大型現代アート作品の“見せる収蔵庫” MASK (MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」にて、一般公開「Open Storage 2021-拡張する収蔵庫」を開催

新参画アーティスト 持田敦子による新作を発表

一般財団法人おおさか創造千島財団(所在地:大阪市住之江区)は、広さ約1,000㎡・高さ9mの鋼材加工工場・倉庫跡地を活用した「MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」(所在地:同北加賀屋5-4-48)で保管する大型現代アート作品の一般公開「Open Storage 2021 -拡張する収蔵庫-」を、10月16日(土)から11月14日(日)まで開催いたします。
8度目の一般公開となる本年は、国際的に活躍する現代美術作家6名の作品展示とともに、公募により選出された持田敦子が新作を発表いたします。


気鋭のアーティスト・持田敦子が、MASKに新たな入口を「拓く」
MASKは2019年度に初めての公募「Open Call 2019-2020」を実施し、持田敦子を新参画アーティストとして選出。2020年度から新作発表に向けたプロジェクトを始動しました。
持田は、既存の建築物の内外に、仮設壁や単管パイプで作られた階段などといった構造体=「異物」を挿入することで、空間の意味や機能を一時的に変容させ、それによって表出する差異によって場所の特性を浮かび上がらせる、サイトスペシフィックな作品を手掛ける気鋭のアーティストです。
今回持田は、MASKの「見せる収蔵庫」としての場所のコンセプトや他作家の収蔵作品、工場・倉庫跡ならではの建築的構造、大阪の工業エリアという地域性といった諸要件に多面的に対峙し、北加賀屋を拠点とする建築ユニット・dot architectsの協力のもと、これまで開かずの扉だったシャッター面を活用し、MASKに新しい入口を「拓く」ことを作品によって試行します。既存の枠組みを超越するダイナミックな挑戦にどうぞご期待ください。

持田の新作を堪能できる、多彩なプログラムを開催
オープニングイベントとして、持田が関心を寄せる「解体」をテーマにゲストを迎え、美術作品や建築物の解体現場、解体せずに再活用する選択や方法など、クリエイションについての考察を深めるトークと持田本人による作品ガイドツアーを開催いたします。また会期中には、持田を選出した公募の選考委員とともに、新作について紐解いていくトークイベントを実施いたします。ついに完成した持田の新作を堪能できるプログラムです。また、例年ご好評を頂いている「対話型作品鑑賞プログラム」を今年も実施いたします。



写真左:Open Storage 2020-2021」作品ツアーの様子(写真:仲川あい)/ 右:「対話型作品鑑賞プログラム」の様子

MASKの象徴的な作品《ジャイアント・トらやん》がクロージングを彩る
クロージングイベントとして、開館当初に収蔵されたMASKのシンボル的な作品であるヤノベケンジの《ジャイアント・トらやん》のファイヤーパフォーマンスとゲストを迎えてのスペシャルトークイベントを実施いたします。
 
  • 「Open Storage 2021 -拡張する収蔵庫-」 開催概要
【会期】2021年10月16、17、23、24、30、31日、11月3、6、7、12、13、14日(計12日間)
※11/12~14はクロージングイベント参加者のみ入場可
【時間】12:00 〜18:00
【会場】MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)大阪市住之江区北加賀屋5-4-48
【入場】無料
【メインアーティスト】持田敦子
【参加作家(50音順)】宇治野宗輝、金氏徹平、久保田弘成、名和晃平、やなぎみわ、ヤノベケンジ
【主催】一般財団法人 おおさか創造千島財団
【助成】芸術文化振興基金
【企画協力・キュレーター】木ノ下智恵子(大阪大学共創機構 准教授)
【特別協力】dot architects、Atelier Tuareg
【広報協力】京都芸術大学ULTRA FACTORY、MIWA YANAGI OFFICE、Sandwich、ANOMALY 他

【会場へのアクセス】
Osaka Metro四ツ橋線「北加賀屋」駅4 番出口より徒歩10分
※JR新大阪方面からは、OsakaMetro御堂筋線「大国町」駅で四ツ橋線に乗換
※阪神高速堺線「玉出」出口より約5分※会場に駐車場はありません/近隣に有料駐車場有

【新型コロナ感染症拡大防止対策について】
・37.5度以上の発熱がある又は体調のすぐれない方、過去2 週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方はご来場をご遠慮ください
・会場入口での検温、消毒にご協力ください
・マスクを着用されていない方のご入場はお断りいたします
 
  • MASK WEBサイト
https://www.chishimatochi.info/found/mask/
 
  • 関連プログラム
1、オープニングイベント「ゲストトーク1」
【出演】持田敦子、永井菜緒(株式会社SWAYDESIGN 代表取締役/一級建築士)、宮原翔太郎(令和建設/ 喫茶ミラクル 番頭)、野崎将太(々 主宰)
【日時】10月16日(土)13:30~15:00
【モデレーター】木ノ下智恵子
【会場】MASK、オンライン配信
【参加】無料、定員(実会場)30名程度 ※実会場は要申込
【申込方法】Peatixよりお申し込みください
https://openstorage2021-talk1.peatix.com/view
※オンライン配信は申込不要、MASKウェブサイトから視聴いただけます

2、「作品ツアー」
【出演】持田敦子
【日時】10月16日(土)11:30~12:00
【会場】MASK
【参加】無料、定員10名程度 ※要申込
【申込方法】Peatixよりお申込みください
https://openstorage2021-tour.peatix.com/view

3、対話型作品鑑賞プログラム「アートのヒミツ基地?!みんなで探検ツアー」
【日時】10月23日(土)、24日(日) 全6回・各回約45分・定員あり
【会場】MASK
【対象】①12:00小学校1〜3年生/ ②14:00小学生4〜6年生/ ③16:00中学生~大人
【監修】京都芸術大学 アート・コミュニケーション研究センター
【参加】無料、要申込
【申込方法】Peatixお申込みください
https://openstorage2021-tankentour.peatix.com/view

4、「ゲストトーク2」
【出演】持田敦子、飯田志保子(キュレーター)、木村絵理子(横浜美術館・主任学芸員)
【日時】10月31日(日)13:30~15:00
【モデレーター】木ノ下智恵子
【会場】MASK、オンライン配信
【参加】無料、定員(実会場)30名程度 ※実会場は要申込
【申込方法】Peatixお申込みください
https://openstorage2021-talk2.peatix.com/view
※オンライン配信は申込不要、MASKウェブサイトから視聴いただけます

5、クロージングイベント「ジャイアント・トらやん―ファイヤーパフォーマンス&スペシャルトーク」
【日時】11月12日(金)〜14日(日)金・18:30~ 土日13:30~(予定)
【出演】ヤノベケンジ、芝川能一(おおさか創造千島財団 理事長)、その他
【モデレーター】木ノ下智恵子
【会場】MASK
【料金】2,000円(税込) ※要申込
【申込方法】Peatixお申込みください
https://openstorage2021-closingevent.peatix.com/view
※その他出演者や詳細は決定次第、公表します

状況により、プログラム内容が変更または中止とする場合があります。最新情報はWEBサイトをご確認ください
 
  • メインアーティスト プロフィール

持田敦子 Atsuko Mochida
http://atsukomochida.jp/

2018年、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了。同年、バウハウス大学ワイマール大学院Public Art and New Artistic Strategies修了。2018年から2019年にかけて、平成30年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツ、シンガポールにて研修。プライベートとパブリックの境界にゆらぎを与えるように、既存の空間や建物に、壁面や階段などの仮設性と異物感の強い要素を挿入し空間の意味や質を変容させることを得意とする。「Desintegriert Euch!」(Maxim Gorki Theater、3.BERLINER HERBSTSALON、ベルリン(ドイツ)、2017)、「YOUNG TALENT PROGRAMME 2018/19」(Affordable Art Fair、シンガポール、2018)、「日本・キューバ現代美術館『近くへの遠回り』」(Centro de Arte Contemporaneo Wifredo Lam、ハバナ(キューバ)、2018)などに参加、国際的に活躍している。本年11月からは「北アルプス国際芸術祭2020-2021」にも参加予定。

Photo by Pezhman Zahed
 
  • プログラム トーク出演者 プロフィール

◾️ゲストトーク1

永井菜緒 Nao Nagai

https://sway-design.jp

株式会社SWAYDESIGN代表取締役/一級建築士。1985年生まれ。石川県出身。都内の店舗設計施工会社などを経て、2014年 一級建築士事務所SWAY DESIGNを開設。空き家となっていた実家を改修し、フロントデスクを兼ねた蕎麦屋を運営。ʼ18年 株式会社SWAY DESIGNとして法人化。住宅・店舗等のリノベーションを手がける傍ら、物件の価値や課題を整理し不動産の有効活用を提案する不動産事業「よいチョイス」、解体コンサルティングサービス「解体のサンピ」を展開。

ーーーーーーーーーーーー

野崎将太 Shota Nozaki

々 主宰。肩書にこだわらない異色の大工。内装から舞台や映画美術、芸術イベントの造作や設営まで、さまざまな作ることに携わる。建築集団 “々” を主宰。前田文化のメンバーとして、文化住宅の解体をしながらパフォーマンスをする活動も行う。

ーーーーーーーーーーーー

宮原翔太郎 Shotaro Miyahara
https://www.reiwakensetsu-tottori.com/blank

令和建設/喫茶ミラクル 番頭。鳥取県浜村温泉にてシェアハウス兼イベントスペース「喫茶ミラクル」や一棟貸しの宿泊施設「ハマヴィラ」の運営を行う他、晴れたら中止の音楽フェス「曇天野外」を開催。浜村温泉で生き易い世界の実現を目指し様々な実験を行なっている。また、「職人の価値の変革」を理念に掲げ、建築工事等を行う建築ユニット「令和建設」の副代表を務め、鳥取県内で様々な建築提案を行なっている。

◾️ゲストトーク2

飯田志保子 Shihoko Iida

キュレーター。1998年から2009年まで東京オペラシティアートギャラリー勤務。豪クイーンズランド州立美術館/現代美術館研究機関内の客員キュレーター、韓国でのフェローシップ・リサーチャーを経て、第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2012、あいちトリエンナーレ2013、札幌国際芸術祭2014のキュレーターを務める。2014年10月から2018年3月まで東京藝術大学准教授。主にアジアや豪州各地域で共同企画展を実践。あいちトリエンナーレ2019及び国際芸術祭あいち2022のチーフ・キュレーター。

Photo by ToLoLo studio
ーーーーーーーーーーーー

木村絵理子 Eriko Kimura

横浜美術館・主任学芸員。 近年の主な展覧会企画に、「ヨコハマトリエンナーレ2020」(企画統括)、”HANRAN: 20th-Century Japanese Photography”(National Gallery of Canada、2019年)、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」(横浜美術館、2017年/アーツ前橋、2018年)、「BODY/PLAY/POLITICS」(横浜美術館、2016年)、「奈良美智」展(横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術、2012年)、「高嶺格」展(横浜美術館、広島市現代美術館、IKON Gallery・バーミンガム、鹿児島県霧島アートの森、2011年)、「束芋」展(横浜美術館、国立国際美術館、2009-2010年)ほか。

Photo by KATO Hajime
 
  • MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA) 概要

鋼材加工工場・倉庫として使われていた建物をそのまま活用。床面積約1,030㎡(52.5×19.5m)、高さ9.25m。事務所跡を改装したホワイトキューブ(展示スペース)と簡易レジデンスを併設。各地の芸術祭などに出展された大型の現代美術作品は、保管場所の確保が難しく、会期終了後に解体や廃棄を余儀なくされるケースが多い。このような状況に一石を投じ、大阪の創造環境の向上に寄与したいとの思いから、おおさか創造千島財団は、大型作品を無償で保管・展示する「MASK」を2012年より運営している。
https://www.chishimatochi.info/found/mask/
  • Open Storage 2021参加作家(50音順)・収蔵展示作品一覧
■宇治野宗輝

《THE BALLAD OF EXTENDED BACKYARD, THE HOUSE》2015 家電機器、木、鉄、ミクストメディア 400×800×700cm(展開時) ※2015年10月、MASKにて滞在制作/建築設計:dot architects、片岡慎策


撮影:仲川あい

■金氏徹平

《White Discharge(公園)》2017 Mixed Media Dimensions Variable
※2017年1月、MASKにて滞在制作
《tower(THEATER)舞台セット》 2017 Wood 600×300×300cm ほか


撮影:仲川あい

■久保田弘成


《大阪廻船》2013 プレジャーボート、鉄、エンジン、ステッカー 400×380×550cm


撮影:守屋友樹

■名和晃平


《N響スペクタクル・コンサート「Tale of the Phoenix」舞台セット》2015 Mixed Media Dimensions Variable


撮影:仲川あい

■やなぎみわ


《ステージトレーラー「花鳥虹」》2014 1,021×652×1,129cm(展開時)



撮影:守屋友樹 
 
■ヤノベケンジ

《ジャイアント・トらやん》2005 アルミニウム、鉄、真鍮、FRP、発泡スチロール 720×460×310cm
《ラッキードラゴン》2009 船、アルミニウム、FRP、他 1,000×450×1,530cm
《サン・チャイルド》 2011 FRP、鉄、ネオン、他 620×444×263cm ほか
撮影:守屋友樹
 
  • 北加賀屋の同時期開催イベント
■Open Studio 2021 Autumn  

大阪最大のアーティスト・シェアスタジオが一般公開&展覧会を開催
日時:2021年10月23日、24日、30日、31日、11月6日、7日、13日、14日(計8日間)※土日のみ開館 12:00〜18:00
会場:Super Studio Kitakagaya
https://ssk-chishima.info

■すみのえアート・ビート 2021 

住之江・北加賀屋のアートなお祭りを開催
日時:2021年11月14日(日)11:00〜16:00
会場:クリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)
https://suminoeartbeat.wixsite.com/home


 
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 千島土地株式会社 >
  3. 大型現代アート作品の“見せる収蔵庫” MASK (MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」にて、一般公開「Open Storage 2021-拡張する収蔵庫」を開催