映画『緑の牢獄』公開記念!黄インイク✕伊藤詩織の初対談動画を特別公開!炭鉱、女性、コミュニティ、そしてドキュメンタリーについて語り尽くす!!
都内にて映画『緑の牢獄』の黄インイク監督とジャーナリストの伊藤詩織による対談が行われた。同年代の、しかし全く異なるバックボーンをもつ二人のドキュメンタリストは一体なにを語るのか。
映画『緑の牢獄』の全国公開を記念して、監督の黄インイクがジャーナリストの伊藤詩織さんをお招きして対談を行った。その対談動画が先日28日公開となった。西表炭鉱に従事した台湾人関係者の女性を長年取材した黄監督とかつて炭鉱で栄えた夕張に生きる人たちを撮る伊藤氏。実は年齢も近い二人はどうしてこのテーマを選んだのか?そして今までの"炭鉱"という切り口のドキュメンタリーではあまり描かれてこなかった女性という視点、さらにドキュメンタリーを撮る原動力まで、二人が語り尽くす。
「このドキュメンタリーを見ていて彼女にとってのホームを探す旅なのかなって思ったんです。」(伊藤詩織)
「彼女にとって『台湾人坑夫の娘』という呼び方への拒否、『私は私です』という主張に聞こえた」(黄インイク)
まず『緑の牢獄』を見た感想を伊藤は「記憶からたどる歴史が強い、おばあの言葉ひとつひとつに当時の日常や光景が浮かび上がり、90歳近くになっても彼女の中で深く刻まれている思い出と、忘れたいけど蘇るトラウマ的な記憶もある。だからこのドキュメンタリーを見ていて彼女にとってのホームを探す旅なのかなって思ったんです。そこは私の見つめるものとすごく似ていると思ったんです」と語る。
いると思ったんです」と語る。
『緑の牢獄』の主人公である橋間良子さんは「童養媳(とんやんしー)」として楊家へ嫁ぐことを前提に養女となり、炭鉱管理人の養父一家に従い10歳で台湾から西表島に渡り、92歳で亡くなった。
映画はその橋間さんの一人暮らしの様子と過去の記憶、そして台湾から渡ってきた坑夫たちの姿を様々な手法で描く。
話題は伊藤が以前制作した「孤独死」についてのドキュメンタリーや現代社会で触れられることのない女性をめぐる様々な点、そして二人がドキュメンタリーを撮影する原動力や今後の展望へと及んだ。
対談は黄の「(この作品は)現代の日本人からどういう風に見えるか?」という問いかけに伊藤の「炭鉱の歴史の話もあるけれども、一人の女性としての生き方、選択できなかったという当時の思いは、今見ている方々にもすごくシンパシーがあると思うし共感するところもあると思う」とエールで締められた。
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↓詳しい対談の模様はムーリンプロダクション公式youtubeチャンネルにて公開中↓
https://youtu.be/K75TqT9f1h4
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戦前に台湾から炭鉱のある沖縄県西表島に渡った一人の女性、忘れられない記憶たちが彼女の脳裏を過ぎていくーー島を出て音信不通となった子ども、炭鉱の暗い過去、父への問いかけ。希望、怒り、不安、そして後悔。なぜ彼女はただ一人、島に残り続けるのか。現在の映像に加え、アーカイブ、そして再現ドラマを交えて一つの家族の歴史を描き出す。
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映画『緑の牢獄』絶賛公開中!
5月以降、東京・キネカ大森、京都シネマ、横浜・ジャックアンドベティほか
全国各地での上映も決定!
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↓『緑の牢獄』情報↓
公式HP:https://green-jail.com/
劇場情報:https://green-jail.com/theater/
Twitter:@yaeyamaproject
Facebook:https://www.facebook.com/yaeyamaprojectJP
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