“1組限定”の暮らし体験を柱に、旅行者と地元の人を繋ぐ、3組限定の宿「ローカル×ローカル(L2)」をオープン|静岡県南伊豆町
暮らしの寄り道、もう一つの日常と出会う旅へ
《取り組みについて》
「都市」or「地方」の二択ではなく、もっといろんな暮らし方があるのではないか。そんな問いから2021年4月「ローカル×ローカル(以下:L2)」をオープンしました。この宿では、1組限定の暮らし体験、リモートワーク、温泉や自然に癒される旅など。さまざまな“暮らし”が体験できます。
L2 Webサイト: https://local2minamiizu.com/
普段の
日常を離れることで
見えてくる
もう一つの日常や価値観。
たとえば、
漁師と漁に出かけ、
船の上で朝日を迎えたり。
自給自足をしている
百姓と囲炉裏を囲んだり。
森の中でパン屋を営む夫婦と
薪を割り、一緒にお茶したり。
もちろん、
海や温泉など、
自然に癒される旅や、
リモートワークもお勧めです。
ここは、さまざまな
暮らしを体験できる宿です。
《特徴》
1組限定の暮らし体験プログラム「南伊豆くらし図鑑」との連携
『南伊豆くらし図鑑』は、南伊豆で暮らす人たちの日常におじゃまする暮らし体験プログラム。2018年に始まりました。 ※こちらは宿泊の際、別途お申し込みが必要です
写真は、パン屋「森への入口」を営む島崎さんの日常「薪を割り、森の中で過ごす」体験の様子
こちらは1組限定というのが大きな特徴です。1組だからこそ、参加者と地元との方との間に、深い関わりが生まれます。時にアクティビティが2割、おしゃべりが8割なことも
体験を通じて、関係人口、交流人口が醸成される入り口になれたら幸いです
南伊豆くらし図鑑は、2000年にデンマークではじまった「ヒューマンライブラリー(https://humanlibrary.org/)」をヒントにしました。これは“人を本に見立てて読者に貸し出す図書館”で、読者(参加者)と、本(語り手)が1対1で対話をする試みです。
この取り組みによって、南伊豆に住む皆さんにも「新たな交流」と「複業のきっかけ」を生むことができれば何よりだと考えています。
▼南伊豆くらし図鑑 PR動画
また、地域密着新聞『南伊豆新聞』で取材した場所をリモートワーク先で紹介することも可能です。
南伊豆新聞 Webサイト:http://minamiizu.news/
L2から徒歩5分の下賀茂熱帯植物園
海まで自転車で15分
《宿について》
南伊豆に関わりのある人たちに音や香り、植栽、アートを依頼。様々なローカルが掛け合わさり、空間がつくられています。
共有ルーム
壁面は東京、南伊豆で活動するアーティスト赤池完介氏に依頼
L002(定員4名まで)
部屋数:3部屋(それぞれ異なるお部屋をご用意)
料金:オープン記念価格で GWを除く、6月まで平日1室5,000円/休日8,000円。※2名まで同じ金額
《施工について》
京都・神戸を拠点に活動するTEAMクラプトンに依頼。TEAMクラプトンは、設計、デザイン、施工、DIYのサポートなど多岐に渡り活動するものづくり集団。彼らは“みんなでつくろう(DIT=Do it together)”を理念に掲げています。工事は11月から始まり、さまざまな人たちが工事に関わりました。
TEAMクラプトン関連記事:https://www.reallocal.jp/10958
▼L2メイキングムービー
《ローカル×ローカルとは?》
「都市」or「地方(ローカル)」ではなく、「ローカル」×「ローカル」の面白さってある気がするんです。ローカルという言葉は、「地方」だけではなく「局所」とも言い換えられます。それは、「東京ローカル」という言葉もあるように、小さくエリアを絞ると「ローカル」だと私は捉えてます。たとえば、「南伊豆にいる私」と「今これを読んでいるあなた」も、「ローカル×ローカル」です。こんな風に、小さな単位(“私”)から始まる掛け合わせ。その面白さをこの宿で表現したいと思っています。
伊豆半島最南端の町、南伊豆町。伊豆半島は、もともとは2000万年前に海底火山の隆起によって生じた南の島で、フィリピン海プレートに乗って少しずつ日本列島に近づいてゆき、60万年前に本土に衝突して本州の一部となりました。なので、海底火山を彷彿させる多彩なジオフィールドと、本州とは異なる南方系の植物層を有し、東京からそう遠くない位置にありつつも、南の異国を感じさせる自然環境が魅力的な土地です。
南伊豆町には、いくつかの課題があります。全国的な“地方の課題”である人口減少もさることながら、特に顕著なのが、ひとつは交流人口の減少。もともと戦後、観光需要で大きく賑わっていたこの町も、H20年〜H27年までの間で、訪れる人が6割(出典:令和元年度版 新南伊豆のすがた)ほどに落ち込みました。そこから徐々に交流人口は増加傾向にありましたが、昨年度の新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を受けて、交流人口の数は減少傾向にあります。
L2が、旅行者と地元の人を繋ぐ、新しい交流拠点になれたら幸いです。
《運営者について》
伊集院一徹。鹿児島県出身。東京の出版社で編集者として勤務した後、2018年南伊豆町で地域おこし協力隊に就任。ローカルメディア『南伊豆新聞』、暮らし体験プログラム『南伊豆くらし図鑑』の立ち上げ、運営を行う。2021年からは宿『ローカル×ローカル』をオープン。CAMPFIREでクラウドファンディングに挑戦し、目標金額200%を越えて達成。また、自身が移住してからこの宿ができるまでの紆余曲折を描いたマンガが、note×幻冬舎×テレビ東京が主催する『第二回コミックエッセイ大賞』でcakes賞を受賞。2021年Webメディアcakesにて連載予定。
運営者について:https://local2minamiizu.com/owner/
移住体験を綴ったマンガ「ローカル×ローカル」
クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/345180
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