千葉県市川市発!暖簾(のれん)がアートに、参道をギャラリーに。全国の作家64人と地元商店会71店舗がコラボ。散歩して、くぐって会話が弾む。新たなアート文化への挑戦、第2回KUGURU展開催。

〜市川市真間にある大門通り、市川手児奈通り、市川駅前西通り商店会にて3月1日から27日まで開催。マルシェも同時開催〜

ICHIKAWA ART CITY実行委員会

「ねぇねぇ、あの店、くぐった?」商店会の近くで、笑い声と共に聞こえてくる「くぐる」
検索することを「ググる」と言いますが、私たちは「くぐる」を流行らそうと企んでいます。
誰でも簡単に情報に触れることができる時代、アートももっと気軽に触れてもいいのでは?

のれんをくぐると「いらっしゃいませ!」威勢の良い声や優しい声が聴こえてくる。商店会の魅力の一つです。日本全国から公募した64人の作家達が「あなたが真間を語るなら」をテーマに作品をつくりました。

市川市は万葉集にも読まれる歴史ある街です。神社仏閣をゴール地点として、そこにつながる参道をのれんのアートでつなぎます。歴史深い街を今昔の想いで楽しむことができるのもこの展示の醍醐味です。ぜひ、展示会に来てください。お散歩して、のれんをくぐれば、市川市の新たな魅力発見と素敵な出逢いがきっとあるはずです。

3月後半には樹齢推測400年の枝垂れ桜、伏姫桜も見どころ。
KUGURU展主催:ICHIKAWA ART CITY実行委員会。
https://www.ichikawaartcity.art/kuguru2


第1回KUGURU展の様子


KUGURU展企画概要
アートな暖簾が人と街をつなぎ、歴史と今、未来をつなぐ「KUGURU展」
暖簾を「くぐる」という行為から生まれたKUGURU展。暖簾をKUGURU-クグル-ことにより、訪れる人や関わる人全てが新しい世界へと紡ぐ展示です。
日本全国から集まった、アーティストたちはプロアマ問わず、表現をすることを生きる糧とする人々です。市川市真間という土地を知り、作品につむぎあげています。

くずはらまり 店舗:伊藤薬局
 

はやしまりこ 店舗:鉄板清水
 

KAARA  店舗:シーアンドワイ

 

アーティストの数だけ街の魅力が見えてくる

都心に近くベッドタウン都市である市川市。昼は都心で過ごす人が人口の6割を超える街。しかしながら市川市は万葉集にも読まれる歴史ある街であります。

参加するアーティストは日本全国から公募したアーティスト50名以上。テーマは「あなたが真間を語るなら」
真間エリアを訪れたことのない作家たちも、さまざまな形で真間という土地を調べ、制作。

お店とのマッチングが終わった後にはその店舗の事も考えてお店の内容も加味して制作する作家もいたほどです。
自由に、構想を広げた作品が集まるようにあえて、作家が語り部となるようなテーマにしています。

そこに訪れる人が絵本を読み解くように様々な想像を広げられるようになっています。それぞれの暖簾作品を読み解いていくとその街の持っている魅力がアーティストの数の分だけ見えてくるというものです。

日比野猛 店舗:株式会社木巧舎 | 山本いつこ 店舗:芙蓉亭 |鈴木舞 店舗:Dear Foot

 

松崎大輔 店舗:アンカー市川  | 中野遊学 店舗:平野珈琲


KUGURU MARCHE -クグルマルシェ-
複数の商店会をまたいでの企画であったため、それぞれの商店会の人々の不思議な結びつきもできたように感じられます。今年は、KUGURU展をきっかけに、4つの商店会の有志店舗主催の「KUGURU MARCHE -クグルマルシェ-」も開催されることとなりました。

KUGURU展クリエイティブチームとのコラボ企画である。アートな暖簾をきっかけに街が活性化し、若い商店会のリーダーたちが新しい感性を吹き込み、新たな流れが生まれようとしています。

企画の背景
歴史ある神社仏閣の参道をギャラリーに、暖簾を展示物に。
市川市は、人口50万人の都市。川を越えれば、東京都。都心まで30分以内で行ける非常に交通の便利な都市です。羽田空港も成田空港も1時間あれば十分にたどり着けます。


その利便性から市川市の人口の6割の方々は日中、都内の学校や会社に通い、自分の住む街には夜だけ戻るという生活をしている方の多い地域。いわゆるベッドタウンです。

市川市の魅力を再発見しようと市内を見渡すと、商店会は一部の店舗を除いて、店舗オーナーが高齢化していたり、シャッターのお店が増えて、賑わいが少なくなっていたことも事実です。

市川市真間の参道の二つの道路は、かつて多くの商店が並び栄えており、趣味の店や雑貨の店、飲食、ジャズバー、ロックバーなど様々な楽しみを味わえる、魅力あふれる店が並んでいました。

さらに緊急事態宣言や蔓延防止重点措置により、商店会には賑わいが消え、飲食店での会合も少なくなり、ほぼ催し物はなくなりました。

アイディアから生まれた企画展はアーティストと商店会の協力を経て、準備がままならないなか、昨年第1回KUGURU展を開催しました。

商店会のお店に飾られた様々な色彩の暖簾は、そこを歩く人たちだけでなく、商店をかまえる人たちの心にも光を灯したのです。
私たちは、この企画を毎年恒例にし、市川市の新たなアート文化へと発展させたいと考えております。


昨年、多くの方からご意見やご感想、ご賛同をいただき、今年の第2回はパワーアップいたします。
昨年ご協力いただいた商店会の方や参加アーティスト、参加者の声を集めましたのでご覧ください。


商店会や、ご協力いただいた店舗方々の声
参加店舗の声

【感想】KUGURU展2021を終えて(夏秋武蔵屋酒舗)
 

【感想】KUGURU展2021を終えて(シーアンドワイ)
 

【感想】KUGURU展2021を終えて(ブティック琥珀)
 

【感想】KUGURU展2021を終えて(酒処てまり)
 

【感想】KUGURU展2021を終えて(ヤコ工務店)

 

【感想】KUGURU展2021を終えて(肉の山崎)
 

【感想】KUGURU展2021を終えて(かめ設計室)
 

  • 今まで同じ商店会のメンバーでも、話したことのないお店の人たちと暖簾をきっかけに話すようになった。
  • 自店の暖簾の作家が遊びに来てくれ、作品について色々と知ることができただけでなく、自分のお店の宣伝をSNSでしてくれた。
  • 暖簾をきっかけに外を歩くお客様とお話をすることができた。
  • 街が明るくなった。
  • KUGURU展をきっかけに他の商店会との結びつきが広がった。
  • 色々な作家が遊びに来て自分のお店でワークショップをやってもらうことになった。
  • 自分のお店の暖簾の作家の作品をお店で販売することになり、今までに来なかったお客様が来るようになった。
  • 今まで来なかった様々な年齢層の人が通りを歩くようになった。
  • カメラ片手に歩く人が多く見られたのは嬉しい。
  • KUGURU展をきっかけに商店会の若きリーダーが色々と活躍する様を見れて嬉しい。
  • 大門通りには暖簾がよく似合う。
  • 日常にアートがあるという貴重な体験をすることができた。

菊池さつき 店舗:松福庵

商店会同士の交流が増え、街ごとマルシェを企画
昨年のKUGURU展での一番の成果は様々な形の交流が深まったことです。
去年参加をしなかった店舗は「今年はぜひ参加したい!」と嬉しいお言葉をいただき、今年は更に、参加店舗が増えました。

また、KUGURU展をきっかけに商店会の有志主催で「KUGURU MARCHE - クグル・マルシェ」が開催されることが決定。

元々有志で行なわれていた大門通り会のマルシェがすでにありましたが、この機会に一気に拡大し、4つの商店会の有志たちで街ごとマルシェになるような企画です。

一箇所に密に集まるのではなく、宝探しのように地図を片手にマルシェをやっているお店や空き地などを探索しながら素敵なアートや食べ物や飲み物、小物を手にすることができるなんともワクワクする企画です。

第2回KUGURU展参加店舗一覧

アーティストの声
 

【感想】KUGURU展2021を終えて(くずはらまりさん)
 

【感想】KUGURU展2021を終えて(山田晶子さん 羽渕雅己さん)

 

  • 今まで知らなかった真間という土地を知ることができた。歴史が深くてびっくりした。
  • 真間を調べていくうちに伏姫桜を知り、その魅力に何度も真間に通った。
  • 自分の暖簾を飾っているお店に行ったら、色々な作品の感想を聞くことができた。
  • 話をお店でしていたら、そのお店で展覧会をさせてくれることになった。
  • KUGURU展を通じて、自分の作品を置いてくださり販売していただいた。それ以来、そのお店にはよく通う。
  • KUGURU展を通じて、知り合ったアーティストとグループ展を開催することができた。
  • KUGURU展の話をお店でしていたら、そのお店で展覧会をさせてくれることになった。
     

第2回KUGURU展 参加アーティスト一覧

 

 

 

KUGURU展に訪れた人たちの声

  • 全ての暖簾を見たくて、4度も通った。その間に色々なお店を知ることができた。
  • 普段歩いている街が華やかになって楽しかった。
  • 知り合いのアーティストが参加しているので見にきた。来年は自分も参加したいと思った。
  • お店と暖簾がぴったりマッチしていて、不思議だった。
  • 自分の好きなアーティストが参加してるので、見にきた。初めて市川という町を知った。

アートを暮らしの中で楽しめる街、市川へ。
市川市は歴史もあり多くの文化人が住んでいた街。もともと芸術には教養の深い人たちが住んでいたと思われます。かつて万葉集にも読まれたこのエリアを現代のアーティストたちが読み解いた街を暖簾にしてつなぐ。

日本の商家に根付く暖簾という媒体を用いて今と昔をつなげ、人と人をつなげ、街と人をつなぐ役割がKUGURU展にはあると思います。

今後は市川市内の様々な神社仏閣につながる参道の店舗などにアートな暖簾が連なり、それぞれの街の歴史や魅力を伝えるものとなり、さらにそれが当たり前に楽しめるようになった時には、市川市ではアートが自然に暮らしの中に根付く街になることを祈ります。

第2回 KUGURU展実施概要
□主催:ICHIKAWA ART CITY実行委員会。
市川市が呼びかけ「アートと暮らす文化都市、いちかわ」というコンセプトのもと、街にアートがあふれる仕掛けを作ろうと結成。

□企画:TEAM KUGURU Creative team


□期間:2022年3月1日(火)〜3月27日(日)
暖簾の展示時間は店舗のオープン状況による

□場所:千葉県市川市 真間山弘法寺、大門通り、市川手児奈通り、市川駅前西通り商店会
有志店舗 71店舗(MAP参照)



JR市川駅北口徒歩1分の場所
京成電鉄市川真間駅より徒歩5分

*参加店舗・商店会*
合計71店舗
  • 市川駅前西通り商店会
  • 大門通り会
  • 真間大門会
  • 真間手児奈通り商店会

*参加アーティスト*
64名(写真参照)
  • 暖簾作家>63名
  • 立体作家>1名
  • ダンス>1名
コンテンポラリーダンスのみ 3月26日11時から 13時から 2公演。
公演後、アーカイブ映像作品。

「KUGURU展アーティストトーク(オンラインライブ配信)」
   KUGURUkuguru展 FB https://www.facebook.com/kuguru.ten上でのzoomライブ配信

【3月15日(火) 20:00〜】

SATSUKI KIKUCHI様、石川美穂子様、いけのよしこ様、はやしまりこ様
【3月18日(金) 20:00〜】

湊優芽様、おいゆほ様、鈴木みほ様、水谷真弥子様、石黒喜子様
【3月19日(土) 15:00〜】

KAARA様、矢野華風様、鍵井保秀様、kyokoso様、Logo HISADA様
【3月22日(火) 20:00〜】

羊羹様、3710ミンナトマミ様、くずはらまり様、Mika様 sacco様

□主催:ICHIKAWA ART CITY 実行委員会


*商店会有志による同時連動開催*
KUGURU MARCHE -クグル・マルシェ-


https://www.facebook.com/kugurumarche
□開催日時:3月12日(土)3月26日(土)  10時半〜16時

□場所:KUGURU展店舗(有志)
他、手児奈霊神堂、公民館前 など

□内容:商店会店舗飲食(有志)
KUGURUkuguruアーティスト(有志)作品展示販売

□主催:いちかわ手づくり市実行委員会
 

3月後半には、伏姫桜(ふせひめざくら)が満開になります。KUGURU展をぜひ応援してくださいね。

伏姫桜と立体作品 森口直洋 | photo by shun shirai

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
千葉県市川市八幡1丁目1番1号 市川市 文化スポーツ部 文化芸術課内
電話番号
047-712-8557
代表者名
楜沢順
上場
未上場
資本金
-
設立
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