Notion、API正式リリース、公式認定資格、グローバルコミュニティ発足などの新機能・新プログラムを発表
- チーム/ ツール/ ユーザー間の『つながり』を促進 - Notion最大級のバーチャルカンファレンス「Block by Block」で発表
(※本資料は2022年3月2日、米国サンフランシスコで開催されたイベントのKeynoteの抄訳版です。内容・解釈については原文が優先されます。また、文中記載の日時はすべて米国太平洋標準時(PST)となります。)
「Block by Block」はNotion Labs, Inc.が主催する最大級のユーザー向けバーチャルカンファレンスで、第2回目となる今回は、世界150か国以上から3万人を超えるNotionユーザーが参加しました。CEO・共同創業者のアイバン・ザオは、今回発表したアップデートの背景について次のように述べています。「『ツールを改善したい』というニーズは誰しもが持っています。特にここ2~3年、パンデミックやリモートワークの影響で自宅で過ごす時間が長くなり、ソフトウェアのウィンドウがコラボレーションの場やコミュニティとの接点の場となる中で、そのニーズは一層強まっています。一方で、多くの職場ではそうした急速な変化に対応できておらず、社員のエンゲージメントを低下させる一因となっています。私たちは、Notionというカスタマイズ可能なソフトウェアを通じて、企業が変化する世界に迅速に対応していくためのサポートをしたいと考えています。最も重要なことは、ユーザーが一緒に働く人々との『つながり(Connections)』を深く感じられることです。チーム間、ツール間、ユーザー間の『つながり』を促進するためのプロダクトやビジネスのアップデートを発表します。」
プロダクト・アップデート:新機能やAPI正式リリースなど、チームやツールの『つながり』を深める4つのアップデートを発表
Notionでは過去数か月、ユーザー企業の規模拡大時の対応力強化、コラボレーション時のカスタマイズ性強化、Notionを複数ツールと連携させたハブとするための開発に注力してきました。今回発表する4つのアップデートにより、チームメンバー間のコミュニケーションと共に、他のツール間とのつながりを深めることで部門を超えたコラボ―レーションを促進します。
●サイドバーのセクションに「チーム」を追加予定
今春より、サイドバーに新たなセクション「チーム」を追加予定です。部門やチームごとのワークスペースを「チーム」セクションに集約させることで、社内のすべての情報を1セクションで管理できます。これまでも、チーム利用向けのセクションとして「ワークスペース」がありましたが、数百人・数千人と大規模な組織で利用する場合に管理が難しい、より細やかな権限設定が求められるなどの改善点がありました。「チーム」では、ユーザー個人がセクションの表示/非表示を管理できたり、管理者が細かく権限をコントロールできるなどの改良を加えたことで、ユーザーの利便性を向上し、会社の拡大に合わせてシームレスにNotionを拡張できるようになりました。また、ページリンク、検索、共有などのコラボレーションの基礎部分はチームを超えて機能するため、情報がサイロ化することはありません。
※今後、チーム利用向けのセクションは「ワークスペース」から「チーム」に移行していく予定です。
※機能の詳細およびデモ画面はこちら(https://www.notion.so/blog/new-sidebar-design)をご覧ください。
●データベース機能をアップグレード予定
今後数週間以内に、データベースを大幅にアップグレードを行う予定です。動作の改善により、ビューの作成、ナビゲート、カスタマイズ、管理がしやすくなります。関連するデータを一元保管して様々なビューでデータをスライスできるようになったり、チームメンバーのビューに影響を与えないクイックフィルタやタブ機能などのフィルタ機能を拡充させたり、頻繁に使うデータベースやビューの呼び出しが簡単になるなど、チーム内でのデータベース共有時の利便性が向上します。
※デモ画面はこちら(https://www.notion.so/blog/better-databases)をご覧ください。
●「同期データベース」をリリース予定
2022年の後半に新機能「同期データベース」を公開予定です。他のツールのデータを取り込むことで、ソースと同期したデータベースをNotion内で構築できる機能です。ソースに変更があった場合は、Notion内のデータは自動で変更されます。また、Notion内のデータべ―スでは、フィルタやビューなどNotionならでは機能を使用できます。他のツールにアクセスができなくてもNotion上で最新情報を取得できるため、クロスファンクショナルチームでの情報共有などの場面で便利です。まずは、Jira、GitHub、Google Calendarへの対応を予定していますが、今後順次他のツールにも対応していく予定です。
※デモ画面はこちら(https://www.notion.so/blog/synced-databases)をご覧ください。
●Notion APIの正式リリース
3月2日にNotion APIを正式リリースしました。2021年5月にAPIベータ版をリリースしており、ベータ版の公開中にデベロッパーコミュニティメンバーは3万人を超え、数々の素晴らしいインテグレーションが生まれました。正式リリースに際して、全てのブロックタイプをサポートした他、OAuthなど認証プロトコルを実装したアプリケーションのインストールや認証が容易になる等の改善をしています。また、コミュニティメンバーがAPIにより構築したインテグレーションを探しやすくするため、新たに「インテグレーションギャラリー」をローンチしました。
※APIの詳細はこちら(https://developers.notion.com/)をご覧ください。
※インテグレーションギャラリーについてはこちら(https://www.notion.so/integrations)をご覧ください。
ビジネス・アップデート:Notion認定資格やグローバルコミュニティの発足により、Notionエコシステムを強化
Notionではユーザーコミュニティと企業のつながりや交流を促進するために、新たに2つのプログラムを開始しました。
●Notion認定プログラムの開始
3月2日にNotion認定プログラムを開始しました。Notionのコンサルタント、チーム管理者としてのスキルを正式に証明する認定資格で、どなたでも受験可能です。Notionコンサルタントや社内エキスパートとして活躍したい方に最適な資格です。また、コンサルタントのサポートを必要とする企業が、実績や国、言語などのソートにより最適な認定コンサルタントを検索できるようディレクトリを構築しています。
※Notion認定プログラムはこちら(http://notion.com/certified)からご受講ください。現在は対応言語は英語のみですが、その他の言語についても今後順次対応していく予定です。
※ディレクトリへの掲載を希望される方はこちら(http://notion.com/consultants)をご覧ください。
●「Notionチャンピオンズコミュニティ」の発足
Notionが主催するグローバルコミュニティ「Notionチャンピオンズコミュニティ」を発足しました。「チームプラン」もしくは「エンタープライズプラン」に加入していて、Notionへの高い意欲を持つユーザーにエントリーいただけます。組織や国の垣根を超えてユーザー間が繋がることが出来る他、Notionチームとのダイレクトコンタクト、新機能への早期アクセス、エクスクルーシブなトレーニングの受講など様々なメリットを享受いただけます。
※コミュニティの詳細、およびエントリー方法はこちら(http://notion.com/champions)をご覧ください。
詳細はNotionのブログやwww.notion.soから、Notion Japan(公式)ページはこちら(https://www.notion.so/notion/Notion-Japan-855ae68310874a7cad9989790d9730f1)をご確認ください。
【Notionについて】
Notionは、アイバン・ザオ(Ivan Zhao)とサイモン・ラスト(Simon Last)によって設立され、2021年には評価額100億ドルに達しました。Notionは、メモ、ドキュメント、プロジェクト管理、wikiをカスタマイズ可能な形で組み合わせたオールインワンのワークスペースです。世界中の何万ものチームや企業が、コラボレーション、情報収集、そしてより多くのことを成し遂げるために活用しています。Making software toolmaking ubiquitous. 誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てることができれば、世界はより多くを実現できる。私たちのミッションは、そんな世界をユビキタスな現実にすることです。Notionの投資家には、Index Ventures、Naval Ravikant(AngelListの創設者)、Josh Kopelman(First Round Capital)、Sequoia Capital Operations LLCやCoatue Management LLCなどがいます。
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