ミャンマーのコーヒー生産を通じたソーシャルインパクト創出を目指し、業務提携・協働合意

ワラム株式会社(本社:東京)並びに子会社MJI Enterprise Co., Ltd.(本社:ミャンマー・ヤンゴン)は、ミャンマー連邦共和国シャン州を中心にコーヒー農家の育成とミャンマー産コーヒーの付加価値向上に取り組むAung Nay Lin Htun Co., Ltd(本社:ミャンマー・ヤンゴン)と業務提携を致しましたことをご報告致します。
理念を共にする2社が双方の知見・経験を生かし、同国におけるコーヒー生産拡大と、その過程において現地で農業に従事するひとびとが取り残されることのないよう、また、SDGsを掲げることにだけにこだわりコーヒーカップに注がれる味や品質を妥協することないよう、農業×金融で、関係するひとびとに深く貢献することを目的としております。
最初の第一歩として、本年度の作付けにあわせてコーヒー農業専用の融資商品を開発。3村、139エーカー、59人のコーヒー農家への融資を実施致しました。今後は、コーヒー農家の取り組みや成果に合わせて変動する金融商品の開発を通じたミャンマー農村に住むひとびとの収益向上、産地拡大、本取組等のソーシャルインパクト測定にも力を入れて参ります。

          ▲Genius Coffee創設者のNgwe Tun氏(左)とMJI社代表加藤(右)

◆Aung Nay Lin Htun社とGenius Coffeeについて◆
会社とこれまでのあゆみ
Aung Nay Lin Htun社は2012年12月に設立され、Genius Shan Highlands Coffee等国内外で流通する質の高いミャンマー産コーヒーを製造しています。フェアトレードと責任あるビジネスという理念に基づいて事業活動をする社会的企業です。
ミッションは、『情熱、楽しみ、誠実さを通じて、心に火をつけ、精神を鼓舞し、雇用機会を創出することで、コーヒー業界を変え、拡大すること』。
現在は、ミャンマー国内でヤンゴン、マンダレー、ネピドー、ユワンガン、ニャウンシュエ、ロイコーに6支店を構え、国内外1,000社以上との取引、300人以上の従業員を雇用しています。
同社の高い志、優れた製品と卓越したサービスに対して、国際的にも評価を受けています。ASEAN Business Advisory Councilがタイ王国の首都バンコクで開催したASEAN Business Awardおいて、2018年「Sustainable Social Enterprise部門」で国別受賞、2019年には「ASEAN Winner」を受賞しました。
2018年から株式会社坂ノ途中(本社:京都、代表:小野 邦彦)との取引を開始。同社ブランド『海の向こうコーヒー』の中で、ミャンマーの庭先コーヒーとして販売されており、日本での独占販売契約を締結しており日本国内での販売を一手に引き受けております。また、取引だけに留まらず技術提供・情報支援等によりGenius Coffeeのコーヒーづくりに関わり、家族のような信頼関係を築いています。
※ASEAN Business Awardは、2007年にASEAN-BAC(ASEANビジネス諮問委員会)が開始したもので、毎年、社会的に恵まれていない人や社会的インパクトに重要かつ持続的な貢献をしている優れた社会的企業を表彰しています。

Ngwe TUN氏の紹介
Aung Nay Lin Htun Co.Ltdの創業者であるNgwe Tunは、ヤンゴン通信教育大学で数学を専攻、ICTの学士を取得。エンジニアとしてキャリアを開始しシステムインテグレーターとして活躍をしますが、経済開放後の母国に多くの投資が集まる一方で取り残されそうになっている農村の現状を知り、「自分たちがすべきこと」に出会います。華やかなIT業界から社会起業家に転身したNgwe Tunはいくつもの困難を乗り越え、仲間たちと共にGenius Shan Highlands Coffeeを作り上げました。現在は、Aung Nay Lin Htun Co.Ltd以外にもコーヒーショップ、フランチャイズ事業も展開しています。彼がミャンマー産コーヒーを価値ある農産品として香港はじめアジア全域に広めたことは大きな功績です。それらを讃え、2015年にKBZ Entrepreneurial Achievement Award、MYEAによるMyanmar Young Social Entrepreneur Award 2016の1st Runner up、2017年にはAsia Council for Small BusinessのBest Entrepreneurを受賞しています。

◆背景◆
ミャンマーのコーヒー生産の現状
アメリカでは “東洋のパナマ” と称されるほど、おいしいコーヒーができる産地として近年注目されています。
一方、経済発展が著しいミャンマーでは、経済開放後に投資が都市部に集中し、農村に住む若者たちがどんどん都市部へ出て行ってしまっています。農村に残ったとしても十分な成長が見込める産業や就職先がほとんどありません。
ミャンマーでは農家が自分の家の庭でコーヒーや果樹を少量ずつ育てているため、大規模な栽培ができず、品質は高いもののコーヒーから安定した収入を得ることが難しいのが現状です。
また、適切な規模に拡大しようとしても、農村部に住む農家の金融アクセスは限られており、国営農業銀行やマイクロファイナンス機関がありますがいずれもコーヒー農業のサイクルに適しているとは言えません。そのため、より融通がつく一方で法外の高金利を課す違法な業者に頼ったり、多くの中間マージンを取るエージェントに頼っている状況にあります。
ポテンシャルの高いミャンマーのコーヒーの品質を向上していくため、産地の規模を適切に拡大していくため、そしてそこに関わる農家たちが働き甲斐を感じ健全に成長していくため、できることがたくさんあるのが現状です。



◆協働内容◆
Aung Nay Lin Htun社・ワラム社・MJI社は、こうした現状を踏まえ、関係するその他ステークホルダーやミャンマーの国とコーヒーを愛して下さるみなさまと共に、ミャンマーのコーヒー農家の育成とミャンマー産コーヒーの付加価値向上に取り組んで参ります。
  • 農家向けのコーヒー生産に適した金融商品の開発・提供
  • コーヒー生産におけるソーシャルインパクト測定と向上のための活動
  • ミャンマー産コーヒーの品質・価値向上のための活動

◆ミャンマーのコーヒーをストーリーと共に味わう◆
本リリースを記念して、来たる9月18日から25日まで『「私にもできるSDGs」 持続可能な未来をつくる HAPPY EARTH|ハッピーアース』と題して開催されますGLOBAL GOALS WEEK HAPPY EARTH FESTA 2021のイベント会場にてコーヒーの提供並びにコーヒー豆等の販売を致します。是非コーヒーの味とともにお手元のカップに届くまでのストーリーをお楽しみ下さい。
「SDGs WEEK(SDGs週間)」とは、年1回ニューヨークの国連本部で⾏われる総会で、SDGsが採択された9⽉25⽇(Global Goals Day)を含む約1週間がその期間です。SDGsへの意識を⾼め、⾏動を起こすきっかけづくりのため、2016年から世界中でイベントが開催されています。

GLOBAL GOALS WEEK HAPPY EARTH FESTA 2021の詳細はこちら
イベントサイト:https://happyearth.jp/event/hef2021/

HAPPY EARTH CAFEの詳細はこちら
『心が温まるちょっと特別なコーヒーを通し、皆様の思いやりで世界中の子供達が自由に未来を描く社会を実現したい。そんな暖かい対話の空間をご提供します。』
会場:リザンシーパークホテル谷茶ベイ (〒904-0496 沖縄県国頭郡恩納村谷茶1496)
期間:2021年9月18日(土)〜25日(土)
サイト:https://happyearth.jp/event/hef2021/cafe/

◆お問合せ◆
ワラム株式会社/MJI Enterprise Co., Ltd. 広報担当
Su Nandar(English and Burmese)
伊藤(英語・日本語)
info-mjimm@gmail.com
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