2023年7月に運用開始するTOEFL iBT®テストの受験体験の向上について
- 2023年7月26日以降、TOEFL iBTテストの受験時間が従来の3時間から約2時間に短縮されます。変更点は以下の通り。
- テスト中のインストラクションとナビゲーションの簡素化
- Writing セクションでは、従来のIndependent taskに代わり、より現代的なWriting for an Academic Discussionタスクを導入
- Readingセクションの短縮
- Reading、Listeningのスコアに加算されない問題(ダミー問題)の撤廃
- 2023年7月上旬より、受験申込プロセスが簡素化されます。受験者は、これまでよりも迅速かつ簡単にアカウント作成および受験申込ができるようになります。
- 2023年7月26日以降、スコアの透明性が向上します。受験者は、テスト終了時にスコアレポートがいつ発行されるのかを確認できるようになります。また、スコアステータスに変更があった場合は、リアルタイムで通知を受け取れるようになります。
ETSのCEOであるAmit Sevakはこのように述べています。「ETSは、教育や学習におけるプロダクトの革新を通じて、評価の未来を推進しており、TOEFLテストはその取り組みの中核を担っています。TOEFLテストは、60年近くにわたり規範として業界を牽引してきており、今回の改良がその地位を更に明確に示すこととなります。最も重要なことは、これが受験者やステークホルダーの視点で開発されたということです。なぜなら、彼らは私たちが最優先で尽くすべき存在だからです。」
今後の受験日を変更したい場合、2023年4月30日までに手続きを行えば無料で日程変更が可能です。運用が開始される前の日程に繰り上げることも可能です。2023年4月30日までETSアカウントから無料で日程変更ができます。日本時間の4月12日に手続きができなかった方は4月13日以降に再度ETSアカウントをご確認ください。
また、新しいテスト形式に対応したTOEFL iBT 無料練習テスト“Free Practice Test”と“TOEFL iBT Practice Sets”も、TOEFLテストのウェブサイトからアクセスできるようになりました。その他の無料および有料の試験対策オプションも、今後数週間のうちにいくつか更新される予定です。TOEFL iBTのスコアスケールに変更はないので、スコアユーザーの方々がスコア要件を変更する必要はありません。世界中のスコアユーザーにとって、TOEFLテストは最も信頼でき、有効で、高いセキュリティーが担保されたテストであり続けます。そして今回の変更がもたらす試験当日の不安の軽減や試験時間の節約によって、受験者のユーザー体験はより快適なものになると言えるでしょう。
2023年7月以降のTOEFL iBTテストに関する詳しい情報は、日本語ウェブサイト(www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/2hours/)または英語ウェブサイト(www.ets.org/toefl/ibt-enhancements.html)をご確認ください。
TOEFL iBT®テストについて
ETSが開発したTOEFL iBTテストは、最も評価され、受け入れられ、好まれるアカデミック英語運用能力テストであり、留学、仕事、移住のために利用されています。世界160カ国以上、11,500以上の教育機関が、重要な決断を下す際にTOEFL iBTテストのスコアを活用しています。米国、カナダ、英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドなど、ポピュラーな英語圏の教育機関では100%のスコア受入率を誇っています。このテストは、数十年にわたる研究に裏打ちされており、何百万人もの学習者の留学をサポートしてきました。そして、英語習熟度の各段階をサポートするTOEFLテストのアセスメントファミリー(一番下は8歳の学習者からサポート可能)の中で重要な役割を担っています。
ETS, the ETS logo, TOEFL, TOEFL iBT, TOEFL ITP, GRE, PROPELL and CRITERION are registered trademarks of ETS, used in Japan under license. TOEFL ESSENTIALS is a trademark of ETS. All other trademarks are the property of their respective owners.
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