『猫の介護ハンドブック 〜気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り』2022年11月30日発売 猫の「介護」がわかるフルカラーの実用書
往診獣医師が監修! 老化や病気で弱った猫の在宅でのケアの方法、最期の日々の向き合い方を解説
【URL】https://neco-necco.net/nekonokaigo/
◆老化や病気で弱った猫のケアの方法、向き合い方を解説
室内で暮らす猫の寿命は伸び続け、平均寿命を調べた統計では16才を超えました。そんな「猫も高齢化」の時代、動物愛護の機運の高まりもあり、年を重ねた猫を最期まで大切にお世話する考え方も定着しつつあります。
一方、猫が老化や重い病気で十分に体を動かせなくなってきてからのケアの情報や介護サービスの普及が追いついていない課題があります。とくに猫は、見慣れぬ人や環境を苦手としやすい気質から、他者へお世話を頼りにくい動物。動物病院で検査や治療を受けさせながらも、自宅では「食べてくれない」「投薬や看護的なケアに抵抗する」姿を前に心をすり減らし、何とかできないかと手探りで対応する方々の悩みがインターネット上にも散見されます。そこで本書は、猫の介護の実践的な方法や、介護期の猫との向き合い方を丁寧にまとめ、飼い主さんをサポートします。
◆在宅での緩和ケア・ターミナルケアに詳しい往診獣医師が監修
監修は、在宅での緩和ケア・ターミナルケアに心血を注ぎ、看取りに関する情報も積極的に発信する往診専門動物病院の獣医師・江本宏平先生。猫の看取りに直面する飼い主さんと対話し、心に寄り添ってきた獣医師によるアドバイスは、猫と人の双方にとって力強い支えとなるはずです。
「ほとんど食べられなくなった」「水を飲まなくなった」「呼吸が苦しそうになった」「けいれん発作が起こった」など、異変がいざ起きた時に冷静に判断するのは難しいこと。あらかじめ知っておきたい見逃せない症状や対応もまとめています。これから猫を迎える方や、今はまだ元気な猫の飼い主さん向けの備えの情報も。愛猫と過ごす未来のためにぜひご参考にしてください。
◆全176Pオールカラー。写真・イラスト満載で読みやすい
撮り下ろしのハウツー写真やイラストによる解説を豊富に取り入れながら、忙しい人にも読みやすいようにデザインを工夫しました。闘病する猫たちの写真も掲載しています。
【おもな内容】序章 猫の介護/1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート/2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴/3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話/4章 様子を見てはいけない症状/5章 緩和ケアと薬の飲ませ方/6章 ターミナルケアと最期の日々/特集:悩ましい高齢猫の問題行動と認知症
◆夜鳴き、排泄のトラブル、認知症。獣医行動学の専門医がアドバイス
夜鳴きや排泄のトラブルといった高齢猫に起こりやすい行動の変化は、飼い主さんにとって深い悩みとなりがちです。かけがえのない存在だからこそ、「年をとったんだから、しかたがない」「受け入れるのが飼い主の使命」と真正面から受け止めたり、暗い気持ちで日々を過ごしてしまうことも。そこで、獣医行動学の専門医であり、大の猫好き獣医師としても知られる入交眞巳先生のアドバイスをもとに、高齢猫の問題行動の原因、飼い主さんができる対応も特集しました。
《書誌情報》
◉2022年11月30日発売 (11月22日より書店発送)
◉監修:江本宏平、特集監修:入交眞巳
◉四六判 縦188mm 横128mm 厚さ13mm 176ページ、並製、フルカラー
◉本体価格 2,020 円+税(10%)=2222円(にゃんにゃんにゃんにゃん円)
◉ ISBN978-4-910212-06-7 C0077
*全国の書店、一部猫雑貨店やカフェ等でお買い求めいただけます。
*Amazon・楽天ブックスほか、おもなオンライン書店でも販売します。
◉Amazon https://amzn.to/3hAQS6o
◉楽天ブックスhttps://books.rakuten.co.jp/rb/17271668/
《監修者プロフィール》
江本宏平 (監修)
えもとこうへい。往診専門動物病院 わんにゃん保健室 院長。高齢動物医療福祉協会 代表理事。日本・アメリカ・カナダで獣医療を経験し、2017年に往診専門の動物病院を開院。往診獣医師として、慢性疾患等に苦しむ犬猫と飼い主さんに寄り添い、在宅での緩和ケアやターミナルケアをサポートしている。ペットの看取りに関する情報発信も積極的に行っている。▶︎Instagram https://www.instagram.com/koheiemoto/
入交眞巳 (「特集:悩ましい高齢猫の問題行動と認知症」監修)
いりまじりまみ。米国獣医行動学専門医。どうぶつの総合病院 行動診療科主任。東京農工大学 特任講師。ねこ医学会(JSFM)学術理事。同居する愛猫は、Fluffyくん(愛称:フラの助)。天国組は、海の進くん&小太郎くん。
猫の本専門出版「ねこねっこ」とは?
猫専門の編集者が2020年に立ち上げた、猫の飼い主さんやこれから迎えたい方向けの実用書を中心に制作する出版社です。「猫ブーム」に象徴される猫の人気の影響や時代の移り変わりを経て、猫を取り巻く環境も、猫という生き物に向けられる感情も、大きく変わってきています。そのような中でも、人と猫がこれからもよりよい関係を築いていけるように。猫の「今」を見つめ、「未来」に役立つ本を専門家の協力のもと1冊ずつ丁寧に編み、猫が大好きな方達にお届けしています。
▶︎Twitter https://twitter.com/neco_necco_net
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《ねこねっこの既刊本》
●『猫からのおねがい 〜猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし』(2020.03)
●『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑 〜誤食と中毒からあなたの猫を守るために』(2021.03)
ともに監修:服部幸先生/東京猫医療センター院長
●『猫の「がん」〜正しく知って、向き合う』(2021.10)
監修:小林哲也先生/日本小動物医療センター付属日本小動物がんセンター センター長
既刊本の詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.hanmoto.com/bd/neco-necco
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