社会問題をかけ合わせて事業化?新進気鋭のソーシャルビジネス「Renovate Japan」が、その初動に向けクラウドファンディングを【4月29日】まで実施中!
余っていて困っている空き家を、足りなくて困っている方々へと繋いでいく。CAMPFIREにてプロジェクト絶賛掲載中!
空き家を活用し、家と仕事に困っている方々を支援するソーシャルビジネス「Renovate Japan」始動。第一号物件は、国立・国分寺エリア。誰もが生きやすい社会を目指して…
日本では、空き家という資産余りの問題が地域で深刻化しつつも、ホームレスやネットカフェ難民など、住居にまつわる課題を抱えた人々が未だ多く取り残されている現状があります。Renovate Japanは、この一見すると社会として矛盾しているかのような現象の解消に取り組んでいます。
具体的には、空き家の整理・改修の過程をバイト付きシェルターとして開き、家と仕事に困っている方々を受け入れます。そして、そこで生まれた時間と空間をうまく使い、受け入れた方を適切なセーフティネットへ繋げたり、次の仕事に就く支援を行ったりする予定です。また、整理・改修後の空き家はシェアハウスとして長期的に運営することで利益を生み、ソーシャルビジネスとして継続性のある事業を成り立たせます。
10月に立ち上げ、現在は一戸目の空き家の改修が進んでいます。先日より、実際に家と仕事に困っている方を改修済みの部屋(下記写真)へ受け入れ、シェアハウスとして完成させるまでのお手伝いも少しずつ始めてもらっています。クラウドファンディングでは、プロジェクトが抱える初期投資(空き家の取得費および改修費)リスクの軽減に向けて、資金調達の支援を募っています。
https://camp-fire.jp/projects/view/373526
◆取り組む社会課題
皆さんは「貧困の罠」という言葉をご存知ですか?これは一般的に、貧困であることが理由で貧困から抜け出せないという悪循環のことを指します。
この循環には様々な経路がありますが、例えば教育の場合、貧しくて教育を受けられないと、良い仕事にも就けず、貧しさから抜け出せません。他にも、金融市場における信用や、保険市場におけるリスク評価という経路を通じた循環もあると言われています。
家も大事です。家がないと安定した仕事に就きにくくなりますが、仕事がないと家を確保しにくくなります。これも貧困の罠の一つです。
この罠を内側から当事者が打破することは難しく、したがって外側からの支援が重要になると言われています。私たちのソーシャルビジネスでは、その支援の一環として、家と仕事を一時的に同時に確保し、次のステップまでの踏み台を作ることで、こうした構造的な貧困の問題に取り組みます。
◆RenovateJapanが目指す未来
私たちは「誰もが生きやすい社会」を目指しています。社会には様々な理由から「生きづらさ」を抱えている人々がいます。
人の「生きづらさ」の多くは一見、それぞれの個人的な事情に起因していて、自己責任の問題のように思えるかもしれません。しかし、より俯瞰的に考えてみると、個人ではなく社会の側に、構造的な問題がある場合も少なくはありません。
私たちRenovate Japanは、そのような社会が抱える「生きづらさ」の問題を構造的に捉え、それらの解決に貢献する仕組みを循環するビジネスとして創ることで、「誰もが生きやすい社会」を目指しています。特にまず、世の中に余っていると言われているものを、足りないとされているところへ適切に届けることで、社会における経済的な機会の巡り合わせが、より効率的かつ公平になるよう取り組みます。
◆ビジネスモデルの概要
私たちのビジネスは、7つのステップからなります。
◆頂いたお金の使い道
皆さまに頂いたご支援金は、主に空き家の取得費および改修費に用いさせていただきます。継続的に家と仕事を提供するソーシャルビジネスとして展開できるようにするためにも、特にこの一戸目のモデル事業について初期投資をご支援いただけますと幸いです。
<RenovateJapan>
ホームページ:https://renovatejapan.com
埼玉県久喜市出身。一橋大学(経済学士、経済学修士)、トロント大学(MA in Economics)を卒業。貧困の構造や政策について研究する開発経済学を専攻。学生時代は、海外インターンシップ事業の運営団体や、国際学生寮の運営団体などに所属。新卒では日系大手のシンクタンクへ入社し、公共コンサルティングに従事。主に、官民連携のインフラ事業やまちづくり政策の準備段階における調査や提案を担当。世界的な貧困問題に携わる実務者や研究者、業界を志す学生などを繋ぐオンラインプラットフォーム「小さな国際開発研究会」(会員500名以上)の共同代表。2020年10月よりRenovate Japanを起業。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像