アートと人は、ここで交差する。グランフロント大阪 「ART SCRAMBLE」 第2弾 開催!
グランフロント大阪から全国、そして世界へ羽ばたくアーティストをサポートするアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」(アートスクランブル)。今年3月に、第1弾として気鋭のアーティスト3名の手によって生み出された作品をグランフロント大阪内に展示し、訪れる人々に驚きと発見をもたらしました。
そしてこの度、北館壁面のウォールアートの入れ替えを実施し、新たな作品を9月17日(金)より展示します。第1弾ではアーティストとして参加したMon Kotaro Ooyamaも今回、椿昇と共にキュレーションに参加。関西圏を拠点に活動するBAKIBAKI、MIZPAMの手により、グランフロント大阪の壁面に新しい世界を表現します。
なお、本プロジェクトは今後も定期的な展示の入れ替えを予定しており、中長期的に継続して取り組んで参ります。
そしてこの度、北館壁面のウォールアートの入れ替えを実施し、新たな作品を9月17日(金)より展示します。第1弾ではアーティストとして参加したMon Kotaro Ooyamaも今回、椿昇と共にキュレーションに参加。関西圏を拠点に活動するBAKIBAKI、MIZPAMの手により、グランフロント大阪の壁面に新しい世界を表現します。
なお、本プロジェクトは今後も定期的な展示の入れ替えを予定しており、中長期的に継続して取り組んで参ります。
■ ART SCRAMBLE 概要
展示日程:<第2弾>2021年9月17日(金)〜2022年3月初旬までを予定
展示場所:グランフロント大阪北館 せせらぎのみち沿い壁面
展示アーティスト:BAKIBAKI、MIZPAM(北館 せせらぎのみち沿い壁面)
主催者:一般社団法人グランフロント大阪TMO
キュレーター:椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
Mon Kotaro Ooyama(アーティスト)
特設サイト:https://www.grandfront-osaka.jp/artscramble
※第1弾「AGARUMANS(Best Friend)/米村 優人」は2022年3月初旬まで引き続き展示予定(南館 せせらぎテラス)
■ 北館 せせらぎのみち沿い壁面 展示作品
BAKIBAKI(バキバキ) プロフィール
bakibaking.com
展示作品名:PANGOMIC
作者メッセージ:2020年から1年半に及ぶ人類の自粛生活の影響で、海や山々は美しさを取り戻したと言われています。地球史を俯瞰でみると我々は今、きっと未来の生存活動の為に過去のツケを清算しているのではないでしょうか。モチーフにした”センザンコウ”は世界一密猟されている絶滅危惧種の哺乳類で、COVID-19の媒介生物と有力視されています。BAKI柄を介してその神々しい姿と向き合うことで、自然への畏怖の念を鑑賞者と共に回顧したい。タイトルの”PANGOMIC”とはセンザンコウの英名(PANGOLIN)とパンデミック(PANDEMIC)の造語です。
MIZPAM (ミズパム) プロフィール
宮崎県生まれ。2004年京都嵯峨美術大学芸術学部卒業。デザイン事務所勤務後、イラストレーターとしてCDジャケットやTシャツ、ロゴ、広告、アニメーション等さまざまな媒体のアートワークを手掛け、2011年からは壁画家の活動を開始。京都のライブハウスやクラブを中心に始めたライブペイントから現在の壁画制作の場へ活動を拡げる。自分自身がその場所に訪れ人々との交流を経て全身を使って描くことでしか完成しない、という壁画の特徴から、その土地の風土や集まる人々に焦点をあてたキャラクターや世界をモチーフに、日常からほんの少し元気が湧くような作品を模索しています。
2018-2020クライアントワーク USAGI ONLINE STORE/京都伊勢丹/Tiger beer/Apple京都/東映株式会社 など
展示作品名:looooool infection
作者メッセージ:大きな口から口へ、愉快と笑いが感染していく様を表現しました。ウィルスと共に情報通信メディアを通して、恐怖や怒りまでもが蔓延している世界が日常となっており、これからもウィルスとは長い付き合いになるでしょう。作品の前を通る人々の日常に、わずかでも活力を生むきっかけになってもらえたら幸いです。
■ キュレーターからのメッセージ
アートスクランブルへようこそ
アートスクランブルは若手アーティスト育成の新しいOSの創造を目指してスタートしました。アートという言葉はスポーツや自然と同じく、さまざまな細部を含んでいるのに、たった一つの言葉で理解されるという怖い現実があります。卓球とバスケットボールを同じと考える人はほぼいませんが、日本画とドキュメンタリー映像とアートバーゼルの差を理解している人はほんのわずかです。ラグビーのルールもワールドカップで初めて興味を持った人がたくさん増えましたが、ラグビーと同じような面白いルールがアートにもあるのです。そしてまだまだスケボーのように新しいアートを生み出すチャンスがどっさりです。このプロジェクトはアートの新しいXXXをグランフロントで作っちゃえという企て!それってOSAKAにしか出来ないと思いませんか?さあ次はあなたの番ですよ!
椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
1989年全米を巡回したアゲインスト・ネーチャー展、1993年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド-飛蝗(バッタ)》を発表。2003年水戸芸術館。2009年京都国立近代美術館。2012年霧島アートの森(鹿児島)で個展。2019年「パレルゴン」1980年代、90年代の日本の美術・Blum&Poe、LA・USA。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」、2016年小豆島未来プロジェクト、青森トリエンナーレ2017、アーティストフェアKYOTOなどでディレクターを務める。芸術経営に関する講演や対談多数。
https://www.metapolice.net/
COVID-19に振り回される社会をどう感じていますか。アートスクランブル2021下半期、グランフロント北館の壁でミューラルを描く2組のアーティストは、そういった社会を通じて見る現状をコンセプトに据えています。
ネットインフラが整ってきた現代には、コロナ禍で直面した人々の不満が溢れています。知識や論理では人々の感情を説得できないことを、改めて明らかにした時代なのかも知れません。感情は理屈に勝るといいますか、あまりにも当たり前のことですが、心が落ち着くというのは感情が司っているわけですから。
感情を揺さぶるアートが街中にある意味は、こうした現状でこそはっきりと輪郭を表してきています。感性から感性へ、人々の感情に直接訴える事の大切さを、アートスクランブルで感じ取ってもらえたら幸いです。
Mon Kotaro Ooyama(アーティスト)
モン コウタロウ オオヤマ(本名:大山康太郎/1979年生)は、日本のアーティスト、音楽プロデューサー。兵庫県出生。奈良県出身。京都市立芸術大学美術学部卒。2001年、ライブペイントデュオ「DOPPEL」を結成し、ライブペイントシーンの黎明期からそのスタイルを確立してきた。2014年、取り壊し予定のビルを利用したアートプロジェクト「#BCTION」を企画し、アートディレクターを務める。壁画・ライブペイント・インスタレーション・キャンバス制作や、アートプロジェクトの企画・監修・演出などで活動している。2020年より、Artists' Fair Kyotoのアドバイザリーボードを務める。
http://www.koutaroooyama.com/
■ プロジェクトロゴ・プロジェクトステートメント
アートでつながる街。
その日の天気、訪れた時間、気分で、
見え方も感じ方も変わる。
日常に溶け込んだアートが面白いのは、
同じ作品でも、見るたびに新しい発見があること。
グランフロント大阪「ART SCRAMBLE」。
いつもと変わらない日常が、いつも新しい日常になる。
アートとあなたは、ここで出会いつながる。
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