ビジョンコミュニティクリエイター 高橋奎が、コミュニティカンパニーNO WALLs, Inc.を登記しました。

2020年11月19日をもって、ビジョンコミュニティクリエイター 高橋奎が、NO WALLs, Inc.を登記したことをお知らせいたします。孤独が大きな社会問題となっている現代において活力や挑戦の後押しとなるような、あたたかくも力強いコミュニケーションの設計をサポートして参ります。

■ NO WALLs, Inc. とは
会社名には、不確実な未来への不安や、人と人の対立といった「壁」を解消したいという想いが込められています。事業内容としては、ビジョンづくりを主軸に、それに紐づくコミュニケーション設計としてコミュニティの構築やブランディング、PRマーケティングやチームビルディングのサポートを行います。

■ 創業背景
現在、世界中の多くの国で「孤独」が問題視されています。イギリスでは、社会的孤立が一人当たり6,000ポンドもの社会的コスト（医療費や地域サービスへの影響）になっているという調査結果※1も出ています。

レガタム研究所の2020年度の統計※2によると、日本の社会資本（社会的信頼関係や規範、ネットワークのスコア）は世界167ヶ国の中で140位、先進国の中では最下位という結果となっています。また、リクルートワークス研究所（運営：株式会社リクルート）のWorksReport2020※3によると、「働いてるにも関わらず、誰ともリレーションを持っていない日本人※4」は4割強にものぼることが明らかになっています。

一方同調査において、交流のある人間関係を持っていない人※5の場合は幸福を感じる割合が36.3%に留まるのに対し、交流のある人間関係の種類が多く、さらにその人間関係を通じて活力や挑戦の後押しを得ている人の場合は、幸福を感じる割合が84.3%にまで高まることが分かっています。

我々は、一人一人のビジョンを引き出し、それによって活力や挑戦の後押しとなるようなコミュニケーションを設計することが必要であると感じ、NO WALLs, Inc.を立ち上げました。

※1：https://www.bbc.com/news/education-41349219　より
※2：https://www.prosperity.com/rankings
※3：https://www.works-i.com/research/works-report/item/multi2040_3.pdf
※4：日ごろの生活や仕事において「交流がある人や仲間・集団」が「いない（ない）」 と回答した人（37％）と、「交流がある人や仲間・集団」は「いる（ある）」が、その関係に［ベース性（心理的安全性）］も［クエスト性（共通目的）］もないと回答した人（7%）の合計割合
※5：人間関係の質と交流のある人間関係の種類を掛け合わせたもの

〈代表取締役 高橋奎 コメント〉
COVID-19により、一層不確実性が増した社会において、人と人、コミュニティとコミュニティの対立は明らかに顕在化してきています。そしてそんな現代だからこそ、僕は「対話の場」こそが世の分断を乗り越え、未来をつくる武器になると信じています。

学生時代から、中高生から社会人まで多様な年代・多様なバックグラウンドの人たちと対話してきました。ひとりひとりの強みを生かし、個々が主役になるチャンスをつくることや、GIVEし合うコミュニティの構築、イベント設計やワークショップを多数やってきた経験を、仲間とともに還元していきたいと思っています。

みんなでフラットに知見を交換したり、縁を繋いだり、応援し合う場をつくることで、みんなが安心してチャレンジできる場を増やしてまいります。

■会社概要
会社名：NO WALLs, Inc.
事業内容：ビジョン構築とそれに紐づくコミュニケーション支援
代表者名：高橋 奎
所在地：神奈川県横浜市