「水上印刷」2021年3月期決算発表 過去最高売上・利益を達成 縮小する印刷業界で10年連続増収、年平均成長率10.5%を実現
~DX推進による「小売業の非効率改善モデル」が奏功~
マーケティング・オペレーションの改善・最適化を一気通貫で支援する水上印刷株式会社(本社:東京都新宿区、 代表取締役社長:河合克也、以下、水上印刷)は、2021年3月期の決算を発表いたします。
- 2020年度業績サマリー
- 過去最高売上・利益および10年連続増達成の要因分析
2020年度上期については、新型コロナウイルス感染拡大を受けた各種行動制限の影響により、顧客業種によって販促活動を抑制する動きが見られました。
しかし、オンラインやデリバリー事業など、コロナ禍におけるお客様の注力事業への「選択と集中」を進めたことで、前期全体として、過去最高売上・利益を達成することができました。
②従来の印刷ビジネスから脱却し、顧客の「時間創造」&「PL改善」という価値提供を実現
「水上印刷」という社名でありながら、印刷による売上は売上全体の約30%に過ぎません。過去10年にわたって、企画・デザイン、マーケティング、デジタル・システム化、ロジスティクスまで一気通貫でおこなうフルサービスカンパニーとして事業転換を実施。あらゆる顧客の“非効率”を解消し、煩わしい業務負担から顧客を解放することで、顧客の時間創造を実現するとともに、潜在・顕在コストの削減により、顧客のPL改善に貢献するということにこだわってきました。
- 水上印刷のフルサービスが目指す「非効率の改善」人件費4.5億円の削減効果も
※参照 公益財団法人 日本生産性本部「生産性レポート Vol.13」
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/10bad8fb307149202fee4c4be50b5f9d_1.pdf
- 販促物の管理集約・個店配送モデル
https://www.mic-p.com/service_themes/serv_th_01
水上印刷ではこの仕組みを大手コンビニエンスストア企業に提供し、販促物の発送・製造の集約によって配送/製造コストの約20%をカット。同時に、必要な販促物のみが届くことで、販促物の取り付け・取り外しにかかっていた時間が1店舗につき週あたり約30分の短縮につながりました。これは全国展開するコンビニでは、人件費が年換算で4.5億円削減された計算となります。
こうした「非効率」を現場目線の改善で解消していくことで、店頭販促のオペレーションに新しいスタンダードを作り、小売業での更なる生産性向上を目指していきます。- 水上印刷株式会社 代表取締役社長 河合 克也
2002年、早稲田大学商学部を卒業後、株式会社キーエンスに入社。2007年より水上印刷の経営戦略に参画し、経済産業省商務情報政策局情報政策課への転籍を経験した後、2014年に代表取締役社長に就任。
「製造とサービスの融合」を核にビジネスモデルを掲げ、その基礎となる「ひとづくり」を経営の中心に据える。「お客様の面倒くさいをすべて引き受ける」をコンセプトに、マーケティング、クリエイティブ、ものづくり、 フルフィルメント、ロジスティクス、ICTを自社で一貫して保有し、小売流通企業の販促プロセスにイノベーションを起こしている。2018年 東京都「経営革新最優秀賞」、2019年「Great Place to Work 2019 ベストカンパニー」受賞
- 会社概要
所在地 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿5-14-3
創業 :1946年7月1日
代表者 :代表取締役会長 水上 光啓
代表取締役社長 河合 克也
事業内容:ビジネス・プロセス・アウトソーシング、マーケティングオペレーション改善、販促プロモーション支援、デジタルコンテンツ制作&配信、ICTシステム開発、クリエイティブデザイン、印刷製造、電子機器キッティング、フルフィルメント&ロジスティクス、事務局・コールセンター業、人材派遣、データ分析&改善コンサルティング
コーポレートサイト: https://www.mic-p.com/
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