ステーブルコイン開発のブルージェイに出資
非米ドルと連動した暗号通貨の発行を通じ、アジア諸国の金融包摂を目指す
- 本投資の背景
同社がビジョンとして掲げるアジア地域における金融包摂の実現に際し、諸国通貨と連動したステーブルコインが果たす役割は極めて重要であり、レギュレーションリスクが急激に高まる国際情勢の最中においても、その事業性は高く評価できるものと判断いたしました。
同社は今回のシードラウンドで290万米ドル(約4億円)を調達いたしました。
現在イーサリアムのテストネットであるRinkby上で運用されており、本年中のメインネット接続を目標に最終調整を続けております。
同社が発行する最初のステーブルコインはシンガポールドル連動型となります。その後、フィリピンペソ連動型の発行も計画しています。
Bluejay Finance: https://bluejay.finance/
また同社への投資機会は、当社創業の契機となった米国ラディカルエクスチェンジ財団(RxC)を通じた活動から生まれたものであり、両社は未来にあるべき社会像について強い共通認識を有しております。
- 米国ラディカルエクスチェンジ財団について
RxCとは、イーサリアム開発者のヴィタリック・ブテリン、台湾デジタル相のオードリー・タン、経済学者のグレン・ワイルの3名が創設した財団で、多元的な社会の実現に向けて議論・提言を行う非営利組織です。
当社では今後も、同財団が掲げるコンセプトである「DeSoc(分散型社会)」、「SBT(ソウルバウンド・トークン)」を事業機会と捉えるスタートアップ企業に対して、投資を加速してまいります。
RadicalxChange: https://www.radicalxchange.org/
- オーバルベンチャーズについて
オーバルベンチャーズは日本とオーストラリアを拠点とした独立系ベンチャーキャピタルです。
人類社会の構造改革をミッションに掲げ、DeSocを実現するWeb3技術と、ポストヒューマンを実現する人間拡張技術に取り組むスタートアップに対し、ベンチャーキャピタル事業、ベンチャービルダー事業、CFOアドバイザリー事業を展開しています。
内国法人の株式を取得する投資事業有限責任組合、外国法人の株式を取得する米国ファンド、Web3プロジェクト・DAOのトークンを取得する豪州投資法人の3つの投資媒体にて、継続的な資金調達を行いながら投資活動を進めています。
Oval Ventures: https://oval.ventures/
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