【Amazonランキング1位】“働く母親にやさしい社会”は、“誰にとってもやさしい社会”に繋がる。書籍『なぜ、あの会社は母親たちが元気に働いているのか?』発売

ホームレス部長

私、ホームレス部長は、電子書籍『なぜ、あの会社は母親たちが元気に働いているのか?』(副題:『31歳ホームレス部長が39歳で母親たちの楽園企業を作り上げた話』)を2021年4月13日(火)よりkindleにて発売いたしました。

当書籍は、発売後、Amazonランキングの『ビジネス・経済スキル部門』で1位を獲得いたしました。

書籍URLはこちら:https://amzn.to/3gdoRiA

【企画の経緯】
・なぜ、この本を出版するのか?
私は20歳のころに当時2歳の子供を連れた女性と出会い、交際していました。
子供からもパパと呼ばれ、自分なりにその役割を果たそうとしていました。

当時のシングルマザーが置かれた状況は、今よりも遥かに大変なものでした。
公的な支援も少なく、周りに理解者もいません。
僕自身も当初は育児に関する無理解から、彼女へ過度な負担を強いていたと思います。
男性が家事育児をするものではないという、子供の頃からの強烈な刷り込みがあったからです。

当時20代前半だった僕の周りには誰も育児をしている人がいませんでした。
職場で理解してくれる人もなく、ずいぶんと白い目で見られたものです。

また慣れない男の作る弁当は酷いもので、言うならば冷凍食品の詰め合わせ。
夏に持たせた弁当が傷んでいたと、子供から泣きながら言われたのは今も忘れられません。

それから僕は、ブラック企業や解雇、ホームレス寸前の生活を経て
今の中小企業へと31歳で転職しました。
僕のいる本社でも10数名の小さな会社です。
今の職場では、僕を含め7名のチーム(女性5名/男性1名)を運営しています。
6年間で離職0名、残業0時間、育休産休復帰100%(5回)を達成しながら、
39歳で部長を務めるようになりました。

小さな会社であっても、母親たちが安心して働き続けられる環境は作れるのです。
大切なのは本気になって彼女たちのことを考え、取り組み続けることです。
決して出産や育児をキャリアの妨げにしてはなりません。

私の経験を共有することは管理職の方々へ、そして働く母親たちの環境づくりへと役立てることができるのではないかと筆を執った次第です。

働く母親にやさしい社会は、突き詰めれば誰にとってもやさしい社会です。
女性にも男性にも、病気や障害を抱えた方々にも、子供や老人にもやさしい社会です。

本書がその社会作りへ少しでも役立つことを心から願っています。


【企画の趣旨】
・大切なことは、小さな想像力の積み重ね。
それでは、母親たちと元気に働いていくには何が大切だったのでしょうか?
本書では、私自身の経験を踏まえて多くの事例を惜しみなく盛り込みました。

毎年人が辞めていた会社で初の産休育休を成功させ、働く母親たちのチームで
6年連続/離職0/残業0/育休産休100%を達成しつづけている事例です。

例えば、コロナ禍においても緊急事態宣言前後からテレワークを導入し、
「日本テレワーク協会」から中小企業の成功事例として紹介されるようになりました。

これは決してコロナ対応が目的ではなく、母親たちが少しでも働きやすい環境をと前々から準備していた結果です。
今では体調を崩したメンバーのリハビリ勤務など、様々な場面で役立っています。

・管理職の皆さまへ:「働く母」を支える事のメリットとは?
働く母親たちを支え続けることでのメリットは多岐に渡ります。

 ・経営的に見れば、離職がなくなることで採用コストがゼロになりました。
 ・チーム的に見れば、入れ替わりによる従業員の教育コストがゼロになりました。
 ・営業的に見れば、継続性のある顧客対応で信頼性と売上UPしました。

結婚や出産を機に辞めなくていいという安心感は、母親たち本人だけでなく職場全体に計り知れない安心感をもたらしています。産休育休が問題なく成り立つということは、病気や介護の場合にも安心して休めるということです。子供や家庭の話を気軽に話して相談できる環境は心理的安全性を醸成し、いつも職場には笑い声が絶えません。

誰かの欠勤やミスを自然と皆でカバーし合う姿を見るたび、かつてブラック企業で誰にも助けてもらえなかった過去を思い出しては涙が出そうになります。
皆が安心して過ごせることは、私にとって心から嬉しく幸せなことです。

私のチームでは、1名の採用募集の求人に対して、男女約200名の応募が殺到するようになりました。特に給料が高いわけでもない、下町の小さな中小企業にも関わらず、です。

今の管理職世代は傾向として母親たちへの理解に乏しく、未だに男性もしくは子供のいない女性を前提とした組織作りをし続けている現状があります。
それは極端に偏った管理職の男女比や年齢分布を見ても明らかです。

本書を通じて育児や家事がどんなものかを丁寧に想像しなおすことで、自然と母親たちをサポートしていける構成にしました。
妻や身内からでは耳が痛い話も、他人である私からならば聞きやすいかも知れません。

いわゆるビジネス本で語られがちな、スケールの大きな話はひとつもありません。
すべて「小さな想像力の積み重ね」のうえに成り立っているのです。


【目次】
・まえがき
・1章:母親たちとうまくいかない2つの原因
・2章:母親たちと働く9つのリアル
・3章:母親たちと元気に働く9つの行動
・4章:ケーススタディ
・5章:日常的にできる9つのこと



【著者プロフィール】
ホームレス部長

氷河期世代として大企業から零細企業まで6社を経験。
某大企業で異例の昇進を遂げるも突然クビを言い渡され、震災不況でホームレス寸前へ。
31歳で現在の中小企業へと転職。

ブラック企業や育児の経験から、人を徹底的に大切にする企業を作り上げようと決意。
母親たちのチームで6年連続/離職0/残業0/育休産休100%達成中。
テレワークの導入と運用についても、中小企業の成功事例として日本テレワーク協会から紹介され、新聞社からも取材を受けるなど高い評価を受けている。
ずっと働く母親たちの味方でありたい。

Twitter:https://twitter.com/homelessbucho
note:https://note.com/homelessbucho
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