各社で使える「フェアトレード天然ゴムマーク」を公開
日本の天然ゴムを100%フェアトレードにするために
2021年5月10日
雪ヶ谷化学工業株式会社 総務部
雪ヶ谷化学工業は、SDGsアクションの一環として、自社で調達する天然ゴムがすべて フェアトレードによるものであることを表明しております。加えて、フェアトレードの天然ゴムを使用している製品であれば、企業や製品分類を問わずに使用できるマークをここに公開いたします。
こうした中、雪ヶ谷化学工業は、まず日本の企業、消費者に対し、天然ゴムの取引にもフェアトレードが必要であることを知ってもらい、小さなところからフェアトレードの天然ゴムを使った製品を増やしていくことが必要だと考えました。そして、近い将来に日本で使われる天然ゴムをすべてフェアトレードにするための一助となれるよう、広く使えるマークを作成し、公開した次第です。 コーヒーやカカオ、綿花などは、国際的なフェアトレード団体の扱いもあり、フェアトレードの取引量が増えてきています。天然ゴムについては、2018年に天然ゴムの全生産量の70%以上を使用する世界のタイヤメーカーが主導して「持続可能な天然ゴムを推進するための新たなプラットフォーム(GPSNR:Global Platform for Sustainable Natural Rubber)」が設立され、様々な取り組みがはじまっています。しかしながら、天然ゴム生産の85%は600万にも及ぶ小規模農家に支えられており、トレーサビリティの確保が未だに困難な状況が続いていて、不当な取引や強制労働、児童労働の懸念が払拭しきれていません。
「フェアトレード天然ゴムマーク」は、雪ヶ谷化学工業のお取引先の企業はもちろんのこと、客観的な事実からフェアトレードの天然ゴムを使用したことを証明できる製品であれば、どんな製品、企業でも、無料でご使用いただけます。ぜひ、多くの企業にお使いいただき、日本で使う天然ゴムをすべてフェアトレードにする活動を共に担っていただけたら幸いです。
マーク使用に際して、表明していただくフェアトレード天然ゴムの要件
・強制労働が行われていないこと
・児童労働が行われていないこと
・直接、間接を問わず、すべての生産者に公正な対価が支払われていること
・生産者・労働者の安全で健康的な労働条件が守られていること
雪ヶ谷化学工業では、これらについて書面で確認すると共に現地農家の実地調査を行い、加えてISO9001を取得しているタイのNatural Art & Technology社の天然ゴムを使用しています。
「フェアトレード天然ゴムマーク」の使用を決定していただいている企業のみなさま
株式会社シャロン
株式会社木村
三好化成株式会社
その他
当社材料取扱化粧スポンジ提供会社
趣旨にご賛同いただき、使用を予定、活動協力していただいている企業のみなさま
株式会社江北ゴム製作所
錦城護謨株式会社
茂ゴム株式会社
株式会社越智製作所
株式会社ブロス
この件に関連するSDGsのゴール
「フェアトレード天然ゴムマーク」のご使用、その他に関するお問い合わせは
Email: fairtrade@yukilon.co.jp
このニュースリリースに関するお問い合わせは
雪ヶ谷化学工業株式会社
総務部 吉村 正
〒140-001
東京都品川区東大井5-12-10
大井朝陽ビル6F
TEL:03-6718-4611
FAX:03-6718-4612
Email: t-yoshimura@yukilon.co.jp
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