身体の不自由な人への服のお直しをする日本初のオンラインサービス「キヤスク」 3月1日提供開始。
〜着たい服を着る日常を、すべての人に。〜
株式会社コワードローブ(代表取締役:前田哲平)は、「着たい服を着る日常を、すべての人に。」をスローガンに、障害・病気・怪我など様々な理由で「服の選択肢の少なさ」に悩む人が、身体の不自由に合わせて「既製服を着やすくするお直し」を、気軽に、気やすく依頼できる、日本初のオンラインサービス『キヤスク』を2022年3月1日(火)より開始します。
■キヤスクURL https://kiyasuku.com/
■キヤスクURL https://kiyasuku.com/
キヤスク開発の背景
- 2018年春、当時ユニクロに在籍していた前田が、聴覚障害者の同僚と知り合ったことをきっかけに、障害者の服事情をきちんと知りたいと考え、当事者へのヒアリングを開始。
- 2020年までの3年間で800人にヒアリングを行い、障害種別や年齢や性別などに関わらず多くの人が、自分の好みではなく「着やすいかどうか」を優先して毎日着る服を選ばざるを得ないことに起因する、「服の選択肢の少なさ」に悩んでいることを知る。
- 「自分に何かできることはないか」との想いから、着やすい既製服の情報を発信するメディア運営をまず始めたものの、「服の選択肢の少なさ」に悩む人が、健常者と同じように自分の好みの服を自由に選んで着て心豊かに毎日を過ごせる世の中にするためには、もっと本質的な解決策が必要であると感じ、「先に自分の好みで選んだ既製服を、後で着やすくお直しできるサービス」を作ろうと決意。
- 単一ブランドとして展開するよりも、あらゆるブランドを対象に、たくさんの服を着やすくできるサービスにしたいと考え、2021年1月、ユニクロを退職して独立し、キヤスクの準備に着手。
- 2021年4月から6月にかけて、キヤスク立ち上げの資金調達を目的にクラウドファンディングを実施し、276人から414万円の支援が集まる。また11月には、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏がサポートする「ユヌス&ユー ソーシャルビジネスデザインコンテスト」で、キヤスクのビジネスプランがグランプリを獲得。
お客様が自宅ですべてを完結できるサービスフロー
- お直しする服を準備してサイトにアクセス
- 依頼したいお直しを選択
- 担当キャスト(お直しスタッフ)を選択
- キャストとお直しの詳細を、サイト内の個別コミュニケーションルームで打ち合わせ
- 打ち合わせ後、お直しする服をキャスト宅に配送
- キャスト宅に服が到着後、料金支払い
- 料金支払い後、キャストがお直しに着手
- お直し完了後、キャストから返送される服を自宅で受取
一般的なお直しサービスでは簡単に受けてもらえない特徴あるメニュー
- 腕が曲がりにくい人などにおススメの「Tシャツの前開き 1,650円(税込)」、手先が不自由な人などにおススメの「シャツのボタン留めをマジックテープ留めに変更 1,980円」、車いすユーザーなどにおススメの「パンツの褥瘡対策をする 4,400円」など、一般的なお直しサービスでは簡単に受けてもらえないメニューを多数、お手頃な料金で用意しています。
キヤスクのお直しスタッフ「キャスト」について
- キヤスクではお直しスタッフを、元々の意味である「映画・演劇・テレビドラマなどで役を演じる出演者」のように、「お客様一人一人に優しく寄り添うキヤスクのサービス・キヤスクの世界観をまさに体現する役割を担ってほしい」という意味を込めて、また「キヤスクの人=キヤスト」という言葉遊びにも掛けて、「キャスト」と呼んでいます。
- キャスト全員が、「肢体不自由児の親として、自分の子のために独学で習得したお直し技術を、昔の自分と同じように困っている人に提供したい」「世の中にこんな悩みがあることを知らなかったが、縫製士として自分にできる範囲で困っている人の役に立ちたい」など、お客様に対するそれぞれの熱い思いを胸に参加しています。
会社概要
- 会社名:株式会社コワードローブ
- 代表者:前田哲平
- 設立日:2021年1月
- 所在地:千葉市中央区富士見2-7-9-609
- URL:https://co-wardrobe.com/
本件に関するお問い合わせ
- 株式会社コワードローブ(担当 前田)
- E-MAIL:co.wardrobe.tmaeda@gmail.com
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