プロダクトマネジメントクラウド「Flyle」製品版リリースおよび、UBV、個人投資家8名より8100万円の資金調達を実施
デジタルトランスフォーメーション(DX)に向け、顧客フィードバック管理やプロダクト開発を効率化・高度化するソフトウェア「Flyle」製品版提供開始。
株式会社フライル(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 財部優一、以下Flyle)は、6月よりプロダクトマネジメントクラウド「Flyle」の正式版をリリースいたします。あわせて、UB Ventures、個人投資家8名より、総額8100万円をシードラウンドで資金調達を実施したことをお知らせします。サービスサイト:https://flyle.io/jp
Flyleは、デジタルトランスフォーメーション(DX)に向け、顧客の声を基にプロダクト開発を効率化・高度化することを、支援するクラウドサービスです。「顧客のニーズをよりスピーディーにプロダクトに反映できる」サービスがあれば、もっと事業の成長を加速できたのではないか。顧客ニーズをビジネス組織・開発組織の垣根なく、プロダクトに反映できる仕組みがあれば。そんな強い思いから、「Flyle」の開発はスタートしました。
2020年12月のクローズドβ版リリース以降、約30社で利用。クローズドβ版顧客のフィードバックを元に、プロダクト開発の現場で価値あるものになるよう磨き、2021年6月に製品版としてリリースします。プロダクトマネージャー、開発マネージャー、カスタマーサクセスを中心とした部署で導入が進み、現在十数社の有償でご利用いただくお客様がいます。
今後は、開発組織をアウトソースするエンタープライズ顧客でご利用いただけるよう、機能やサポートプランを拡充していく予定です。
■プロダクト開発をもっと顧客ニーズを捉えたものにする「Flyle」の提供価値
Flyleは、顧客ニーズをいち早く捉え、プロダクトに反映させることをサポートするプロダクトマネジメントクラウドです。仮説検証や優先順位付け、顧客フィードバック管理等の業務のうち労働集約的な部分を自動化し、プロダクト開発の生産性・創造性を高めます。
【提供価値1】アイデアリストの管理・構造化・共有が簡単に
顧客フィードバックなどのエビデンスと合わせ、開発アイデアを構造的に整理することが可能です。さらに、様々な指標をカスタマイズし、優先度付けすることも可能です。
「そのアイデアの根拠や背景は何?」「お客さんはどんな事を言っていたの?」と説明を求められる場面で、説得力高く、コミュニケーションする事が可能です。
【提供価値2】仮説検証のエビデンス探しが早く
アイデアのブラッシュアップや仮説検証のエビデンス探しを高速化します。Flyleに登録したアイデアから、過去のフィードバックやインタビューを検索・紐付け、さらに関連候補をサジェストします。
「あのフィードバック、誰が言っていた?どこで会話されていた?」という毎回の会話をなくし、アイデアのアップデートやニーズの分析に時間を割けるようにします。
【提供価値3】顧客フィードバックの集約・一元管理を自動化
Slack、Zendesk、メールなどに散らばるフィードバックを、集約・一元管理することが可能です。またフィードバックの投稿フォーマットをカスタマイズでき、さらに顧客情報も紐付け、質高く情報を収集することが可能です。起案者の解釈と事実が混ざることで、直接ヒアリングしないと有効利用できないフィードバックを減らすことができます。
サービスサイト:https://flyle.io/jp
■「Flyle」をご利用いただくお客様の声
株式会社HRForce プロダクトマネージャー 石川徹氏
プロダクトの急成長を通じてこれまで以上に顧客ニーズに向き合う必要が出てきましたが、顧客からのフィードバックの質・量ともに変わってきたため、独力でのプロダクトマネジメントに限界を感じていました。そんな時に、フォーマットをカスタマイズした上で、各チャネルから顧客フィードバックを自動集約・一元管理でき、プロダクト開発に活かすことが出来るFlyleを知って導入を決めました。Flyle導入後、フィードバック集約にかかっていた時間が1/10になり、より時間対効果の高い業務に時間を割くことができています。
株式会社Leaner Technologies CEO 大平裕介氏、プロダクトマネージャー 横山治樹氏
ビジネスサイドや開発サイドなどの垣根なく、全社で顧客の課題解決に向き合えるという思想に強く共感しました。Flyleに蓄積したフィードバックを、全員で共有しながら、要望の背景にあるニーズを探ったり、多角的に理解を深めるという使い方をしています。一週間の終わりにフィードバックや会議で挙がった議題を整理して、スプレッドシートにシェアしていた運用を、今はSlackから簡単にFlyleに蓄積することができるので、情報共有にかかっていた時間が1/2以下になりました。
■UB Ventures、個人投資家8名から8100万円を資金調達
今回のシードラウンドで調達した資金は、主に開発組織の強化、セキュリティ強化、エンタープライズ向け機能の強化に充てる予定です。
- UB Ventures
- 竹内真氏(ビジョナル株式会社 取締役CTO)
- 南壮一郎氏(ビジョナル株式会社 代表取締役社長)
- 砂川大氏(株式会社スマートラウンド 代表取締役CEO)
- 冨田和成氏(株式会社ZUU 代表取締役)
- 山代真啓氏(Growth Camp 共同代表)
- 佐久間衡氏(株式会社ユーザベース 代表取締役Co-CEO)
- 坂本大典氏(株式会社ニューズピックス 代表取締役CEO)
- その他匿名の個人投資家
■引受先からのコメント
岩澤脩氏(UB Ventures 代表取締役/マネージング・パートナー)
ポストSaaSのトレンドであるPLG。「セールスがプロダクト売る」から「プロダクトがプロダクトを売る」へ変化する中、企業はリアルタイムに顧客ニーズを把握し、プロダクト開発の意思決定をすることが求められています。ユーザーと企業をつなぎプロダクトの意思決定を支援するFlyleは、新時代のCRMといっても過言ではありません。また、Flyle自身も日本発のPLGスタートアップとして世界へと挑戦をしていきます。UB Venturesは、プロダクトの意思決定インフラを目指すFlyleのビジョン実現を全力で支援していきます。
竹内真氏(ビジョナル株式会社 取締役CTO)
モノ消費からコト消費へマーケットが変わる中、アジリティ高くカスタマーの声を商品やサービス、プロダクト開発へ活かす仕組みは全世界的に必要性が高まり、ビジネスインフラのひとつになる可能性すらあります。また、「新しい可能性を、次々と。」を標榜するビジョナル社の新卒エンジニアが起業し、このような形で関われることは大変嬉しく、世界へ羽ばたく大きなビジネスへと成長することを期待しています。
冨田和成氏(株式会社ZUU 代表取締役)
起業した財部さんから相談があった際、「細かいことは聞かない。あなたがやるならいくらでも出すよ」と伝えました。プロダクトマネジメントという領域は、昨今非常に多くの企業が悩む難解なテーマですが、財部さんをはじめとしたFlyleの経営チームであれば、大きく進化させてくれると期待しています。これまで起業家を20名以上輩出してきたZUUの中でもピカイチの起業家として全力で応援しております!
佐久間衡氏(株式会社ユーザベース 代表取締役Co-CEO)
プロダクトづくりは楽しい。一見複雑なユースケースに頭を絞り、シンプルで汎用的なUIで表現できた時の喜び。多数のユーザーから寄せられた要望を、一気に解決するストーリーを見つけた時の喜び。新しい価値をユーザーに届け、笑顔で反応が返ってきた時の喜び。プロダクトづくりを、私の一生の仕事にしたい。プロダクトづくりを心から楽しむ人を増やす、Flyleの挑戦を心より応援します!
■会社概要
名称 :株式会社フライル / Flyle,Inc.
代表者:財部優一
所在地:東京都渋谷区桜丘町31-14 SLACK SHIBUYA 801
設立 :2020年2月10日
資本金:90,998,710円 ※資本準備金含む
事業 :プロダクトマネジメントクラウドの開発・提供
サービスURL:https://flyle.io/jp
会社URL:https://corp.flyle.io/
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