Kepple Africa Ventures、アフリカのスタートアップ93社へ投資し、1号ファンドの投資完了間近へ
株式会社ケップルアフリカベンチャーズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:神先 孝裕、以下Kepple Africa Ventures)は、シード期のスタートアップを中心に2018年12月から投資を開始してきましたが、2021年7月29日時点、11ヵ国93社の投資を完了し、1号ファンドは投資完了間近になったことをお知らせ致します。
投資先スタートアップの急成長
1号ファンド創設から約2年半の間に、Kepple Africa Venturesの投資先93社の一部は早くも急成長をとげ、ファンドとしての期待リターンに大きく貢献しています。
その代表例は、フィンテック分野ではTeamApt、Pngme、WorkPay、ヘルスケア分野ではAHH、Antara Health、Flare、SaaS分野ではAjua、Termii、エンタメ分野ではCarry1st、Mdundoが挙げられます。上記10社の投資時点と比較した現時点でのバリュエーション(企業価値評価)は、各社平均約4.7倍、最も大きいところでは約17倍となり、アフリカの中で最も目覚ましい成長を遂げているスタートアップの一翼を担っています。
中でも、TeamAptはエージェントバンキング取引高におけるマーケットシェアがナイジェリアで第1位となりユニコーンへ育つと大いに期待され、音楽スタートアップのMdundoはデンマークのNasdaq市場への上場も達成しました。
さらに、上記10社のスタートアップのうち、フィンテックスタートアップのWorkPayとSaaSスタートアップのTermiiは、Kepple Africa Venturesがリード投資家としてラウンドを主導し、アフリカにおけるVCとして大きな存在感を確立しました。
日本企業とアフリカスタートアップを繋いできた実績
このようにアフリカのトップスタートアップに投資し、すでに実績を出している中で、私たちは日本のVCとして、日本企業による弊社投資先への共同出資の促進とサポートも積極的に行っています。私たちのサポートによって、株式会社アカツキはゲーム配信プラットフォームのCarry 1stに、エムスリー株式会社はヘルスケアのAHHに、株式会社オークファンは昆虫プロテインのnextProteinに、ユナイテッド株式会社はソフトウェアエンジニア育成スタートアップのDecagonに投資実行しました。
私たちは、日本企業とアフリカスタートアップの架け橋として、実際に日本企業によるアフリカスタートアップへの共同投資を実現するという形で最も結果を出しており、今後もこの動きを加速させていきます。
Kepple Africa Venturesの最新動向
2020年は、アフリカにおいてFintech分野での成長が著しい年でした。Flutterwaveのユニコーン入りや、米StripeによるPaystackの買収が起き、アフリカにおいて決済インフラの地盤が固まったと言えます。今後は、決済の周辺分野のFintech、あるいは多様な決済手段を包括するようなプラットフォームの成長が期待され、いわば、Fintech 2.0の時代に突入します。Kepple Africa Venturesはこの動向をいち早く取り込み、他のベンチャーキャピタルに先駆けて、NowPay、Floatpays、pawaPay、MoneyHashといったFintech企業に数多く投資して参りました。
また、2021年からは本格的にエジプトへの投資も開始し、Minly、NowPay、Wasla Browserなど5社への投資が完了しました。エジプトは、アフリカ各国の中においても人口密度と1人当たりGDPが高く、インフラも発展しているため、B2Cビジネスが大きく伸びています。
このような東南アジア的な市場特性からも、エジプトは最も有望な投資先市場のひとつとなっています。
今後はフィンテック・スタートアップを筆頭に、投資先のさらなる成長が期待されます。Kepple Africa Venturesは93社に及ぶ投資先の支援も積極的に行い、投資先と共に飛躍していきたいと思います。
■ 株式会社ケップルアフリカベンチャーズについて
2018年10月設立。Kepple Africa Venturesは、ケニアとナイジェリアに根を張り、「アフリカに新しい産業を創る」ことをミッションに、スタートアップ投資をするベンチャーキャピタルです。現在11ヶ国93社への投資を完了しており、イノベーションによって新しい産業が続々と生まれているアフリカにおいて、現地スタートアップの成長をサポートし、日本企業と協業する仕組みを作り出しています。それらの活動を通じて、新しい産業を創るためのプラットフォームの機能を拡大し、グローバルに展開していくことを目指します。
HP:https://kepple-africa-ventures.com/
■ ジェネラル・パートナーについて
神先 孝裕(かんざき たかひろ)
2009年、公認会計士試験合格後、あずさ監査法人に入所し、監査、IFRS導入支援に従事。その後監査法人を退職し、2013年スタートアップに特化したケップル会計事務所を設立。2015年株式会社ケップルを設立し、スタートアップ投資をしているVCや事業会社向け未上場株式管理ツール×スタートアップデータベースの「FUNDBOARD」を開発。2018年Kepple Africa Venturesを設立。
品田 諭志(しなだ さとし)
高校卒業と同時にアフリカの旅を開始し、リンガラ語を学びながらコンゴ河を下る。アフリカ約40カ国を訪問。東京大学農学部卒業。双日株式会社にて、ナイジェリアに4年半駐在し、インフラおよびエネルギー事業の開発と投資をおこなう。サブサハラアフリカ初の海水淡水化事業の開発・投融資(140億円)をリードし、同事業のオペレーションを立ち上げた。2017年渡米後、Harvardネットワークを生かしたナイジェリアのスタートアップ支援、および、VCとのコラボレーションを開始し、ナイジェリアの現地VC Singularity Investmentで投資支援業務を担当。2019年、Harvard Business SchoolにてMBA取得。
山脇 遼介(やまわき りょうすけ)
2008 - 2010年に在外公館派遣員として在ボツワナ日本大使館の立ち上げ業務に従事。また、史上初めてアフリカでTICAD関連の会合を実施したTICAD閣僚級会合(於ボツワナ)や日本国皇太子(当時)のケニア訪問等、大型外交イベントの運営を実施。2012 - 2016年まで三井物産金属資源本部に所属し、資源メジャーAnglo American社が所有する南アフリカの鉱山会社買収等大型M&A案件をリードした後、2016年から私費留学にてカリフォルニア大学バークレー校でMBA取得。2018年よりケニアのナイロビにてFinTechスタートアップのCrediationを創業、同時にKepple Africa Venturesを運営。
株式会社ケップルアフリカベンチャーズ
TEL:03-6820-2894
E-mail:admin@kepple-fund.org
投資先スタートアップの急成長
1号ファンド創設から約2年半の間に、Kepple Africa Venturesの投資先93社の一部は早くも急成長をとげ、ファンドとしての期待リターンに大きく貢献しています。
その代表例は、フィンテック分野ではTeamApt、Pngme、WorkPay、ヘルスケア分野ではAHH、Antara Health、Flare、SaaS分野ではAjua、Termii、エンタメ分野ではCarry1st、Mdundoが挙げられます。上記10社の投資時点と比較した現時点でのバリュエーション(企業価値評価)は、各社平均約4.7倍、最も大きいところでは約17倍となり、アフリカの中で最も目覚ましい成長を遂げているスタートアップの一翼を担っています。
中でも、TeamAptはエージェントバンキング取引高におけるマーケットシェアがナイジェリアで第1位となりユニコーンへ育つと大いに期待され、音楽スタートアップのMdundoはデンマークのNasdaq市場への上場も達成しました。
さらに、上記10社のスタートアップのうち、フィンテックスタートアップのWorkPayとSaaSスタートアップのTermiiは、Kepple Africa Venturesがリード投資家としてラウンドを主導し、アフリカにおけるVCとして大きな存在感を確立しました。
日本企業とアフリカスタートアップを繋いできた実績
このようにアフリカのトップスタートアップに投資し、すでに実績を出している中で、私たちは日本のVCとして、日本企業による弊社投資先への共同出資の促進とサポートも積極的に行っています。私たちのサポートによって、株式会社アカツキはゲーム配信プラットフォームのCarry 1stに、エムスリー株式会社はヘルスケアのAHHに、株式会社オークファンは昆虫プロテインのnextProteinに、ユナイテッド株式会社はソフトウェアエンジニア育成スタートアップのDecagonに投資実行しました。
私たちは、日本企業とアフリカスタートアップの架け橋として、実際に日本企業によるアフリカスタートアップへの共同投資を実現するという形で最も結果を出しており、今後もこの動きを加速させていきます。
Kepple Africa Venturesの最新動向
2020年は、アフリカにおいてFintech分野での成長が著しい年でした。Flutterwaveのユニコーン入りや、米StripeによるPaystackの買収が起き、アフリカにおいて決済インフラの地盤が固まったと言えます。今後は、決済の周辺分野のFintech、あるいは多様な決済手段を包括するようなプラットフォームの成長が期待され、いわば、Fintech 2.0の時代に突入します。Kepple Africa Venturesはこの動向をいち早く取り込み、他のベンチャーキャピタルに先駆けて、NowPay、Floatpays、pawaPay、MoneyHashといったFintech企業に数多く投資して参りました。
また、2021年からは本格的にエジプトへの投資も開始し、Minly、NowPay、Wasla Browserなど5社への投資が完了しました。エジプトは、アフリカ各国の中においても人口密度と1人当たりGDPが高く、インフラも発展しているため、B2Cビジネスが大きく伸びています。
このような東南アジア的な市場特性からも、エジプトは最も有望な投資先市場のひとつとなっています。
今後はフィンテック・スタートアップを筆頭に、投資先のさらなる成長が期待されます。Kepple Africa Venturesは93社に及ぶ投資先の支援も積極的に行い、投資先と共に飛躍していきたいと思います。
■ 株式会社ケップルアフリカベンチャーズについて
2018年10月設立。Kepple Africa Venturesは、ケニアとナイジェリアに根を張り、「アフリカに新しい産業を創る」ことをミッションに、スタートアップ投資をするベンチャーキャピタルです。現在11ヶ国93社への投資を完了しており、イノベーションによって新しい産業が続々と生まれているアフリカにおいて、現地スタートアップの成長をサポートし、日本企業と協業する仕組みを作り出しています。それらの活動を通じて、新しい産業を創るためのプラットフォームの機能を拡大し、グローバルに展開していくことを目指します。
HP:https://kepple-africa-ventures.com/
■ ジェネラル・パートナーについて
神先 孝裕(かんざき たかひろ)
2009年、公認会計士試験合格後、あずさ監査法人に入所し、監査、IFRS導入支援に従事。その後監査法人を退職し、2013年スタートアップに特化したケップル会計事務所を設立。2015年株式会社ケップルを設立し、スタートアップ投資をしているVCや事業会社向け未上場株式管理ツール×スタートアップデータベースの「FUNDBOARD」を開発。2018年Kepple Africa Venturesを設立。
品田 諭志(しなだ さとし)
高校卒業と同時にアフリカの旅を開始し、リンガラ語を学びながらコンゴ河を下る。アフリカ約40カ国を訪問。東京大学農学部卒業。双日株式会社にて、ナイジェリアに4年半駐在し、インフラおよびエネルギー事業の開発と投資をおこなう。サブサハラアフリカ初の海水淡水化事業の開発・投融資(140億円)をリードし、同事業のオペレーションを立ち上げた。2017年渡米後、Harvardネットワークを生かしたナイジェリアのスタートアップ支援、および、VCとのコラボレーションを開始し、ナイジェリアの現地VC Singularity Investmentで投資支援業務を担当。2019年、Harvard Business SchoolにてMBA取得。
山脇 遼介(やまわき りょうすけ)
2008 - 2010年に在外公館派遣員として在ボツワナ日本大使館の立ち上げ業務に従事。また、史上初めてアフリカでTICAD関連の会合を実施したTICAD閣僚級会合(於ボツワナ)や日本国皇太子(当時)のケニア訪問等、大型外交イベントの運営を実施。2012 - 2016年まで三井物産金属資源本部に所属し、資源メジャーAnglo American社が所有する南アフリカの鉱山会社買収等大型M&A案件をリードした後、2016年から私費留学にてカリフォルニア大学バークレー校でMBA取得。2018年よりケニアのナイロビにてFinTechスタートアップのCrediationを創業、同時にKepple Africa Venturesを運営。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ケップルアフリカベンチャーズ
TEL:03-6820-2894
E-mail:admin@kepple-fund.org
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