医療依存度が高い人たちの「希望」を再生する場所へ。CUCホスピスが、事業ブランドを『在宅ホスピス』から『ReHOPE』に変更。
事業ブランド変更に伴い、使命「『前を向いて生きる』を支える。」を力強く叶えていく企業を目指します。
CUCホスピスの事業内容
CUCホスピスは、末期がんや神経難病の方のための住居である在宅ホスピスの運営や、施設居住者に向けた訪問看護・介護事業を展開しています。24時間365日体制で看護師や介護職などが、ご入居者さまの生活を支えることで、医療依存度が高くとも安心して療養生活を送れる場所を提供しています(※実際のサービス提供体制は、施設により異なる場合があります)。
▲紹介動画『ReHOPE』ってどんなところ?
一般的な高齢者向け住居で行われる食事や排泄の介助、部屋の掃除、洗濯など日常生活のサポートの他にも、看護師による人工呼吸器の管理や痰の吸引などの医療的なサポートが受けられます。
▲ReHOPEのサービスイメージ図
ReHOPEは、看護と介護の密な連携体制を有する施設として、2017年の創業以来、末期がんや筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、多系統萎縮症など、17症例2,000名以上の方を受け入れてきました。
※ReHOPEパンフレット
https://prtimes.jp/a/?f=d87656-2-ab07768f6906c1ee08b80655fb284f27.pdf
末期がんや神経難病の方々を取り巻く課題
※出典:中央社会保険医療協議会 2011年わが国の医療についての基本資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001hsqc-att/2r9852000001hswu.pdf
※2007年までは「人口動態統計」、2008年以降は「将来人口推計」に基づき、推計
CUCホスピスがReHOPEを運営する背景には、医療依存度が高い人たちの看取り場所の不足があげられます。中央社会保険医療協議会によると、2040年には、49万人が終末期医療を受けられなくなる可能性があります。
その背景にあるのが、病床数の減少です。年々、増加の一途をたどる医療費を適正化するため、国は病床数を減らし、在宅医療へのシフトを進めてきました。
しかし、末期がんや神経難病の人たちのケアは難易度が高く、自宅や一般的な高齢者向け住居での介護が難しいとされています。ご家族が、介護負担の重さから高齢者向け住居への入居を検討しても、断られてしまう場合も少なくありません。病気を患う本人も、「最期は住み慣れた自宅で自分らしい生活を送りたい」という想いはあるものの、周囲に与える介護負担の重さから絶望を感じてしまうこともあります。
その状況を打開するために、自宅以上に手厚いケアを受けられ、病院以上に自分らしく過ごせる場として、私たちは在宅ホスピスを展開してきました。
事業ブランド変更の背景
CUCホスピスは「『前を向いて生きる』を支える。」を使命に掲げています。この使命に基づき、医療依存度が高い人たちがもう一度自分の人生に希望を持てるように、心身両面のケアをしてきました。
創業から6年が経ち、CUCホスピスは全国に施設を拡大するフェーズを迎えています。このタイミングで、事業ブランド名にも私たちの使命や決意を込め、病と共に生きる方々が「前を向いて」生きられる施設を、全国に広めていくために変更を決めました。
『ReHOPE』のコンセプト
新たな事業ブランド名である『ReHOPE』は、「希望を再生する場所」という意味です。英語で「再び」「何度でも」を表す「Re」、希望を表す「HOPE」を掛け合わせました。
そんなReHOPEを表すブランドパーソナリティは、「生き生きした」「居心地がいい」「情緒的な」「安心な」。「重度の病で自分自身にかけていた制限を解き放ち、生き生きと毎日を過ごしていただきたい。その姿を、医療と介護の力で支えていく」という決意を込めています。
ロゴのフォントには、高齢者や障害者、外国人など「誰にとっても読みやすい、見やすい」とされるユニバーサルデザインをベースに作成したフォントを採用。丸みがあり、居心地の良さを表しています。
ブランドカラーは、ブランドパーソナリティを表す居心地の良さや安心感を表した、ターコイズグリーンを採用しています。
変更の概要
旧施設ブランド名:在宅ホスピス
新施設ブランド名:ReHOPE
変更日:2023年6月1日
※社名の変更はありません。
事業ブランド変更に寄せて 株式会社シーユーシー・ホスピス 代表取締役社長 井上正明
CUCホスピスは、2017年の創業以来「『前を向いて生きる』を支える。」を使命として掲げてきました。「医療依存度が高い人たちが在宅ホスピスを心待ちにしている中で、どうすれば必要としている方々に私たちのサービスを知っていただけるのか」を考えた上で出した答えが、事業ブランドの変更でした。
「何度でも希望を再生する」という決意を込めた『ReHOPE』という名前は、まさに私たちが取り組む事業を表していると感じています。今回の事業ブランドの変更を通して、「ホスピス=死を静かに待つ場所」というイメージを払しょくし、どんなに重い病や障害があっても自分らしく前を向いて生きていけるのだと多くの方に伝えていきたいです。
今後の事業展開について
現在、CUCホスピスは全国12の都道府県の30カ所にて、サービスを提供しています。2023年度は、福島県郡山市での開設を皮切りに、埼玉県さいたま市や奈良県奈良市など、7拠点を開設します。
株式会社シーユーシー・ホスピスについて
「『前を向いて生きる』を支える。」を使命に掲げ、末期がんや神経難病の方のための住居である在宅ホスピスの運営や、施設居住者に向けた訪問看護・訪問介護を展開しています。
社名:株式会社シーユーシー・ホスピス
本社所在地:東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
設立:2017年3月
代表者:代表取締役社長 井上正明
事業内容:在宅ホスピス運営、訪問看護事業所運営、訪問介護事業所運営
シーユーシー・グループについて
株式会社シーユーシーと国内連結子会社13社、海外連結子会社7社からなるグループ企業です。「医療という希望を創る。」を使命に掲げ、さまざまな医療課題の解決に向けて、国内外の医療機関の支援や訪問看護・在宅ホスピス事業など多角的な事業を展開しています。
社名:株式会社シーユーシー
設立:2014年8月8日
本社所在地:東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
代表者:代表取締役 濵口慶太
資本金:21億2,600万円(資本準備金含む)
主な事業内容:医療機関向け支援事業
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