2021年秋、民間世界初の月面探査「Project YAOKI」概要と協賛企業決定について
2021年秋に民間世界初の月面探査を実施、世界最小最軽量の 月面探査車「YAOKI」、 米国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地で打上げ予定
ロボット・宇宙開発ベンチャーの株式会社ダイモン(社長:中島紳一郎、本社:東京都大田区)は、米国 Astrobotic社とのペイロード契約により、 2021年秋、民間企業としては世界で初めて世界最小最軽量の月面探査車「YAOKI」で月面に行く「Project YAOKI」をスタートします。これにより、日本は、米国、ロシア、中国に次ぐ4番目の月面探査を実施する国になります。
NASAは、2024年有人月面着陸を開始する「アルテミス」計画を2017年に発表しました。同時に商用月運送サービスを導入しています。
Astrobotic社は、月面着陸船「ペレグリン」 で月輸送の契約実施事業社としてNASAから選定され、ダイモン社は、2019年10月にペイロード契約を締結することに成功しました。
また、本プロジェクトの推進にあたり、現在までに「株式会社日本ユニスト」、「UNIT株式会社」、「株式会社ピクシーズ」 、「株式会社UCHIDA」、「国光施設工業株式会社」から総額1億円のご協賛資金の提供をいただいています。
お問合せ、㈱ダイモン( http://dymon.co.jp/contact/)
NASAは、2024年有人月面着陸を開始する「アルテミス」計画を2017年に発表しました。同時に商用月運送サービスを導入しています。
Astrobotic社は、月面着陸船「ペレグリン」 で月輸送の契約実施事業社としてNASAから選定され、ダイモン社は、2019年10月にペイロード契約を締結することに成功しました。
また、本プロジェクトの推進にあたり、現在までに「株式会社日本ユニスト」、「UNIT株式会社」、「株式会社ピクシーズ」 、「株式会社UCHIDA」、「国光施設工業株式会社」から総額1億円のご協賛資金の提供をいただいています。
お問合せ、㈱ダイモン( http://dymon.co.jp/contact/)
ロボット・宇宙開発ベンチャーの株式会社ダイモン(社長:中島紳一郎、本社:東京都大田区)は、米国 Astrobotic社(https://www.astrobotic.com/)とのペイロード契約により、 2021年秋、民間企業としては世界で初めて世界最小最軽量(*)の月面探査車「YAOKI」で月面に行く「Project YAOKI」をスタートします。また、これにより、日本は、米国、ロシア、中国に次ぐ4番目の月面探査を実施する国になります。
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、人類初の有人月着陸「アポロ」計画の後継プロジェクトとして、2024年有人月面着陸、2028年までに月面基地の建設を開始するという「アルテミス」計画を2017年に発表しました。同時に商用月運送サービス(Commercial Lunar Payload Services:CLPS)を導入し、月輸送を民間企業に公募選定しています。
Astrobotic社は、月面着陸船「ペレグリン(Peregrine)」 で月への輸送をする契約実施事業社としてNASAから選定されました。ダイモン社は、Astrobotic社と、 2019年10月にペイロード契約を締結することに成功しました。(https://www.astrobotic.com/system/news/file_transmissions/000/000/129/Astrobotic_-_Dymon_191013-original.pdf?1571060752)。
現在は、Astrobotic社のペイロード技術書類認証を取得し、開発・試験・製作を継続中です。今後のスケジュールは、2021年6月にフライトモデル完成、その後、米国での試験などを経て、2021年秋に米国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地での打上げを予定しています。
また、本プロジェクトの推進にあたりまして、現在までに「株式会社日本ユニスト」、「UNIT株式会社」、 「株式会社ピクシーズ」 、「株式会社UCHIDA」、「国光施設工業株式会社」から総額1億円のご協賛資金の提供をいただいています。
株式会社ダイモンは、⑴Principal & Will、⑵Sustainable & Symbiosis と⑶Challenge & Respectを理念に、宇宙レベルの視点、技術と品質によって、地球のひとりひとりの価値を向上させるロボット・宇宙開発ベンチャーです。今回より始まる月への挑戦が、地上での工場などの遠隔メンテナンス利用、災害支援や原発廃炉などの産業利用、宇宙をテーマにした技術、哲学、科学などの教育プログラム開発等、YAOKI事業を深化・拡大していくとともに、皆様の幸せや事業に貢献できることを強く願っています。
2022年以降に関しても、既に、米国CLPS選定事業社や世界のロボット・宇宙開発ベンチャーと企画契約交渉を進めています。
また、皆様の更なる、資金、技術等のご支援や応援をいただけますよう、よろしくお願いします。
(*)自社調査:月面探査車を開発製造する主要8社のHP調査と、米国Astrobotic社、米国Intuitive Machines社の責任者からのコメントをいただいています。
本件に関するお問合せは、株式ダイモン( http://dymon.co.jp/contact/)
最新情報は、Twitter、Facebook、Instagram、Youtubeで配信しています。
・・・ 「Project YAOKI」の基本概要 ・・・
株式会社ダイモンの代表取締役社長でロボットクリエーターの中島が、世界最小最軽量の月面探査車「YAOKI」(転んでも立ち上がる機能と、何度でも挑戦する意志の「七転び八起き」に由来)。を、本事業と並行して開発していました。
2019年4月に主要特許を出願し、現在の原型となる月面探査車「YAOKI」が完成。伊豆大島で撮影した映像を、YouTubeにあげると同時に、米国Astrobotic, Intuitive Machines, NASAなどの主要な月面開発事業社の代表メールに送信。
2019年6月7日 米国Astrobotic社からMessengerで返信。
2019年9月15日 米国Astrobotic社ペイロード契約書サイン。(10月14日 プレスリリース)
2019年10月24日 米国Astrobotic社(本社:ペンシルベニア州ピッツバーグ市)を表敬訪問。
2020年11月16日 米国Astrobotic社から技術書類認証を取得
2021年1月6日 技術書類認証に基づくYAOKIの製作開始
今に至る
月面探査車「YAOKI」が、世界のひとりひとりの夢を乗せ、月で行う活動が「Project YAOKI」です。
1.プロジェクト名 :Project YAOKI
2.打上げ日時 :2021年秋
3.打上げ場所 :アメリカ合衆国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地
4.ミッション :月面「Lacus Mortis(古代地層)」の探査
5.月面活動日時 :打上げから30日後、月面で6時間の活動を想定
6.月への運搬 :ULA社のロケット、Astrobotic社の着陸船、ダイモン社の探査車
NASA(米国航空宇宙局)の「アルテミス」計画の一部をなす商業月運送サービス(Commercial Lunar Payload Services、CLPS:https://www.nasa.gov/content/commercial-lunar-payload-services)プログラムに基づきます。
米国ULA(United Launch Alliance:https://www.ulalaunch.com/)社のロケット「バルカン(Vulcan)」で、 米国Astrobotic社の月面着陸船「(ペレグリン(Peregrine)」に、月面探査車「YAOKI」を搭載し、月面探査を行います。
参考資料
宇宙ビジネスの概況
https://sorabatake.jp/216/
https://www.gtalent.jp/blog/japanwork/others/space-business
宇宙ビジネスの参入企業情報
https://www.gtalent.jp/blog/japanwork/others/space-business-companies-japan
https://sorabatake.jp/16802/
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/spacecompany
・・・「YAOKI」と株式会社ダイモン ・・・
月面探査車「YAOKI」
「YAOKI」は、二輪方式を採用し、特許技術を駆使する事で、超軽量小型化を可能にしました。従来の小型探査車に対し、重量で10分の1(0.6 kg)、大きさで50分の1(15×15x10cm)を達成しました。
これは、Astrobotic社とのペイロード契約にも大きく貢献しており、1kgあたり1億円かかるといわれる月への輸送費を大幅に節減することが出来ました。
「YAOKI」は、現在、各国各社が開発するキューブ型の月面探査車のパイオニアとして、「YAOKI System」と呼ばれています。(2020年11月26日「重力天体着陸探査シンポジウム」(JAXA主催)で、英国・宇宙ベンチャーSpacebit社のChuck Lauer氏 (CBDO)が発言)
2012年創業。ロボット・宇宙開発ベンチャー。
代表取締役社長&ロボットクリエーター:中島紳一郎。
主要事業は、電力やインフラの点検ロボットの開発。
本社:東京都大田区大森南4-10-20
社名の「ダイモン」は、中島紳一郎の故郷、長野県長野市善光寺の「本堂」に至る第3の門「山門」第2の門「仁王門」は在るが、第1の門「大門」がないところから 「門を開こう!」の意味を込めて「ダイモン」を社名にする。
株式会社ダイモンは、中島が、大学卒業後、Audi、TOYOTAの4WD駆動機構など自動車の駆動開発に20年従事、2011年3月11日、出張の帰途に「東日本大震災」に遭遇、電力不足に直面し、自然エネルギーの自給自足型社会の実現を思い、勤めていた会社(当時:株式会社ジェイテクト)退職を決意(5月31日、正式退社)して創業。
2011年12月、合同会社White Label Space Japan(現在、株式会社ispace)のHAKUTOプロジェクトに、月面探査車の開発者としてプロボノ参加(~2014年11月)。
2012年2月11日、株式会社ダイモン設立。当初は、自然エネルギーの普及(前述)を目指し、風力発電の開発を主力事業とする。その後、電力やインフラの安定維持のためには点検ロボットが鍵になるとことがわかり、ロボットの開発に移行。これら経験を活かし、独自で月面探査車「YAOKI」を開発。
中島紳一郎 略歴
発明家でロボットクリエイター
長野県生まれ。54才。妻と長男長女。
大学卒業後、Boschなどで自動車の駆動開発に20年従事。
Audi, TOYOTA 等で標準採用されている4WD駆動機構を発明。
2012年に機械開発の会社として株式会社ダイモンを設立
創業以来、月面探査車の開発を推進ロボットが生命化して宇宙に広がる未来を目指している。
株式会社 ダイモン 代表取締役社長&ロボットクリエーター 中島 紳一郎
2011年の東日本大震災をきっかけに、勤めていた会社を退社し、株式会社ダイモンを創業しました。
それから試行錯誤しながら10年の節目を迎えます。ひとりでやってきた会社が、仲間が集まり、今、民間企業としては世界初となる月面探査に挑戦できることは感慨深く思います。
そして、今回、いの一番に意気投合していただき、応援していただける、株式会社日本ユニスト様、UNIT株式会社様、 株式会社ピクシーズ様 、株式会社UCHIDA様、国光施設工業株式会社様には心から感謝するとともに、「Project YAOKI」の一員として新たな宇宙開発時代を一緒に切り開きたいと思います。
「付加価値の高い不動産を提供し、社会に貢献する」ことを経営理念に掲げ関西を中心にホテル・商業施設開発を行っている創業10年目の不動産ベンチャー会社です。
「未だかつてない新しい価値を世界に提供するためにリスクを取り挑戦し続ける」を存在目的とし、2020年から熊野古道で滞在型地域観光プロジェクト「SEN.」をスタートしました。
熊野古道は、2004年7月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録され、毎年多くの旅行者が国内外から訪れます。しかし、宿泊施設の規模が小さく、ハイシーズンは旅行者を受け入れられないという問題がありました。
宿不足による「熊野古道離れ」を食い止めるべく立ち上げたのが「SEN.」です。我々は数日かけて歩く熊野古道のルートに合わせて手配できる4つの宿を建設しています。
宿泊施設の建設は、旅行者を受け入れ、地域の観光を活性化させるだけではありません。地域に事業の継続や雇用を生み出す効果も期待できます。
私たちは、地域に根差したビジネスを創造することが、本来あるべき地方創生だと考えています。
YAOKIと一緒に月面探査に挑戦することで、多くの人に「SEN.」を知ってもらえるきっかけになることを期待しています。
YAOKIの活動は日本にとって希望です。目標達成することを期待しています。
UNIT 株式会社(https://www.toshin-ss.co.jp/start-up-d/) 代表取締役 石原 幸一
UNITは、大田区で50年の歴史をもつ株式会社東新製作所が設立したSTARTUPを支援するための会社です。生産技術を基に事業化に必要なあらゆる要素をサポートしています。
当サービスの目的は、ハードウェアの製造ではなく事業構築そのものにあります。法務や特許、知財、マーケティングの専門家と共にものづくりを行うことで事業化を推進します。
UNIT代表を務める私とDymon代表の中島さんは、奇跡的な出会いをしました。それは、忘れもしない東日本大震災が発生した2011年3月11日。
私は、その日、大田区の展示会で新しいモノづくりネットワーク(発電会議)の紹介のため、登壇者としてその壇上にいました。その聴講者として参加した一人が中島さんでした。
その後、中島さんがダイモン社を設立し、津波観測ブイの開発をスタートに、風力発電や電線点検ロボットの技術開発など、継続して連携を進めてきました。
中島さんが独自に、月面探査車を開発され、2019年に、NASAの月輸送と契約したことをきっかけに、サポートしてきました。
月面探査ロボットYAOKIは、UNITの第1号支援プロジェクトと言えます。YAOKIが世界へ、そして宇宙へ羽ばたく事業として、共に発展していきたいと思っています。
株式会社 ピクシーズ (https://pyxis.ne.jp/) 代表取締役 北山 和樹
ピクシーズは、常に一歩先の時代を先取りし新しい事業を創造してきました。1999年に最先端の情報システムを導入し、3次元設計とビジュアライゼーションを組み合わせた建設業界向けソリューションを生み出しました。2013年からは5G時代を想定し、フルCGを用いたバーチャルプロモーションをスタートし、プロダクト・プロモーションの先陣を切りました。
そのような時代を先取りしてきた私たちは、YAOKIの月面への挑戦を応援します。これから、民間事業者が月面で社会インフラや基地建築をする時代が到来します。その初年度にあたる2021年に月探査を行うYAOKIに無限の可能性を感じています。
コロナ禍で閉塞している昨今、日本だけでなく地球全体のためにもYAOKIの技術が必要になるでしょう。新しい素材、永続的なエネルギーの創造、持続性の高い月面インフラ技術など、様々な発見と開発に貢献していくことを確信しています。
YAOKIが月面事業のフロンティアとして、常に未来への挑戦し、各国の高い技術を持つ企業や宇宙ベンチャーとの業務提携を進めていくことを期待しています!
株式会社 UCHIDA(http://uchida-k.co.jp/) 代表取締役社長 内田 敏一
私どもUCHIDAは複合材料の成形技術で世界に貢献する会社です。
当社が開発に力を入れている最先端のカーボン(CFRP)成形は、世界のさまざまな分野で製品の「軽量化」に貢献しています。クルマ、バイクなどの自動車産業をはじめ、ドローンや旅客機のエンジン、宇宙や深海で活躍する乗り物、そして、二足歩行アシスト装具に代表される医療分野に至るまで、強度を高めると同時に軽量化を図ることが必要とされるあらゆる製品で採用されています。
UCHIDAは、複合材料による技術開発を通じて、世界に役立つ喜びを提供するために培ってきた知識や技術を最大限生かし、さらなる挑戦を続ける社員達と共に挑みたいと考えています。
その挑戦を掲げるプロジェクトとして、月面探査ロボットYAOKIに多くの魅力を感じています。私たちは「ものづくり屋」として、楽しいことをやりたいと常に思っています。YAOKIは、そのワクワクする夢と、沢山の可能性を持っています。
私たちは試行錯誤しながら「無理だ」と言われていたことを少しずつ前に進め実現してきました。これから、UCHIDAもYAOKIメンバーに仲間入りして、挑戦し、実現していくことを考えるとワクワクしています。
今後、沢山の良い仲間が集まり、挑戦していくことを期待しています!
国光施設工業 株式会社(https://kokko-shisetsu.co.jp/) 代表取締役社長 坂西 章
私ども国光施設工業は大田区羽田空港に本社を構える、創業97年の電気工事会社です。
昨年、同じく大田区内に拠点を構える、株式会社ダイモン中島社長とのご縁を頂きまして、そのお人柄、エンジニアとしての熱い情熱に触れ、宇宙開発への夢を応援させて頂く運びとなりました。
伺いましたところ、中島社長は長野県のご出身で、長野市善光寺の境内でお生まれとの事。社名【ダイモン】、探査車【YAOKI】は、善光寺【大門】、【七転び八起き】から付けたそうです。
実は、弊社国光施設工業も97年前に、長野県生まれで創業者の曾祖父が、長野県産の【国光リンゴ】から社名を命名、当時はベンチャー企業でした。
以来、七転び八起きを繰り返しながら4代目の私に至っております。
現在、地球規模でコロナウイルスの脅威に晒されている状況ではありますが、
是非、月面探査を成功させて、100年後には“あの時代は世界中がコロナ禍であったが、ダイモンが月面探査を成功させた時代でもあった“と語り継がれる事を願っております。
その頃には、弊社も月面での電気工事を請け負う時代になっておりますでしょうか。ダイモンの活躍を期待しております!!
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、人類初の有人月着陸「アポロ」計画の後継プロジェクトとして、2024年有人月面着陸、2028年までに月面基地の建設を開始するという「アルテミス」計画を2017年に発表しました。同時に商用月運送サービス(Commercial Lunar Payload Services:CLPS)を導入し、月輸送を民間企業に公募選定しています。
Astrobotic社は、月面着陸船「ペレグリン(Peregrine)」 で月への輸送をする契約実施事業社としてNASAから選定されました。ダイモン社は、Astrobotic社と、 2019年10月にペイロード契約を締結することに成功しました。(https://www.astrobotic.com/system/news/file_transmissions/000/000/129/Astrobotic_-_Dymon_191013-original.pdf?1571060752)。
現在は、Astrobotic社のペイロード技術書類認証を取得し、開発・試験・製作を継続中です。今後のスケジュールは、2021年6月にフライトモデル完成、その後、米国での試験などを経て、2021年秋に米国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地での打上げを予定しています。
また、本プロジェクトの推進にあたりまして、現在までに「株式会社日本ユニスト」、「UNIT株式会社」、 「株式会社ピクシーズ」 、「株式会社UCHIDA」、「国光施設工業株式会社」から総額1億円のご協賛資金の提供をいただいています。
株式会社ダイモンは、⑴Principal & Will、⑵Sustainable & Symbiosis と⑶Challenge & Respectを理念に、宇宙レベルの視点、技術と品質によって、地球のひとりひとりの価値を向上させるロボット・宇宙開発ベンチャーです。今回より始まる月への挑戦が、地上での工場などの遠隔メンテナンス利用、災害支援や原発廃炉などの産業利用、宇宙をテーマにした技術、哲学、科学などの教育プログラム開発等、YAOKI事業を深化・拡大していくとともに、皆様の幸せや事業に貢献できることを強く願っています。
2022年以降に関しても、既に、米国CLPS選定事業社や世界のロボット・宇宙開発ベンチャーと企画契約交渉を進めています。
また、皆様の更なる、資金、技術等のご支援や応援をいただけますよう、よろしくお願いします。
(*)自社調査:月面探査車を開発製造する主要8社のHP調査と、米国Astrobotic社、米国Intuitive Machines社の責任者からのコメントをいただいています。
本件に関するお問合せは、株式ダイモン( http://dymon.co.jp/contact/)
最新情報は、Twitter、Facebook、Instagram、Youtubeで配信しています。
・・・ 「Project YAOKI」の基本概要 ・・・
株式会社ダイモンの代表取締役社長でロボットクリエーターの中島が、世界最小最軽量の月面探査車「YAOKI」(転んでも立ち上がる機能と、何度でも挑戦する意志の「七転び八起き」に由来)。を、本事業と並行して開発していました。
2019年4月に主要特許を出願し、現在の原型となる月面探査車「YAOKI」が完成。伊豆大島で撮影した映像を、YouTubeにあげると同時に、米国Astrobotic, Intuitive Machines, NASAなどの主要な月面開発事業社の代表メールに送信。
2019年6月7日 米国Astrobotic社からMessengerで返信。
2019年9月15日 米国Astrobotic社ペイロード契約書サイン。(10月14日 プレスリリース)
2019年10月24日 米国Astrobotic社(本社:ペンシルベニア州ピッツバーグ市)を表敬訪問。
2020年11月16日 米国Astrobotic社から技術書類認証を取得
2021年1月6日 技術書類認証に基づくYAOKIの製作開始
今に至る
月面探査車「YAOKI」が、世界のひとりひとりの夢を乗せ、月で行う活動が「Project YAOKI」です。
1.プロジェクト名 :Project YAOKI
2.打上げ日時 :2021年秋
3.打上げ場所 :アメリカ合衆国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地
4.ミッション :月面「Lacus Mortis(古代地層)」の探査
5.月面活動日時 :打上げから30日後、月面で6時間の活動を想定
6.月への運搬 :ULA社のロケット、Astrobotic社の着陸船、ダイモン社の探査車
NASA(米国航空宇宙局)の「アルテミス」計画の一部をなす商業月運送サービス(Commercial Lunar Payload Services、CLPS:https://www.nasa.gov/content/commercial-lunar-payload-services)プログラムに基づきます。
米国ULA(United Launch Alliance:https://www.ulalaunch.com/)社のロケット「バルカン(Vulcan)」で、 米国Astrobotic社の月面着陸船「(ペレグリン(Peregrine)」に、月面探査車「YAOKI」を搭載し、月面探査を行います。
参考資料
宇宙ビジネスの概況
https://sorabatake.jp/216/
https://www.gtalent.jp/blog/japanwork/others/space-business
宇宙ビジネスの参入企業情報
https://www.gtalent.jp/blog/japanwork/others/space-business-companies-japan
https://sorabatake.jp/16802/
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/spacecompany
・・・「YAOKI」と株式会社ダイモン ・・・
月面探査車「YAOKI」
「YAOKI」は、二輪方式を採用し、特許技術を駆使する事で、超軽量小型化を可能にしました。従来の小型探査車に対し、重量で10分の1(0.6 kg)、大きさで50分の1(15×15x10cm)を達成しました。
これは、Astrobotic社とのペイロード契約にも大きく貢献しており、1kgあたり1億円かかるといわれる月への輸送費を大幅に節減することが出来ました。
「YAOKI」は、現在、各国各社が開発するキューブ型の月面探査車のパイオニアとして、「YAOKI System」と呼ばれています。(2020年11月26日「重力天体着陸探査シンポジウム」(JAXA主催)で、英国・宇宙ベンチャーSpacebit社のChuck Lauer氏 (CBDO)が発言)
株式会社ダイモン
2012年創業。ロボット・宇宙開発ベンチャー。
代表取締役社長&ロボットクリエーター:中島紳一郎。
主要事業は、電力やインフラの点検ロボットの開発。
本社:東京都大田区大森南4-10-20
社名の「ダイモン」は、中島紳一郎の故郷、長野県長野市善光寺の「本堂」に至る第3の門「山門」第2の門「仁王門」は在るが、第1の門「大門」がないところから 「門を開こう!」の意味を込めて「ダイモン」を社名にする。
株式会社ダイモンは、中島が、大学卒業後、Audi、TOYOTAの4WD駆動機構など自動車の駆動開発に20年従事、2011年3月11日、出張の帰途に「東日本大震災」に遭遇、電力不足に直面し、自然エネルギーの自給自足型社会の実現を思い、勤めていた会社(当時:株式会社ジェイテクト)退職を決意(5月31日、正式退社)して創業。
2011年12月、合同会社White Label Space Japan(現在、株式会社ispace)のHAKUTOプロジェクトに、月面探査車の開発者としてプロボノ参加(~2014年11月)。
2012年2月11日、株式会社ダイモン設立。当初は、自然エネルギーの普及(前述)を目指し、風力発電の開発を主力事業とする。その後、電力やインフラの安定維持のためには点検ロボットが鍵になるとことがわかり、ロボットの開発に移行。これら経験を活かし、独自で月面探査車「YAOKI」を開発。
中島紳一郎 略歴
発明家でロボットクリエイター
長野県生まれ。54才。妻と長男長女。
大学卒業後、Boschなどで自動車の駆動開発に20年従事。
Audi, TOYOTA 等で標準採用されている4WD駆動機構を発明。
2012年に機械開発の会社として株式会社ダイモンを設立
創業以来、月面探査車の開発を推進ロボットが生命化して宇宙に広がる未来を目指している。
・・・ ご協賛ご提携企業一覧・・・
株式会社 ダイモン 代表取締役社長&ロボットクリエーター 中島 紳一郎
2011年の東日本大震災をきっかけに、勤めていた会社を退社し、株式会社ダイモンを創業しました。
それから試行錯誤しながら10年の節目を迎えます。ひとりでやってきた会社が、仲間が集まり、今、民間企業としては世界初となる月面探査に挑戦できることは感慨深く思います。
そして、今回、いの一番に意気投合していただき、応援していただける、株式会社日本ユニスト様、UNIT株式会社様、 株式会社ピクシーズ様 、株式会社UCHIDA様、国光施設工業株式会社様には心から感謝するとともに、「Project YAOKI」の一員として新たな宇宙開発時代を一緒に切り開きたいと思います。
株式会社 日本ユニスト( https://www.n-unist.co.jp/ ) 代表取締役 今村 亙忠
「付加価値の高い不動産を提供し、社会に貢献する」ことを経営理念に掲げ関西を中心にホテル・商業施設開発を行っている創業10年目の不動産ベンチャー会社です。
「未だかつてない新しい価値を世界に提供するためにリスクを取り挑戦し続ける」を存在目的とし、2020年から熊野古道で滞在型地域観光プロジェクト「SEN.」をスタートしました。
熊野古道は、2004年7月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録され、毎年多くの旅行者が国内外から訪れます。しかし、宿泊施設の規模が小さく、ハイシーズンは旅行者を受け入れられないという問題がありました。
宿不足による「熊野古道離れ」を食い止めるべく立ち上げたのが「SEN.」です。我々は数日かけて歩く熊野古道のルートに合わせて手配できる4つの宿を建設しています。
宿泊施設の建設は、旅行者を受け入れ、地域の観光を活性化させるだけではありません。地域に事業の継続や雇用を生み出す効果も期待できます。
私たちは、地域に根差したビジネスを創造することが、本来あるべき地方創生だと考えています。
YAOKIと一緒に月面探査に挑戦することで、多くの人に「SEN.」を知ってもらえるきっかけになることを期待しています。
YAOKIの活動は日本にとって希望です。目標達成することを期待しています。
UNIT 株式会社(https://www.toshin-ss.co.jp/start-up-d/) 代表取締役 石原 幸一
UNITは、大田区で50年の歴史をもつ株式会社東新製作所が設立したSTARTUPを支援するための会社です。生産技術を基に事業化に必要なあらゆる要素をサポートしています。
当サービスの目的は、ハードウェアの製造ではなく事業構築そのものにあります。法務や特許、知財、マーケティングの専門家と共にものづくりを行うことで事業化を推進します。
UNIT代表を務める私とDymon代表の中島さんは、奇跡的な出会いをしました。それは、忘れもしない東日本大震災が発生した2011年3月11日。
私は、その日、大田区の展示会で新しいモノづくりネットワーク(発電会議)の紹介のため、登壇者としてその壇上にいました。その聴講者として参加した一人が中島さんでした。
その後、中島さんがダイモン社を設立し、津波観測ブイの開発をスタートに、風力発電や電線点検ロボットの技術開発など、継続して連携を進めてきました。
中島さんが独自に、月面探査車を開発され、2019年に、NASAの月輸送と契約したことをきっかけに、サポートしてきました。
月面探査ロボットYAOKIは、UNITの第1号支援プロジェクトと言えます。YAOKIが世界へ、そして宇宙へ羽ばたく事業として、共に発展していきたいと思っています。
株式会社 ピクシーズ (https://pyxis.ne.jp/) 代表取締役 北山 和樹
ピクシーズは、常に一歩先の時代を先取りし新しい事業を創造してきました。1999年に最先端の情報システムを導入し、3次元設計とビジュアライゼーションを組み合わせた建設業界向けソリューションを生み出しました。2013年からは5G時代を想定し、フルCGを用いたバーチャルプロモーションをスタートし、プロダクト・プロモーションの先陣を切りました。
そのような時代を先取りしてきた私たちは、YAOKIの月面への挑戦を応援します。これから、民間事業者が月面で社会インフラや基地建築をする時代が到来します。その初年度にあたる2021年に月探査を行うYAOKIに無限の可能性を感じています。
コロナ禍で閉塞している昨今、日本だけでなく地球全体のためにもYAOKIの技術が必要になるでしょう。新しい素材、永続的なエネルギーの創造、持続性の高い月面インフラ技術など、様々な発見と開発に貢献していくことを確信しています。
YAOKIが月面事業のフロンティアとして、常に未来への挑戦し、各国の高い技術を持つ企業や宇宙ベンチャーとの業務提携を進めていくことを期待しています!
株式会社 UCHIDA(http://uchida-k.co.jp/) 代表取締役社長 内田 敏一
私どもUCHIDAは複合材料の成形技術で世界に貢献する会社です。
当社が開発に力を入れている最先端のカーボン(CFRP)成形は、世界のさまざまな分野で製品の「軽量化」に貢献しています。クルマ、バイクなどの自動車産業をはじめ、ドローンや旅客機のエンジン、宇宙や深海で活躍する乗り物、そして、二足歩行アシスト装具に代表される医療分野に至るまで、強度を高めると同時に軽量化を図ることが必要とされるあらゆる製品で採用されています。
UCHIDAは、複合材料による技術開発を通じて、世界に役立つ喜びを提供するために培ってきた知識や技術を最大限生かし、さらなる挑戦を続ける社員達と共に挑みたいと考えています。
その挑戦を掲げるプロジェクトとして、月面探査ロボットYAOKIに多くの魅力を感じています。私たちは「ものづくり屋」として、楽しいことをやりたいと常に思っています。YAOKIは、そのワクワクする夢と、沢山の可能性を持っています。
私たちは試行錯誤しながら「無理だ」と言われていたことを少しずつ前に進め実現してきました。これから、UCHIDAもYAOKIメンバーに仲間入りして、挑戦し、実現していくことを考えるとワクワクしています。
今後、沢山の良い仲間が集まり、挑戦していくことを期待しています!
国光施設工業 株式会社(https://kokko-shisetsu.co.jp/) 代表取締役社長 坂西 章
私ども国光施設工業は大田区羽田空港に本社を構える、創業97年の電気工事会社です。
昨年、同じく大田区内に拠点を構える、株式会社ダイモン中島社長とのご縁を頂きまして、そのお人柄、エンジニアとしての熱い情熱に触れ、宇宙開発への夢を応援させて頂く運びとなりました。
伺いましたところ、中島社長は長野県のご出身で、長野市善光寺の境内でお生まれとの事。社名【ダイモン】、探査車【YAOKI】は、善光寺【大門】、【七転び八起き】から付けたそうです。
実は、弊社国光施設工業も97年前に、長野県生まれで創業者の曾祖父が、長野県産の【国光リンゴ】から社名を命名、当時はベンチャー企業でした。
以来、七転び八起きを繰り返しながら4代目の私に至っております。
現在、地球規模でコロナウイルスの脅威に晒されている状況ではありますが、
是非、月面探査を成功させて、100年後には“あの時代は世界中がコロナ禍であったが、ダイモンが月面探査を成功させた時代でもあった“と語り継がれる事を願っております。
その頃には、弊社も月面での電気工事を請け負う時代になっておりますでしょうか。ダイモンの活躍を期待しております!!
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