「ESR川崎夜光ディストリビューションセンター」竣工全棟賃貸借契約締結のダイワコーポレーション使用開始
ESR株式会社(代表取締役:スチュアート・ギブソン、本社:東京都港区 以下、ESR)は、神奈川県川崎市川崎区夜光に4階建て・延床面積78,119㎡(23,631坪)の物流施設「ESR川崎夜光ディストリビューションセンター」(以下、川崎夜光DC)が2021年4月30日(金)に竣工したことをお知らせいたします。
ESRは物流サービスを提供する株式会社ダイワコーポレーション(代表取締役社長:曽根和光、本社:東京都品川区 以下、ダイワコーポレーション)と2020年8月1日(土)に川崎夜光DCの全棟賃貸借契約を締結し、2021年5月1日(土)よりダイワコーポレーションの27拠点目となる「川崎夜光営業所」として使用開始いただいております。
京浜工業地帯の中心に位置する川崎夜光DCは、ESRとして竣工ベースで全国で23件目、神奈川県内では2件目※1のプロジェクトで、最新スペックを備えた汎用性の高い物流施設となっております。
建物は4階建ての耐震構造、3階まで直接アクセスできるスロープ式で、トラックバースは1階と3階に各34台、
2階と4階は荷物用エレベーターを設置。倉庫スペースの奥行きは55~66m、柱スパンは11.4m×10.5m、と使い勝手の良いレイアウトが可能です。
また、特別高圧電力での電力供給を行い、ロボティクスや冷蔵冷凍、ハイスペックなシステム導入など、多様なニーズに対応しやすく汎用性の高い、物流運営の効率性を重視した設計をしております。
ESRは持続可能で高性能な物流施設を実現することは事業戦略の核であり使命と考え開発を行っておりますが、川崎夜光DCでも環境負荷の低減に配慮した建築計画によりCASBEE※2Aランクを取得し、運営コストの低減にも貢献いたします。
また、BCP対策として非常用発電機を設置し、ESR社内に設置した施設運営・管理を専任するプロパティマネジメントチームによる管理体制を整え、安心・安全な施設環境をご提供します。
さらに、川崎夜光DCでも弊社の基本理念「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」に基づき、休憩スペースや環境モニタリングシステム(温度・湿度をモニタリングし、熱中症リスクを可視化するESR独自のツール)など従業員の皆様に快適に過ごしていただける職場環境をご提供し、人材確保・人材定着のみならず従業員の皆様のウェルビーイングもサポートいたします。
現在、ESRは引き続きニーズが旺盛な京浜地区で4つの先進的物流施設―「ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター1」(横浜市金沢区・2022年1月竣工予定)、「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター」(川崎市川崎区・2022年8月竣工予定)、「ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター2」(横浜市金沢区・2023年1月竣工予定)、「ESR東扇島ディストリビューションセンター」(川崎市川崎区・2023年3月竣工予定)の開発を進めており、今後さらに多くのスペースを提供してまいります。
ESR株式会社 代表取締役 スチュアート・ギブソン
「ダイワコーポレーション様に「レッドウッド千葉北ディストリビューションセンター」(千葉県千葉市)に次いで2件目の全棟契約を結んでいただいた上で竣工を迎えることができ、大変光栄に存じております。川崎夜光DCの最新スペックを備えた汎用性の高さと物流好立地としての希少性の高さも自信を持って提案し、特に「輸配送の利便性」と「雇用の確保」をご評価いただきました。早速ダイワコーポレーション様の羽田、川崎地域のフラッグシップという位置付けの拠点としてご利用いただき、事業拡大にお役に立てますことは弊社にとって大きな励みになっております。現在ESRが京浜地区で開発を進めている横浜幸浦1・2、川崎浮島、東扇島のプロジェクトにつきましてもご期待以上の施設になるよう、引き続きチーム一丸となって取り組んでまいります。最後にこのコロナ禍の厳しい状況下で、多くの関係各社のご協力とご尽力のおかげで無事に竣工を迎えられたことにつきまして、この場をお借りし心より御礼申し上げます。」
※1 「レッドウッド生麦ディストリビューションセンター」(横浜市鶴見区)に次ぐ ※2 CASBEE: 国土交通省が主導する(財)建築環境・省エネルギー機構内にて開発が進められている建物の環境性能および建物以外の環境性能を総合的に評価、格付けする建築環境総合性能評価システム
<ESR川崎夜光ディストリビューションセンター 施設概要 >
■所在地 :神奈川県川崎市川崎区夜光2‐4‐1
■敷地面積:36,364㎡(11,000坪)
■延床面積:78,119㎡(23,631坪)
■賃貸面積:71,743㎡(21,702坪)
■構造:地上4階建て・耐震構造・S造
■用途地域:工業専用地域
■基本設計・マスタープラン:ESR 武田 諭・松谷 将幸
■設計:株式会社熊谷組 一級建築士事務所
■施工:株式会社熊谷組 首都圏支店
■工期:2020年2月1日~2021年4月30日(15か月)
■アクセス:
【車】 首都高速(神奈川1号横羽線・神奈川6号川崎線)「大師IC」より2.7km/首都高速湾岸線「東扇島IC」より3.5km
/国道15号より4.5km
【電車】 京浜急行電鉄大師線「小島新田駅」より約1.4km(徒歩18分)JR「川崎駅」より5.1km(バス利用で18分)
【バス】 川崎市バス「塩浜」下車徒歩3分 *JR川崎駅より5路線利用可、通勤ピーク時間帯は2‐3分間隔の豊富なダイヤスケジュール
【空港・港】 羽田空港より5km / 川崎港コンテナターミナルより5.4km / 東京港より7km / 横浜港より18km
<ESRについて> www.esr.com/jp
ESRはアジア太平洋地域に特化し物流施設開発・投資・ファンドマネジメントを行う物流不動産会社です。
香港にグループ本社を置き、日本・中国・韓国・シンガポール・インド・オーストラリア・インドネシア・ベトナムを拠点に、そのネットワークを活かし、お客様には先進的物流施設・ソリューションの提供を通じビジネスをサポートし、投資家の皆様には物流不動産セクターへのダイナミックな投資機会を提供しております。
2006年にレッドウッド・グループとしてその歩みを始め、2016年イーシャン(米国プライベートエクイティ投資会社ウォーバーグ・ピンカス、現ESR共同CEOジェフェリー・シェンが共同創設した物流不動産会社)との経営統合によりESRは設立されました。2016年10月に日本法人レッドウッド・グループ・ジャパン株式会社は現・ESR株式会社に社名変更。また、ESRは2019年11月1日に香港証券取引所に上場いたしました。
『HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)』を基本理念に、弊社施設で働く方にとって快適で魅力的な物流施設の創出に力を入れています。 日本では大都市圏(首都圏・関西圏・中京圏)を中心に物流施設を開発しており、アジア最大の延床面積を誇る「ESR尼崎ディストリビューションセンター」(2020年6月竣工)を含めこれまでに23の物流施設を竣工させ、現在7プロジェクトを開発中。※1 また、大阪でESR初のデータセンター開発(2023年1期竣工予定)にも着手いたしました。
ESRグループ全体の運用資産残高(AUM)は約300億米ドル、延床面積(GFA)は約2,010万㎡、日本のAUMは約8,600億円、GFAは約350万㎡。※2
※1:2021年4月30日時点(川崎夜光DC含む) ※2:2020年12月31日時点
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