公開講座「若年女性の朝食欠食と生殖機能　～時計遺伝子が刻む負の記憶～」を開催

現代人間学部・生活環境学科　名称変更記念

京都ノートルダム女子大学（学長：中村久美、所在地：京都府京都市左京区）は、生活環境学科の名称変更を記念し、2021年7月3日（土）に公開講座（無料）を開催します。
今回は「若年女性の朝食欠食と生殖機能～時計遺伝子が刻む負の記憶」をテーマに、藤原　智子（ふじわら　ともこ）氏（京都ノートルダム女子大学　現代人間学部生活環境学科　教授）と小野　政徳（おの　まさのり）氏（東京医科大学　医学部医学科産科婦人科学教室　准教授）による講演を行います。

【本件のポイント】
①   2021年度から名称変更した「生活環境学科」は衣食住をベースとしてライフプランニングについて専門的に追究できる学科
②   「生活環境学科」学びの一つでもある「食」をテーマに教育と医療の視点から、若年女性の食生活と生殖機能に関する最新の研究トピックスを紹介
③   「朝食欠食」を原因として段階的に発生する自覚症状、そして健康や次世代への影響を調査や実験結果を交えて予防医学の観点から解説
 

 

 

【開催概要】
食生活習慣は将来の健康やQOL（生活の質）に影響を及ぼす重要な因子とされていますが、若年層の認識は必ずしも十分とはいえず、多くの問題点が指摘されています。その一つとして若年成人層の朝食の欠食率は男女ともに高いことが挙げられます。特に、朝食欠食は体内時計を乱し、様々な不調を引き起こすことが報告されています。女子大学生を対象としたアンケート調査では、朝食欠食者に月経痛が強いことが判明しました。月経痛の原因として婦人科系疾患がありますが、これは将来の妊孕能（妊娠する能力）や将来のQOLに大きくかかわってきます。そこで今回は、大学の教育現場と産婦人科の医療現場の視点から、若年女性の食生活と生殖機能に焦点を当て、最新の研究トピックスを紹介します。

◆日時　：　2021年 7月3日（土）13:30～15:30（会場13:00）
◆場所　：　京都ノートルダム女子大学　ユージニア館NDホール
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、中止、延期またはオンライン開催に変更する可能性があります。
◆講師　：　藤原智子氏（京都ノートルダム女子大学　現代人間学部生活環境学科　教授）
　　　　　　小野政徳氏（東京医科大学　医学部医学科産科婦人科学教室　准教授）
◆参加費　：　無料
◆申し込み　：　右記URLから、お申込みください。　https://forms.gle/T8MDi6wqP1hakdeo9
◆問い合せ先　：　京都ノートルダム女子大学　研究・情報推進課
[e-mail]　電話：[phone]（平日8:45～17:30）
◆備考　：　今後の公開講座・公開プログラムついては、下記URLをご参照ください。
　　　　　　http://www.notredame.ac.jp/cooperation/meeting/