『覚えたい』92%!プログラミング意識調査|転職副業に有利と思う
プログラミング・ITキャリアのメディア「PS-One」(https://websites-manual.com)を運営する株式会社ライブルベースは『プログラミングに対するイメージ・意識調査』を実施し、結果を該当サイトにて公開しました。
上記の調査結果の中から一部をピックアップしてご紹介します。
その他のアンケート結果についてはPS-One内にて公開した記事(https://websites-manual.com/survey-01/)をご覧ください。
■ 調査概要
- 調査方法: インターネット上で選択式アンケートを実施
- 調査対象: 20歳〜60歳の男女
- 調査人数: 900人
- 実施期間: 2021年1月22日〜24日
- 調査主体: PS-One(https://websites-manual.com/)
- 調査会社: 株式会社ライブルベース
■ プログラミングに対するイメージ・意識調査の結果
調査に利用した設問9件のうち、6問の結果を掲載します。
・「難しそう」が75.7%!従来からのイメージ通り
「理系の仕事」「数学が得意な人の仕事」のイメージが強いとプログラミングスクールの担当者に聞いたことがあります。ここでは「難しそうなイメージは本当か?」を検証するために上記の設問を設けました。
結果は75.7%が「難しそう」と回答しており、従来からのイメージ通り「プログラミングは難しそう」と思っている人が多いようです。
・「頭が良さそう」が35.9%!オタクっぽい人の印象は少なめ
IT人材は2030年には45万人不足すると言われています。
現在のコロナ禍であってもIT技術職の有効求人倍率は6倍〜8倍で推移しており、各職業の中でも際立った人材不足となっています。人材不足であるITエンジニア職は「どのようなイメージを持たれているのか?」を調査しました。
結果は35.9%が「頭が良さそう」を選択、続いて29%が「残業が多くてキツそう」を選択しました。
「頭が良さそう」は「頭の良い人がする仕事である」に置き換えてもよさそうです。2位の「残業が多そう」というネガティブなイメージは全体の30%程度あります。上位2つを合わせると全体の64.9%を占めます。
職業に対する印象(及びスキルの難易度)が人材不足の要因の1つになっていると言えそうです。
また、「オタクっぽい」イメージは5.4%に留まりました。
・「教養として覚えておいた方が良い」が84.4%!義務教育でも必修化
義務教育の教育課程、高校の教育課程でプログラミング教育が必修化されました。小学校は2020年から、中学校は2021年から、高校では2022年から必修化されます。
今後は教育レベルでプログラミングを学ぶ中、現在の社会人と大学生は「教養としてのプログラミング」にどのような印象を持っているのかを調査しました。
結果は84.4%の大多数が「プログラミングは教養として覚えておいた方が良いと思う」を選択。プログラミングに対する関心の高さが伺えました。
昔は特殊で専門的なスキルであったプログラミングですが、現在は教養として覚えておくべき知識に変化しつつあります。
・プログラミングができると就活・転職に有利という認識
「新卒就活・転職時に有利だと思うか?」という質問に対して93.2%の人が「有利だと思う」を選択しました。
前述の通りIT人材は人手不足です。転職市場でのIT技術者の有効求人倍率は6倍〜8倍で推移しています。
人材需給の関係からも就職・転職で有利であることは間違いないですね。
・プログラミングに関心はあるが今すぐ覚える必要はない
「覚えたい」「覚えたくない」で分類すると、91.8%の人が「覚えたい」の方を回答しています。プログラミングに対する関心は高い傾向にあることがわかりました。
「覚えたい」に分類される選択肢の中でも「機会があったら覚えたい」が最も多く、「覚えたくない」を除いて再計算すると63.8%という結果が得られました。
プログラミングに対する関心はあるが、覚える必要性・緊急性はないことが伺えます。
・面倒が理由で学習しない人が約4割|独学での挫折者も
前問で「今すぐにでも覚えたい」「いずれ必ず覚えたい」「機会があったら覚えたい」を選んだ人を対象に最も近しいものを選択してもらいました。
結果は「面倒さが勝っている」が最も多く、「本質問の対象外」を除いて再計算すると42.2%が「面倒」という理由を選んでいました。
「覚えたいと思っているけど面倒」「覚えたいと思っているけど忙しい」という人が多いようですね。
■ 調査結果まとめ|900人の回答傾向からわかったこと
現在勉強中の人を含めると全体の91.2%が「プログラミングを覚えたい」に分類される選択肢を選んでいます。
また、84.4%の人が「教養として覚えておいた方が良いと思う」と回答していることから、プログラミングに対する関心は高い傾向にあると言えます。
ただし、「覚えたい(91.2%)」の中でも「機会があれば覚えたい(58.6%)」の割合が高く、プログラミングに対する関心はあるが、覚える必要性・緊急性のない人が多いことがわかりました。
また、「就活・転職に有利と思う?」「副業・起業しやすいと思う?」といった設問に対してはYesの割合が91.5%(平均)を占めました。
プログラミングを覚えれば何かと有利なのは分かっている。覚えたいとも思っている。でも面倒だからなかなか始められないという人が多いようですね。
【その他のアンケート結果について】
PS-Oneの以下ページにアンケート結果を記載しています。ぜひご覧ください。
https://websites-manual.com/survey-01/
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■ 会社概要
会社名: 株式会社ライブルベース
代表取締役: 江崎 一裕
本社: 東京都豊島区高田3-13-7-303
設立: 2016年10月
URL: https://www.livelbase.com
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