東北・新潟のプロモーション連携拠点事業 芭蕉の辻プロジェクト「CROSS B PLUS」オープニング記念シンポジウムを開催
本日2021年5月25日(火)、芭蕉の辻プロジェクト「CROSS B PLUS」のオープニング記念シンポジウムが新仙台ビルディング1Fにおいて開催されました。本シンポジウムには、宮城県知事 村井嘉浩様、仙台市長 郡和子様、東北経済連合会会長 海輪誠様、東北六県商工会議所連合会会長 兼 仙台商工会議所会頭 鎌田宏様、三菱地所株式会社東北支店長 増渕多俊様、全農宮城県本部県本部長 大友良彦様をはじめとしたご来賓のほか、本プロジェクトを共同事業体として運営する株式会社仙台ビルディング取締役社長 神部光崇、株式会社河北新報社代表取締役社長 一力雅彦、株式会社第一広告社代表取締役 尾形雄一郎が出席しました。
冒頭挨拶では、宮城県知事 村井嘉浩様が次のように述べました。
宮城における情報発信拠点として「芭蕉の辻プロジェクト」が果たす役割は非常に大きく、この素晴らしい施設を活用した様々なイベントなどが行われ、東北・新潟の魅力を国内外に発信していくことでアフターコロナにおける地域活性化に繋がることを期待しており、県としても積極的に活用していきたいと考えています。
つづいて、仙台市長 郡和子様が次のように述べました。
歴史的価値のあるこの場所が、新たなランドマークとして東北・新潟をクロスしていく、観光のみならず様々な情報を発信していく、あるいは、産業・農業・技術すべてを含めてイノベーションしていく、その拠点となるものと大変心強く思っています。この場所から、全国・世界へ発信されることを強く期待しています。
第一部のトークセッションでは「東北・新潟の魅力発信を目指して」をテーマに、株式会社河北新報社代表取締役社長 一力雅彦をコーディネーターとして、宮城県知事 村井嘉浩様、仙台市長 郡和子様、東北経済連合会会長 海輪誠様、三菱地所株式会社東北支店長 増渕多俊様、全農宮城県本部県本部長 大友良彦様が登壇し、次のように語りました。
■宮城県知事 村井嘉浩様
「東北・新潟の広域観光の在り方-Withコロナ・Afterコロナに向けて-」
東北・新潟エリアにおけるアフターコロナの広域観光について、ポイントは「段階的な誘客エリアの拡大」「共通テーマによる情報発信」「新しい旅のスタイルの確立」の3つであると考えています。新型コロナウイルスの影響で、遠くに行くことがままならない、また遠くから来ていただく事もままならない現在、地元の観光資源を見つめ直す良いきっかけとして、東北・新潟を周遊する企画を今後考えていきたいと思っています。
■仙台市長 郡和子様
「仙台市の都心再構築、東北地方の連携」
東北は人口減少が早く進んでいる中、仙台市では地域経済の活性化に向け、2019年3月に「仙台市交流人口ビジネス活性化戦略」を策定しました。今後は定禅寺通りの活性化、市役所本庁舎の建て替えなど数十年に一度の大きな事業が本格化します。50年後、100年後の未来の市民のために、多くの方に集っていただける街づくりのために、取り組みを進めてまいります。
この「CROSS B PLUS」も都心の新たな交流の場として、東北・新潟の可能性を広げて、各都市の絆を深める架け橋になるに違いないと確信しています。
■東北経済連合会会長 海輪誠様
「東北・新潟の魅力発信を目指して」
地域社会の持続性と魅力を高める・稼ぐ力を高める・交流を加速する、の3つを軸とした新ビジョン「わきたつ東北」(2030年目途)を掲げています。芭蕉の辻から見渡す先には「次世代放射光施設」があります。業種等問わず、幅広い活用をしていただける施設として2024年度から供用開始予定です。今夏に東京・秋葉原で行う「東北ハウス」や、ポストコロナを見据えた「デュアルライフ東北」にもオール東北で働きかけをしていきます。
そうした中で、情報発信は欠かせないものであり、「CROSS B PLUS」は貴重な場所です。日本全国、世界に向けた地域の情報発信拠点として、また人々が集い交流する場として、発展していくことを祈念しています。
■三菱地所株式会社東北支店長 増渕多俊様
「大丸有の経験、泉パークタウンから仙台都心再構築の取り組みへ」
泉パークタウンではまもなくまちびらき50周年を迎え、第6住区の開発も進んでいます。現在、東京では完成時に日本一の高さとなる「TOKYO TORCH」を建設中です。
復興支援では、「女川さんま収獲祭」を泉パークタウンの商業施設で行ったり、「MARU de TOHOKU」というイベントを丸の内で実施するなどしてきました。都市を元気にしていくためには、建物のハード面だけではなく、建物をどう使っていくかという点が大事だと考えています。
また、情報を東北・新潟から集めて発信していくこと、人を集めていくといったことが重要で、東北6県でも「CROSS B PLUS」のような施設は他にないと感じています。東京・丸の内で培ったノウハウを惜しみなく提供したいと思います。
■全農宮城県本部県本部長 大友良彦様
「食材王国みやぎ、全農東北プロジェクトの取り組み」
宮城には自然が沢山あります。美味しい農畜産物をよりおいしく、そして多くの皆さまに食べていただく、これが私たちの役割であります。宮城だけでなく、東北6県でも地域を元気にするプロジェクトとして「全農東北プロジェクト」も実施しています。
歴史的な役割を果たしてきたこの場所で、これまで以上に多くの生産者と消費者の懸け橋になり、「CROSS B PLUS」のカフェダイニングにも県産の食材をしっかりとお届けすることが私たちの務めであると思っています。
続いて第二部ではPRセッションとして、東北経済連合会常務理事 小野晋様より「東北ハウスの概要とコンテンツPR」を行って頂き、芭蕉の辻プロジェクト共同事業体より「芭蕉の辻プロジェクトPR」を行いました。
■「東北ハウスの概要とコンテンツPR」
(東北経済連合会常務理事 小野晋様)
東北ハウスは、今年の夏、東京・秋葉原に開設する東北・新潟の情報発信拠点です。東日本大震災から丸10年を迎える節目の年に、復興する姿や東北・新潟の魅力を発信しようと、実施するものです。
感謝、交流、明日へ、というコンセプトを体現した「感謝のパネル」や、高さ4m×幅34mの巨大スクリーンに、世界で活躍するクリエイター集団「WOW(ワウ)」が制作するオリジナル映像を上映するなど様々なコンテンツがあります。
東京オリンピック・パラリンピックの開催・中止に関わらず、開催されます。リアル開催に加え、WEB上での「バーチャル開催」も8月24日から5ヶ月間実施し、コロナで会場においで頂けない国内外の方々にも発信していきます。
■「芭蕉の辻プロジェクトPR」
・芭蕉の辻クロニクル動画 放映
(芭蕉の辻の過去から現在までを綴った歴史動画)
・東北観光推進機構様「東北の夏」動画 放映
(東北の夏を4Kで撮影した動画)
・芭蕉の辻プロジェクト 概要説明動画 放映
(プロジェクトの背景・概要についての
プレゼンテーション動画)
■駐日フィリピン共和国大使館 特命全権大使
ホセ カスティーリョ ラウレル 5世 様よりビデオメッセージ
施設内工房で製造するオリジナルチョコレートには、原料にフィリピン原産のカカオ豆を使用しフェアトレードを実践している「AURO CHOCOLATE」を利用することから、駐日フィリピン共和国大使館のホセ カスティーリョ ラウレル 5世様より以下のメッセージを頂戴しました。
フィリピンは1600年代後半にアジアで初めてカカオの生産が盛んになった国です。
近年、フィリピンのビーンズ&バーは世界的に評価されています。そのひとつがAuro chocolateです。昨年の「2020 International Chocolate Awards - Asia Pacific edition」では、5つの金賞を受賞しました。
チョコレートは心の食べ物だと言われていますが、この試みが我が国と東北・新潟の人々の心の距離を縮めてくれることを願っています。
■「芭蕉の辻プロジェクト」について
「CROSS B PLUS(クロス ビー プラス)」は仙台市中心部の「芭蕉の辻」に位置しています。「芭蕉の辻」は、東北を縦断する奥州街道と仙台城の大手門から市中に入る大町通りが交差する地点にあり、現代に至るまで、商業・金融の中心として栄えてきました。江戸時代には、幕府は町民に情報を伝える手段として高札が設置され「札の辻(ふだのつじ)」と呼ばれており、情報発信拠点の役割も担っていました。
本プロジェクトは「CROSS B PLUS」を拠点に、「イベントスペース事業」「メディア・PR事業」「デジタル事業」「カフェダイニング・クラフト事業」「SDGs推進」の5つの事業を展開する予定です。東北・新潟の新聞社や自治体と連携し、記者会見やPRイベントの開催等を通じた情報発信拠点となることを目指しています。
<CROSS B PLUS概要・アクセス>
●名称/CROSS B PLUS(クロスビープラス)
●所在地/宮城県仙台市青葉区大町1-1-30 新仙台ビルディング1F
●交通/仙台駅(JR)西口 徒歩14分
青葉通一番町駅(仙台市地下鉄東西線) 北1口 徒歩3分
広瀬通駅(仙台市地下鉄南北線) 西4口 徒歩7分
●営業開始日/2021年5月26日(水)
●営業時間/10:00~19:00(プレオープン期間中)
●TEL/022-399-7091(5月26日以降受付)
●URL/ https://cross-b-plus.com
●今後の予定
※変更の可能性があります。
5月26日(水)10時:カフェダイニングオープン
6月中旬以降:ビール醸造所設置完了
7月以降:施設内でのビール醸造開始
本プロジェクトのリリース(PDF)は以下よりダウンロードいただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d79695-20210525-9890.pdf
画像は以下よりダウンロードいただけます。
https://dl.nxlk.jp/3213d7b3-5ece-41ad-b59e-05568ed1ab38
東北・新潟の情報発信拠点事業「東北ハウス」の詳細(PDF)は
以下よりダウンロードいただけます。
https://upload.hdedrive.com/ui/kyodo-pr.co.jp/dl/SB1621948129-85d4266e-a3e2-4c33-bb74-c621435038b4
※本リリース記載内容は、今後の検討・協議等により、変更となる場合があります。
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