組み込み向け開発大手、HCC Embeddedを買収し安全性とミッションクリティカルなデータ保護をさらに強化
~ハードウェアに関する高度な専門性、各種規格への準拠でポートフォリオを拡充~
ファイルシステム開発におけるグローバルリーダーであるTuxera, Inc.(本社:フィンランド)の日本法人、Tuxera Japan 株式会社(本社:横浜市、代表取締役:黒子 真佐志)は、Tuxera, Inc.が、組み込み向けファイルシステム、フラッシュ管理、ネットワークデータ転送ソフトウェアを開発するHCC Embedded(本社:ハンガリー)の買収契約を締結したことを発表しました(*1)。 買収によりTuxeraは、保管中のデータ、使用中のデータ、組み込みシステム間で転送されているデータを管理するためのソフトウェアとサービスを包括的に提供できるようになりました。
HCC Embeddedは、2002年の創業以来、品質と情報セキュリティを重要視している開発会社です。データがあらゆる意思決定の原動力となっている現代社会に、信頼あるデータ管理製品を提供するというTuxeraのコミットメントを、さらに高めることとなります。
また、HCC Embeddedは、ISO 9001:2015品質マネジメントとISO27001情報セキュリティマネジメントを取得しており、自動車業界で求められるセーフテティクリティカルかつミッションクリティカルなデータ要件をお客様へお届けすることに注力するTuxeraにとって大きな躍進となります。Tuxeraも 2021年末までにAutomotive SPICE®認証(*2)のレベル2を取得する予定です。
さらに、ハードウェアの有効化に関する高度な専門知識と実装ノウハウを得て、ストレージ管理ソフトウェアをさらに広範囲のハードウェア環境に対応できるようになりました。また、ネットワーク管理、セキュリティ、TCP / IPアプリケーションといったMISRA(*3)準拠のネットワーク製品も新たに提供を開始します。これらの新製品は、保存データと使用中データに対してフェイルセーフストレージと管理を強化し、無限にデータを生みだすコネクテッドデバイスを介した信頼性の高いセキュアなデータ転送を実現します。
両社が一体となった新しいエンジニアリングチームには、ファイルシステム、フラッシュメモリ、組み込みストレージ、ネットワークテクノロジーのトップエキスパートが世界中に在籍しています。データストレージと転送テクノロジーに関する彼らの経験と知見は、あらゆる種類のオペレーティングシステム、リアルタイムオペレーティングシステム、フラッシュメモリ、ハードウェア環境、ストレージインターフェイス、各種のネットワークプロトコルをカバーしています。
TuxeraのCEOであるTuukka Ahoniemi( トゥーカ・アホニエミ )は、次のように述べています。
「HCC Embeddedと一体となって組み込み向けデータストレージソリューションの専門性を強化し、リアルタイムオペレーティングシステムとマイクロコントローラーを使用する組み込みシステムの販売をさらに拡大していきます。これは、私たちにとって素晴らしい次へのステップです。 HCC Embeddedのネットワークおよびミドルウェアコンポーネントが加わり、データ管理のライフサイクル全体にわたるソリューションとして、より包括的なポートフォリオを提供できるようになります。 チームの拡大により、中央ヨーロッパ地域でのエンジニアリングサービスを、より効果的に提供できるようになります」。
Tuxera Japan株式会社 代表取締役 黒子 真佐志は、次のように述べています。
「HCC Embedded社で培われた組み込み機器向けネットワーク技術やミドルウェアは、Tuxeraの主力製品であるファイルシステム製品との親和性が非常に高く、両社の技術開発が統合されることには大きな意義があります。日本国内のお客様に、さらに価値の高い組み込み機器向け統合ソリューションをご提案が出来ることを嬉しく思います。」
*1 9月9日(フィンランド現地時間)発表 Tuxera acquires embedded storage and networking software front-runner, HCC Embedded
https://www.tuxera.com/blog/tuxera-acquires-hcc-embedded/
*2 Automotive SPICE®認証 は、車載ソフトウェア開発プロセスのフレームワークを定めた業界標準のプロセスモデル。レベル2は、該当プロセスが「管理、維持されている」を指す。
*3 MISRA(Moter Industry Software Reliability Association)は、車載ソフトウェアの安全性やセキュリティのためのガイドラインを公開している業界団体。
【本件に関するお問い合わせ先】
Tuxera Japan株式会社
Email: japan@tuxera.com
TUXERA® は、Tuxera Inc.の世界における登録商標です。
また、HCC Embeddedは、ISO 9001:2015品質マネジメントとISO27001情報セキュリティマネジメントを取得しており、自動車業界で求められるセーフテティクリティカルかつミッションクリティカルなデータ要件をお客様へお届けすることに注力するTuxeraにとって大きな躍進となります。Tuxeraも 2021年末までにAutomotive SPICE®認証(*2)のレベル2を取得する予定です。
さらに、ハードウェアの有効化に関する高度な専門知識と実装ノウハウを得て、ストレージ管理ソフトウェアをさらに広範囲のハードウェア環境に対応できるようになりました。また、ネットワーク管理、セキュリティ、TCP / IPアプリケーションといったMISRA(*3)準拠のネットワーク製品も新たに提供を開始します。これらの新製品は、保存データと使用中データに対してフェイルセーフストレージと管理を強化し、無限にデータを生みだすコネクテッドデバイスを介した信頼性の高いセキュアなデータ転送を実現します。
両社が一体となった新しいエンジニアリングチームには、ファイルシステム、フラッシュメモリ、組み込みストレージ、ネットワークテクノロジーのトップエキスパートが世界中に在籍しています。データストレージと転送テクノロジーに関する彼らの経験と知見は、あらゆる種類のオペレーティングシステム、リアルタイムオペレーティングシステム、フラッシュメモリ、ハードウェア環境、ストレージインターフェイス、各種のネットワークプロトコルをカバーしています。
TuxeraのCEOであるTuukka Ahoniemi( トゥーカ・アホニエミ )は、次のように述べています。
「HCC Embeddedと一体となって組み込み向けデータストレージソリューションの専門性を強化し、リアルタイムオペレーティングシステムとマイクロコントローラーを使用する組み込みシステムの販売をさらに拡大していきます。これは、私たちにとって素晴らしい次へのステップです。 HCC Embeddedのネットワークおよびミドルウェアコンポーネントが加わり、データ管理のライフサイクル全体にわたるソリューションとして、より包括的なポートフォリオを提供できるようになります。 チームの拡大により、中央ヨーロッパ地域でのエンジニアリングサービスを、より効果的に提供できるようになります」。
Tuxera Japan株式会社 代表取締役 黒子 真佐志は、次のように述べています。
「HCC Embedded社で培われた組み込み機器向けネットワーク技術やミドルウェアは、Tuxeraの主力製品であるファイルシステム製品との親和性が非常に高く、両社の技術開発が統合されることには大きな意義があります。日本国内のお客様に、さらに価値の高い組み込み機器向け統合ソリューションをご提案が出来ることを嬉しく思います。」
*1 9月9日(フィンランド現地時間)発表 Tuxera acquires embedded storage and networking software front-runner, HCC Embedded
https://www.tuxera.com/blog/tuxera-acquires-hcc-embedded/
*2 Automotive SPICE®認証 は、車載ソフトウェア開発プロセスのフレームワークを定めた業界標準のプロセスモデル。レベル2は、該当プロセスが「管理、維持されている」を指す。
*3 MISRA(Moter Industry Software Reliability Association)は、車載ソフトウェアの安全性やセキュリティのためのガイドラインを公開している業界団体。
- HCC Embeddedについて
- Tuxera(タクセラ)について
【本件に関するお問い合わせ先】
Tuxera Japan株式会社
Email: japan@tuxera.com
TUXERA® は、Tuxera Inc.の世界における登録商標です。