手軽にD活できる!

「まいたけカップスープ」【材料(2人分)】

・まいたけ:60g ・市販カップスープ:お好みの量
【作り方】
① 加熱後保存のストックまいたけを作っておく。
② 市販のカップスープに規定量より1割減らした湯を入れ、かき混ぜて粉を溶かす。
③ ②に①を入れて完成。
★ポイント★
ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取することで効果が高まります。仕上げにオリーブオイルやゴマ油を一滴加えてもOK!

 

「まいたけポタージュスープ」【材料(2人分)】
・まいたけ:60g  ・牛乳:300g   ・バター:10g   
・コンソメ:10g     ・塩:適量     ・黒コショウ:適量
【作り方】
① 鍋にバターを入れ弱火にかけ、まいたけを入れて炒める。
② ①と牛乳をミキサーにかける。
③ ②を鍋に戻し弱火にかけ、コンソメ、塩で味を整える。
④ 器に盛り付け、仕上げにブラックペッパーを散らす。
★ポイント★
牛乳には脂肪分、バターには油分が入っているため、ビタミンDの吸収率を上げることができます。
 

「鶏手羽とまいたけの塩麹スープ」【材料(2人分)】
・まいたけ:80g  ・手羽元6本または手羽中10本  
・キャベツ:160g ・玉ねぎ:60g ・パプリカ:40g
・塩麹:20g ・和風出汁:360cc
・オリーブオイル:10g ・リンゴ酢:20g  ・水:200cc
【作り方】
① 手羽に塩麹を刷り込み1時間程度置き、キャベツとパプリカは3㎝程度に切る。
② 鍋に手羽とリンゴ酢、水を入れ弱火に15分程かける。(水分がなくなりそうだったら水を足す)
③ 別鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎ、キャベツ、まいたけをさっと炒める。
④ ②③を合わせ出汁を加えて、具材に完全に火を通す。
⑤ 仕上げにパプリカを入れて2分程加熱し、盛り付けて完成。
★ポイント★
骨付きの手羽をリンゴ酢で煮立てることで、酸に溶けやすいカルシウムを外に出し、ビタミンDと一緒に摂取することでカルシウムの吸収もサポート!
 

赤石 定典先生赤石 定典先生

監修:赤石 定典先生 ※取材調整可能
東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部係長 管理栄養士
1991年華学園栄養専門学校卒業後、東京慈恵会医科大学附属病院栄養部入職。栄養管理のプロフェッショナルとして栄養に関する研究を行い、入院患者の献立作成や患者と直接対話して栄養管理の指導、アドバイスなどを行っている。売上20万部以上を突破している大ヒット本『その調理、9割の栄養捨ててます!』を始め、数々の栄養、健康本のプロジェクトリーダーも勤める。
※取材は電話・メールにてご対応いただけます

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水産・農林業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー29階
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