国際物流プラットフォームのWillbox、プレシリーズAラウンドの資金調達を完了
丸紅ベンチャーズやANOBAKAなどが出資し、国際物流のDX促進事業を支援
国際物流プラットフォームを運営するWillbox株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 神 一誠)は、リード投資家の丸紅ベンチャーズに加え前回ラウンドのリード投資家であるANOBAKA、新規投資家のSMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、LAUNCHPAD FUND(Headline Asia)、個人投資家の守屋 実氏を引受先としたプレシリーズAラウンドの第三者割当増資を実施しました。今回の調達を契機にWillboxは事業を本格的に立ち上げ、国際物流に関わる国内の事業者が長年培ってきた知見をDX(デジタルトランスフォーメーション)によりアップデートし、物流の国際競争力を高めることを通じて、「Made in Japan」を再定義することを目指します。
Willbox のメンバーと、今回ラウンドに参加した投資家の皆さん
WillboxがDXによる効率化を目指す国際物流は、主に貨物サイズが大きい工作機械や精密機械、プラント設備等で物流自体の専門性が高く、FCL/ Full Container Load(海上コンテナ輸送)による輸送で、デジタル化が困難とされてきた領域です。国際物流では輸送、梱包、通関、船積みといった様々な工程があり多くのステークホルダーが関わるため、リードタイムの長期化、不明瞭な料金構造といった課題も抱えています。Willboxは国際物流プラットフォーム「Giho」の運営を通じてこれらのステークホルダーを結び、荷主に対して「早い・安い・安全」な物流サービスを提供する一方で、実作業を行う物流事業者に対しては「高単価かつ得意な案件」を還元しています。
「Giho」の特徴は、デジタル化した木箱梱包技術と、独自に構築した物流事業者に関するデータベースを用いたアルゴリズムです。荷主が入力した貨物の寸法や内容物、出荷地、荷受地、スケジュールといった条件に応じて、最適な物流事業者を組み合わせた見積もりを最短10秒程度で作成できます。見積もりには詳細な費用の内訳も分かりやすく表示されるため、荷主は複数の見積もりを比較し最適と判断した各物流事業者への発注をGiho上で一括して行えます。Willboxは、今後も荷主と物流事業者が国際物流に関する業務を効率化できる機能をGihoに追加していくことで、国際物流のプラットフォームとして業界全体の発展に貢献するサービスに成長させることを目指します。
「Giho」の運営は2020年7月からベータ版として開始しており、これまでに100社を超える物流事業者が登録済みです。荷主の多くは工作機械や精密機械を製造・販売するメーカーや商社で、すでに輸送費用の削減や見積比較と発注における業務改善といった成果を上げています。今回調達した資金は、更なるシステム改善や新機能開発のほか、サポート体制の強化やそのための人材採用などに利用する予定です。
「Giho」が提供する機能(※詳しい内容のお問い合わせは、HPのお問い合わせにて。https://willbox.jp)
【Gihoの概要】
国際物流デジタルプラットフォームGihoを通じて、物流に関わる皆さまの1日の生産性を、極限まで高めるために様々なデジタル物流サービス(https://willbox.jp/Giho)を提供しています。Gihoでは、日本初の国際物流マーケットプレイスを展開し、世界中のSteamship Line(船会社)、国内外100社を越える物流事業者様と提携して、日本発FCL/ Full Container Load(コンテナ輸送)の輸出サービスを展開しております。
【Willbox株式会社の概要】
・会社名:Willbox株式会社
・本社:神奈川県横浜市
・設立日:2019年11月19日
・URL:https://willbox.jp/
・代表取締役:神 一誠
・外部株主:ANOBAKA、丸紅ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、LAUNCHPAD FUND(Headline Asia)、守屋 実
・ 資本金:110,750,000円(資本準備金を含む)
・ 事業内容:国際物流デジタルプラットフォーム事業
・ URL:https://willbox.jp
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