「日本郵政 ゴールボール応援プロジェクト」総括企画 東京2020パラリンピックで大活躍したゴールボール日本代表選手とプロジェクトアンバサダーの下野紘&内田真礼がトークセッション!
“支えてくれた人への想い”や“ゴールボールへの想い”を届けます! 2021年11月2日(火)からYouTube「日本郵政グループ 企業広告」チャンネルにて配信
日本郵政株式会社(以下「日本郵政」)は、視覚障がいの方の競技であり“音”を中心に状況判断して戦う「ゴールボール」の魅力を、“音”で表現するプロである声優の下野紘さん・内田真礼さんにアンバサダーとして伝えていただく「日本郵政 ゴールボール応援プロジェクト」を2020年11月20日から開始しています。
今回、本プロジェクトの総括として、東京2020パラリンピックを終えたゴールボール日本代表選手とアンバサダーの下野さん・内田さんによるトークセッションを行いました。
対談コンテンツは2021年11月2日(火)12時からYouTubeの「日本郵政グループ 企業広告」チャンネル(https://youtube.com/playlist?list=PLXyPnXrjAPPwjNggrfeXScNyuEdtNZxo5)にて公開されております。
◇ゴールボール日本代表のパラリンピック結果について
男子日本代表(2021年6月現在 世界ランク10位)はパラリンピック初出場。リオ2016大会金メダルのリトアニアなど強豪を倒して予選リーグを1位で突破し、決勝トーナメント進出。最終的に初出場ながら見事5位となり、世界のライバルを驚かせました。
女子日本代表(2021年6月現在 世界ランク5位)は5大会連続5度目のパラリンピック出場。大会金メダルのトルコに準決勝で敗れたものの、3位決定戦を制して、銅メダルを獲得しました。ロンドン2012大会(金メダル)以来のメダル獲得となり、次のパリ2024大会で更なる躍進が期待されます。
■ゴールボール日本代表選手×プロジェクトアンバサダーによるトークセッション
「日本郵政 ゴールボール応援プロジェクト」の総括として、選手の想いをみなさんにお届けすべく、アンバサダーの下野紘さん・内田真礼さんが、東京2020パラリンピックに出場した日本代表選手へインタビューをしました。
「下野紘×宮食行次選手・萩原紀佳選手 トーク編」 一部抜粋。
宮食選手は東京2020パラリンピックにおいて代名詞のバウンドボールで屈強な世界の強豪相手に得点を重ねました。
萩原選手はチーム最年少の20歳。正確なショットで大会2位の25得点を挙げ、今後のブレイクが期待されています。
──共生社会について、今伝えたい想い。
下野さん:ご自身と同じ病気をお持ちの方や障がいをお持ちの方に、伝えたい想いはありますか?
宮食選手:僕は、先天的な障がいではなく、途中から視覚障がいになりました。「障がいを受け入れたらいいんじゃないか」などよく言われますが、受け入れることはとても難しいです。僕はこう考えていて、「出来ないこともあるけど出来ることもある」。その辺りをうまく折り合いをつけながら自分の中でしっかり整理をして、出来ることを一生懸命にやっていれば、絶対いつかはチャンスがくるので。後は、それを掴むだけだと思います。これは、障がいあるなしに関係ないと感じるので、そういった姿勢で挑戦していくのが大切になると思います。
萩原選手:私は生まれつき視覚障がいを持っていて、晴眼者の視力を知らないんですけど、その中でも出来ることはもちろんあります。怖がらずにどんどん行動していったら道が開けてくると思います。私もゴールボールをプレーしていなかったら、ここまで来れなかったので、本当に諦めなくて良かったと思っています。だからこそ、怖がらずに行動していただけたら嬉しいですね。
「内田真礼×欠端瑛子選手・佐野優人選手 トーク編」 一部抜粋。
欠端選手は、ボールの中の鈴の音をなるべく出さない「回転投げ」でたくさんのゴールを決め、銅メダル獲得に大きく貢献されました。佐野選手は、堅い守備と、相手の守備の間を突くショットで男子代表の快進撃を支えました。
――支えてくれた方へ、今伝えたい想い。
内田さん:日本郵政 ゴールボール応援プロジェクトのテーマに「想いを伝える」ことがあります。今回のパラリンピック出場にあたって、自分を支えてくれた周りの方への想いを教えてください。
欠端選手:本当に沢山の方々に支えてもらってゴールボールをやらせてもらっているのですが、一番伝えたいのは家族に対する感謝の気持ちです。今回のパラリンピックでもメールでメッセージをもらいました。励ましのエールや姪っ子の写真などで元気をもらい、母からは、飼っている犬の動画を毎日送ってもらっていました。その動画で試合後に癒されていました。今までも好きなようにやらせてもらっていたので、感謝の気持ちをいつまでも伝えたいです。
佐野選手:僕も同じで家族に感謝しています。中学3年生のときに目の病気で野球を続けることが出来なくなってしまいました。とても悔しかったのですが、親も僕以上に責任を感じて落ち込んだ時期がありました。でも、家族全員が支えてくれて新しい目標のゴールボールに出会えました。このスポーツで恩返しがしたいと思っていて、東京2020パラリンピックは一番の大きな目標だったので「恩返しの場」と強い想いで挑みました。結果は、メダル獲得できなかったので個人的には残念ではありましたが、想像していた以上に家族や周りの方々に「感動したよ」という声をいただけて嬉しかったです。
■トークセッションを終えた感想
下野紘さん
トークセッションを通じて、お二人はずっといろんなことにチャレンジしてきたからこそ今があることを知りました。チャレンジする気持ちは、障がいのあるなしに関係なく、「自分がどう思うか」という心の問題でもあることに気付けました。怖いことや苦手なことから逃げずに挑戦することで新しい扉が開けてくる。今回、ゴールボールのアンバサダーをやらせてもらって、そういう気付きを改めて感じることができました。僕たちも音のプロとして、一つ一つの目標に向かって少しずつでも挑戦し続けたいと思いました。
内田真礼さん
東京2020パラリンピックでゴールボールの試合を観ていて、すごく学んだことがありました。
コロナ禍という難しい状況下で、負けずにチームワークを高め、技を磨き続けた姿は本当に感動しました。(前回の対談時に)ボールを持たせていただいた時に感じた、「見えないものへの想像力」あの感覚が忘れられません。トークセッションを通じて、ゴールボールとの出会いが「自分を成長させてくれた」という選手の想いを強く感じました。今後もゴールボール代表選手の活躍をたくさん見たいですし、3年後のパラリンピックで活躍している姿を期待しながら、これからも応援していきます。
【経緯】
日本郵政は、2019年3月に日本ゴールボール協会とのオフィシャルパートナー契約を締結しました。以降、日本ゴールボール協会が運営する大会等に社員ボランティアを派遣するなど、日本ゴールボール協会が行う活動を積極的にサポートしております。
全国でのゴールボール体験機会の提供やSNSでの情報発信など、ゴールボールの普及・発展にも努めており、ゴールボールの更なる認知向上と、共生社会への理解促進を目的に、「日本郵政 ゴールボール応援プロジェクト」を発足しました。
【プロジェクト全体概要】
このプロジェクトは、“音”で表現するプロである「声優」が“音”の熱き戦い「ゴールボール」の魅力を発信し、選手のみなさんを応援する企画です。これまでに選手を主人公にしたサウンドドラマやゴールボール徹底攻略ガイドなどをお届けしました。
そして、はがきで募集したゴールボール選手への応援メッセージをアンバサダーお二人の声で声援にしてお届けしました。「想いを伝える」という郵便や手紙の原点に立ち返って、みなさんからの応援の想いを、パラリンピックを目前に控えた選手にお届けしました。
【これまでに公開しているコンテンツ紹介】
■GOAL BALL徹底攻略ガイド
パラリンピックの正式競技・ゴールボールの基本的なルールや応援の仕方など、たくさんの魅力をアンバサダーの下野さんと内田さんが楽しく解説しています。
https://www.youtube.com/watch?v=2mLQLCtkWVA にて公開中。
■オリジナルサウンドドラマ
・明日へのゴール -背中を押してくれた言葉-
ゴールボール男子日本代表の宮食行次選手をモデルにしたオリジナルストーリーを、下野紘さんが主人公役として演じました。 https://www.youtube.com/watch?v=Ez4fg6yOgeQ にて公開中。
・言葉の魔法 -もう無理って言わない-
ゴールボール女子日本代表の欠端瑛子選手をモデルにしたオリジナルストーリーを、内田真礼さんが主人公役として演じました。 https://www.youtube.com/watch?v=8GtejquuOx0 にて公開中。
■「ゴールボール日本代表選手」と「声優」との、“音”をめぐるスペシャル対談
下野さんと宮食選手、内田さんと欠端選手が、それぞれ“音のプロ”としての共通点や、「想いを伝える」ことなどについて語り合いました。
宮食選手×下野さん:https://www.japanpost.jp/goalball_project/interview-sm/index.html
欠端選手×内田さん:https://www.japanpost.jp/goalball_project/interview-uk/index.html
■「選手への応援メッセージをはがきで送ろう!」キャンペーン
ゴールボール選手やゴールボール日本代表に向けた応援メッセージを募集。
はがきに応援メッセージやイラストを記入していただき、集まったメッセージの一部を下野紘さん・内田真礼さんに読み上げていただく企画。沢山のご応募・メッセージありがとうございました。
頂いたメッセージは全て選手にお届けし、一部は後述のメッセージボイスとしてもお届けしました。
■ゴールボール選手への応援メッセージボイス
キャンペーンで集まったゴールボール選手へのメッセージの一部を、下野紘さん・内田真礼さんに声を吹き込んでいただき、応援メッセージボイスとして選手へお届けしました。
ゴールボール選手への応援メッセージボイス Part 1
https://www.youtube.com/watch?v=QEbh_QwbUQo&t=91s
ゴールボール選手への応援メッセージボイス Part 2
https://www.youtube.com/watch?v=YZNp47eHAp0
ゴールボール選手への応援メッセージボイス Part 3
https://www.youtube.com/watch?v=IhjzJyGqHI0
【プロジェクトを通した想い】
今回、郵便や手紙の原点である「想いを伝える」というテーマを軸に、選手のエピソードや想い、競技の特性など、ゴールボールの知られざる魅力を、たくさんの方々にお届けすべくプロジェクトを実施してきました。また、本プロジェクトが「共生社会」について、誰もが活躍できる社会になるにはどんなことが必要かを多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。
日本郵政グループはこれまでも、点字郵便やくぼみ入りはがき、点字入りキャッシュカードなど、視覚障がいの方にもご利用いただきやすいようなサービスの提供に努めてきました。これからも日本郵政は、誰にとっても暮らしやすい社会のために、地域を支える存在であり続けます。
【出演者プロフィール】
4月21日生まれ 東京都出身
主な出演は、「うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ」来栖翔役、「進撃の巨人シリーズ」コニー・スプリンガー役、「鬼滅の刃」我妻善逸役などであり、数多くの人気キャラクターを演じてきた。
声優活動の他、歌手、番組MC、ナレーションを務めるなど幅広く活動中。2021年でデビュー20周年。
12月27日生まれ 東京都出身
主な出演は、「中二病でも恋がしたい!」小鳥遊六花役、「ご注文はうさぎですか?」シャロ(桐間紗路)役、「約束のネバーランド」ノーマン役など。
Webラジオでのパーソナリティや番組MCも務める。また、2019年元旦には日本武道館でワンマンライブを開催するなど、歌手としても活躍中。
ゴールボール男子日本代表。1995年生まれ 大阪府出身
小学校、中学校では野球部、高校ではソフトボール部に所属していたが、進行性の網膜色素変性症により視力の低下が進んだため、高校卒業後は盲学校に進学。
2017年に、日本ゴールボール協会が主催した人材発掘プロジェクトで、ゴールボールに出会う。
22歳から本格的にゴールボールを始め、競技歴わずか3年あまりであるものの、東京2020パラリンピックでは得意のバウンドボールなどで13得点を挙げた。東京2020パラリンピックでの得点数は佐野選手と並んでチームトップ。
ゴールボール男子日本代表。2000年生まれ 埼玉県出身
野球に打ち込んでいたが、中学3年時に視神経の病気を発症し徐々に視力を失う。
競技歴4年ながらすべてのポジションをこなす安定した守備などが評価された。東京2020パラリンピックでは、13得点を挙げ、チーム最年少ながら宮食選手と並び得点数チームトップ。
特にこの1・2年で急成長を遂げ、日本代表の中心メンバーの一人となった。
ゴールボール女子日本代表。1993年生まれ 神奈川県出身
高校2年のときに、友人に誘われてゴールボールを始め、大学在学中に出場した2012年ロンドンパラリンピックでは金メダルを獲得。(パラリンピック団体競技では日本代表初の金メダル)
父は、元プロ野球・横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の投手・欠端光則氏。東京2020パラリンピックでは、3位決定戦のブラジル戦で3得点など銅メダル獲得に貢献。
ゴールボール女子日本代表。2001年生まれ 埼玉県出身
女子の代表内定メンバーで最年少の20歳。網膜芽細胞腫で右目は見えず、左目は文字が少し読めるほどの視力。2017年に競技を始め、攻撃の選手として頭角を現す。
相手が反応しにくい「音があまり鳴らない速いボール」が得意。チームの課題であった攻撃面での貢献を期待され、2021年4月に東京2020パラリンピック代表が内定。本大会では女子日本チーム合計33得点のうち、25得点を決めた。トルコのエースに次ぐ大会2位の得点数である。欠端選手のバウンドボールと荻原選手のグラウンダーショットのコンビネーションで世界の強豪を相手に得点を重ねた。
対談コンテンツは2021年11月2日(火)12時からYouTubeの「日本郵政グループ 企業広告」チャンネル(https://youtube.com/playlist?list=PLXyPnXrjAPPwjNggrfeXScNyuEdtNZxo5)にて公開されております。
◇ゴールボール日本代表のパラリンピック結果について
男子日本代表(2021年6月現在 世界ランク10位)はパラリンピック初出場。リオ2016大会金メダルのリトアニアなど強豪を倒して予選リーグを1位で突破し、決勝トーナメント進出。最終的に初出場ながら見事5位となり、世界のライバルを驚かせました。
女子日本代表(2021年6月現在 世界ランク5位)は5大会連続5度目のパラリンピック出場。大会金メダルのトルコに準決勝で敗れたものの、3位決定戦を制して、銅メダルを獲得しました。ロンドン2012大会(金メダル)以来のメダル獲得となり、次のパリ2024大会で更なる躍進が期待されます。
■ゴールボール日本代表選手×プロジェクトアンバサダーによるトークセッション
「日本郵政 ゴールボール応援プロジェクト」の総括として、選手の想いをみなさんにお届けすべく、アンバサダーの下野紘さん・内田真礼さんが、東京2020パラリンピックに出場した日本代表選手へインタビューをしました。
「下野紘×宮食行次選手・萩原紀佳選手 トーク編」 一部抜粋。
宮食選手は東京2020パラリンピックにおいて代名詞のバウンドボールで屈強な世界の強豪相手に得点を重ねました。
萩原選手はチーム最年少の20歳。正確なショットで大会2位の25得点を挙げ、今後のブレイクが期待されています。
──共生社会について、今伝えたい想い。
下野さん:ご自身と同じ病気をお持ちの方や障がいをお持ちの方に、伝えたい想いはありますか?
宮食選手:僕は、先天的な障がいではなく、途中から視覚障がいになりました。「障がいを受け入れたらいいんじゃないか」などよく言われますが、受け入れることはとても難しいです。僕はこう考えていて、「出来ないこともあるけど出来ることもある」。その辺りをうまく折り合いをつけながら自分の中でしっかり整理をして、出来ることを一生懸命にやっていれば、絶対いつかはチャンスがくるので。後は、それを掴むだけだと思います。これは、障がいあるなしに関係ないと感じるので、そういった姿勢で挑戦していくのが大切になると思います。
萩原選手:私は生まれつき視覚障がいを持っていて、晴眼者の視力を知らないんですけど、その中でも出来ることはもちろんあります。怖がらずにどんどん行動していったら道が開けてくると思います。私もゴールボールをプレーしていなかったら、ここまで来れなかったので、本当に諦めなくて良かったと思っています。だからこそ、怖がらずに行動していただけたら嬉しいですね。
「内田真礼×欠端瑛子選手・佐野優人選手 トーク編」 一部抜粋。
欠端選手は、ボールの中の鈴の音をなるべく出さない「回転投げ」でたくさんのゴールを決め、銅メダル獲得に大きく貢献されました。佐野選手は、堅い守備と、相手の守備の間を突くショットで男子代表の快進撃を支えました。
――支えてくれた方へ、今伝えたい想い。
内田さん:日本郵政 ゴールボール応援プロジェクトのテーマに「想いを伝える」ことがあります。今回のパラリンピック出場にあたって、自分を支えてくれた周りの方への想いを教えてください。
欠端選手:本当に沢山の方々に支えてもらってゴールボールをやらせてもらっているのですが、一番伝えたいのは家族に対する感謝の気持ちです。今回のパラリンピックでもメールでメッセージをもらいました。励ましのエールや姪っ子の写真などで元気をもらい、母からは、飼っている犬の動画を毎日送ってもらっていました。その動画で試合後に癒されていました。今までも好きなようにやらせてもらっていたので、感謝の気持ちをいつまでも伝えたいです。
佐野選手:僕も同じで家族に感謝しています。中学3年生のときに目の病気で野球を続けることが出来なくなってしまいました。とても悔しかったのですが、親も僕以上に責任を感じて落ち込んだ時期がありました。でも、家族全員が支えてくれて新しい目標のゴールボールに出会えました。このスポーツで恩返しがしたいと思っていて、東京2020パラリンピックは一番の大きな目標だったので「恩返しの場」と強い想いで挑みました。結果は、メダル獲得できなかったので個人的には残念ではありましたが、想像していた以上に家族や周りの方々に「感動したよ」という声をいただけて嬉しかったです。
■トークセッションを終えた感想
下野紘さん
トークセッションを通じて、お二人はずっといろんなことにチャレンジしてきたからこそ今があることを知りました。チャレンジする気持ちは、障がいのあるなしに関係なく、「自分がどう思うか」という心の問題でもあることに気付けました。怖いことや苦手なことから逃げずに挑戦することで新しい扉が開けてくる。今回、ゴールボールのアンバサダーをやらせてもらって、そういう気付きを改めて感じることができました。僕たちも音のプロとして、一つ一つの目標に向かって少しずつでも挑戦し続けたいと思いました。
内田真礼さん
東京2020パラリンピックでゴールボールの試合を観ていて、すごく学んだことがありました。
コロナ禍という難しい状況下で、負けずにチームワークを高め、技を磨き続けた姿は本当に感動しました。(前回の対談時に)ボールを持たせていただいた時に感じた、「見えないものへの想像力」あの感覚が忘れられません。トークセッションを通じて、ゴールボールとの出会いが「自分を成長させてくれた」という選手の想いを強く感じました。今後もゴールボール代表選手の活躍をたくさん見たいですし、3年後のパラリンピックで活躍している姿を期待しながら、これからも応援していきます。
【経緯】
日本郵政は、2019年3月に日本ゴールボール協会とのオフィシャルパートナー契約を締結しました。以降、日本ゴールボール協会が運営する大会等に社員ボランティアを派遣するなど、日本ゴールボール協会が行う活動を積極的にサポートしております。
全国でのゴールボール体験機会の提供やSNSでの情報発信など、ゴールボールの普及・発展にも努めており、ゴールボールの更なる認知向上と、共生社会への理解促進を目的に、「日本郵政 ゴールボール応援プロジェクト」を発足しました。
【プロジェクト全体概要】
このプロジェクトは、“音”で表現するプロである「声優」が“音”の熱き戦い「ゴールボール」の魅力を発信し、選手のみなさんを応援する企画です。これまでに選手を主人公にしたサウンドドラマやゴールボール徹底攻略ガイドなどをお届けしました。
そして、はがきで募集したゴールボール選手への応援メッセージをアンバサダーお二人の声で声援にしてお届けしました。「想いを伝える」という郵便や手紙の原点に立ち返って、みなさんからの応援の想いを、パラリンピックを目前に控えた選手にお届けしました。
【これまでに公開しているコンテンツ紹介】
■GOAL BALL徹底攻略ガイド
パラリンピックの正式競技・ゴールボールの基本的なルールや応援の仕方など、たくさんの魅力をアンバサダーの下野さんと内田さんが楽しく解説しています。
https://www.youtube.com/watch?v=2mLQLCtkWVA にて公開中。
■オリジナルサウンドドラマ
・明日へのゴール -背中を押してくれた言葉-
ゴールボール男子日本代表の宮食行次選手をモデルにしたオリジナルストーリーを、下野紘さんが主人公役として演じました。 https://www.youtube.com/watch?v=Ez4fg6yOgeQ にて公開中。
・言葉の魔法 -もう無理って言わない-
ゴールボール女子日本代表の欠端瑛子選手をモデルにしたオリジナルストーリーを、内田真礼さんが主人公役として演じました。 https://www.youtube.com/watch?v=8GtejquuOx0 にて公開中。
■「ゴールボール日本代表選手」と「声優」との、“音”をめぐるスペシャル対談
下野さんと宮食選手、内田さんと欠端選手が、それぞれ“音のプロ”としての共通点や、「想いを伝える」ことなどについて語り合いました。
宮食選手×下野さん:https://www.japanpost.jp/goalball_project/interview-sm/index.html
欠端選手×内田さん:https://www.japanpost.jp/goalball_project/interview-uk/index.html
■「選手への応援メッセージをはがきで送ろう!」キャンペーン
ゴールボール選手やゴールボール日本代表に向けた応援メッセージを募集。
はがきに応援メッセージやイラストを記入していただき、集まったメッセージの一部を下野紘さん・内田真礼さんに読み上げていただく企画。沢山のご応募・メッセージありがとうございました。
頂いたメッセージは全て選手にお届けし、一部は後述のメッセージボイスとしてもお届けしました。
■ゴールボール選手への応援メッセージボイス
キャンペーンで集まったゴールボール選手へのメッセージの一部を、下野紘さん・内田真礼さんに声を吹き込んでいただき、応援メッセージボイスとして選手へお届けしました。
ゴールボール選手への応援メッセージボイス Part 1
https://www.youtube.com/watch?v=QEbh_QwbUQo&t=91s
ゴールボール選手への応援メッセージボイス Part 2
https://www.youtube.com/watch?v=YZNp47eHAp0
ゴールボール選手への応援メッセージボイス Part 3
https://www.youtube.com/watch?v=IhjzJyGqHI0
【プロジェクトを通した想い】
今回、郵便や手紙の原点である「想いを伝える」というテーマを軸に、選手のエピソードや想い、競技の特性など、ゴールボールの知られざる魅力を、たくさんの方々にお届けすべくプロジェクトを実施してきました。また、本プロジェクトが「共生社会」について、誰もが活躍できる社会になるにはどんなことが必要かを多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。
日本郵政グループはこれまでも、点字郵便やくぼみ入りはがき、点字入りキャッシュカードなど、視覚障がいの方にもご利用いただきやすいようなサービスの提供に努めてきました。これからも日本郵政は、誰にとっても暮らしやすい社会のために、地域を支える存在であり続けます。
【出演者プロフィール】
・下野 紘 (しもの ひろ)
4月21日生まれ 東京都出身
主な出演は、「うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ」来栖翔役、「進撃の巨人シリーズ」コニー・スプリンガー役、「鬼滅の刃」我妻善逸役などであり、数多くの人気キャラクターを演じてきた。
声優活動の他、歌手、番組MC、ナレーションを務めるなど幅広く活動中。2021年でデビュー20周年。
・内田 真礼 (うちだ まあや)
12月27日生まれ 東京都出身
主な出演は、「中二病でも恋がしたい!」小鳥遊六花役、「ご注文はうさぎですか?」シャロ(桐間紗路)役、「約束のネバーランド」ノーマン役など。
Webラジオでのパーソナリティや番組MCも務める。また、2019年元旦には日本武道館でワンマンライブを開催するなど、歌手としても活躍中。
・宮食 行次 (みやじき こうじ)
ゴールボール男子日本代表。1995年生まれ 大阪府出身
小学校、中学校では野球部、高校ではソフトボール部に所属していたが、進行性の網膜色素変性症により視力の低下が進んだため、高校卒業後は盲学校に進学。
2017年に、日本ゴールボール協会が主催した人材発掘プロジェクトで、ゴールボールに出会う。
22歳から本格的にゴールボールを始め、競技歴わずか3年あまりであるものの、東京2020パラリンピックでは得意のバウンドボールなどで13得点を挙げた。東京2020パラリンピックでの得点数は佐野選手と並んでチームトップ。
・佐野 優人 (さの ゆうと)
ゴールボール男子日本代表。2000年生まれ 埼玉県出身
野球に打ち込んでいたが、中学3年時に視神経の病気を発症し徐々に視力を失う。
競技歴4年ながらすべてのポジションをこなす安定した守備などが評価された。東京2020パラリンピックでは、13得点を挙げ、チーム最年少ながら宮食選手と並び得点数チームトップ。
特にこの1・2年で急成長を遂げ、日本代表の中心メンバーの一人となった。
・欠端 瑛子 (かけはた えいこ)
ゴールボール女子日本代表。1993年生まれ 神奈川県出身
高校2年のときに、友人に誘われてゴールボールを始め、大学在学中に出場した2012年ロンドンパラリンピックでは金メダルを獲得。(パラリンピック団体競技では日本代表初の金メダル)
父は、元プロ野球・横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の投手・欠端光則氏。東京2020パラリンピックでは、3位決定戦のブラジル戦で3得点など銅メダル獲得に貢献。
・萩原 紀佳 (はぎわら のりか)
ゴールボール女子日本代表。2001年生まれ 埼玉県出身
女子の代表内定メンバーで最年少の20歳。網膜芽細胞腫で右目は見えず、左目は文字が少し読めるほどの視力。2017年に競技を始め、攻撃の選手として頭角を現す。
相手が反応しにくい「音があまり鳴らない速いボール」が得意。チームの課題であった攻撃面での貢献を期待され、2021年4月に東京2020パラリンピック代表が内定。本大会では女子日本チーム合計33得点のうち、25得点を決めた。トルコのエースに次ぐ大会2位の得点数である。欠端選手のバウンドボールと荻原選手のグラウンダーショットのコンビネーションで世界の強豪を相手に得点を重ねた。
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