イーパテント、グループ会社として株式会社イーパテント・アクティスを設立

知財情報コンサルティングの株式会社イーパテントは、2024年5月1日付で、株式会社イーパテント・アクティスを設立。イーパテントグループとして、価値提供の幅を拡大する。

株式会社イーパテント

2024年5月1日 10時00分

「知財情報を組織の力に®」をモットーに知財情報コンサルティングを展開する株式会社イーパテント（本社：東京都港区、代表取締役社長：野崎篤志）は、2024年5月1日付で株式会社イーパテント・アクティスを設立し、AIPE認定シニア知的財産アナリストである塩谷綱正（しおや・つなまさ）が代表取締役に就任しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1. 背景

2017年に特許庁が公表した『知財人材スキル標準（version 2.0）』において戦略レベルのスキルとして定義された用語に「IPランドスケープ」があります。7年が経過した現在、企業における取り組みの度合いはバラツキが大きい状態にあると理解しています。その中でコンサルティングサービス提供者としては、知財情報活用を経営・事業に根付かせるため、クライアントの組織をより深く理解することが課題となっています。組織内で作用する力学を踏まえ、効果的かつ具体的な提案が必要になるからです。

2. 株式会社イーパテント・アクティスの代表取締役について

代表取締役に就任した塩谷氏は、自動車メーカーの生産技術部門において、技術者自身による知財情報活用の普及に尽力してきました。活用に前向きではない組織を変革してきた実績の持ち主です。AIPE認定シニア知的財産アナリスト資格を持つだけでなく、経営学も修めているため、知財と組織の両視点で前述の課題に取り組める人材として期待されます。

3. 当社とのシナジー

株式会社イーパテント・アクティスは、当社のモットー「知財情報を組織の力に®」の後段部分を中心に取り組みます。蓄積された知見はグループ内で共有され、将来のサービス提供に活かされます。知財情報調査の前後工程までビジネス領域を拡張できるため、「知財情報を組織の力に®」をより高い次元で実現できるようになります。

4. 株式会社イーパテント・アクティスの企業概要

名称：株式会社イーパテント・アクティス

代表：塩谷綱正（しおや・つなまさ）

資本金：300万円

株式配分：51% 株式会社イーパテント / 49% 塩谷綱正

住所：〒105-0004 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館6階ビステーション新橋

設立：2024年5月1日

Webサイト：https://ep-actis.co.jp/

5. 社名「アクティス」の由来

どんなに精緻に調査された知財情報であっても、そこに存在するだけでは価値を生まないというのが株式会社イーパテント・アクティスの考えです。価値を生むのは、お客様の組織において情報が活力をもたらす（ACTIvation）ときです。

お客様の組織でたくさんの活力創出が起きている姿を複数形（S）で表現し、ACTIS（アクティス）と名づけました。

6. 株式会社イーパテント・アクティス、代表取締役塩谷氏コメント

このたび、イーパテントグループの一員として新たなビジネスをスタートできることを心より嬉しく思っております。これまでの経験において、知財情報を組織の力に変えるためには知財情報から得られるインサイトは勿論、組織についてのインサイトが欠かせないと痛感しております。「知財情報を組織の力に®」をモットーに7年間活動されてきた野崎氏の蓄積との掛け算から新しい価値を生めることを楽しみにしております。