石川県産「加能ガニ」の最高級ブランド「輝(かがやき)」が遂にデビュー!初セリ額は、加能ガニ史上最高額の500万円(「輝」落札額)!
11月6日(カニ漁解禁日)に、「蟹-1(カニワン)グランプリ」開催
今年も11月6日の初セリに合わせて、各船が厳選した自信の1尾を活ガニとして1枚ずつセリにかけ、グランプリ(最高金額)を決める「蟹-1(カニワン)グランプリ」が石川県漁協かなざわ総合市場と同加賀支所の2か所の市場で開催されました。同イベント内で、石川県産「加能ガニ」の最高級ブランド「輝」が、かなざわ総合市場にて初めて誕生し、加能ガニのセリ史上最高額の500万円で落札され、華々しくデビューを飾りました。認定基準に照らした市場の目利き人による厳格な審査の結果、初セリでの「輝」は1尾のみの認定で、条件を満たす重量、甲羅幅がある個体が多数いながらも、加賀支所では初日の認定には至りませんでした。
エントリーした23尾の活ガニは1尾ずつ測定や記録が次々に行われ、会場は「輝」に認定されるのを今か今かと待ちわび、そのたびに緊張感が走りました。19時頃、蛸島漁港(石川県珠洲市)の漁船「第八丸一丸」の加能ガニが到着。「輝」の条件をクリアし、見事初セリにて「輝」として認定されました。「輝」の初セリには、15名以上の買い人が参加。セリはいきなり40万円の高値でスタート。買い人の声が次々に飛び交い、ご祝儀相場も相まって価格はぐんぐん上昇し、500万円という加能ガニ史上過去最高額で落札されました。「輝」第1号を手にしたのは、石川県内で旅館業を営む百楽荘で、喜びをかみしめていました。また、加賀支所でも立派な加能ガニが次々に持ち込まれ、エントリーした9尾のうち、8尾が1.5㎏オーバーという状況のなか、厳正なる目利きにより惜しくも「輝」に認定されたカニはなかったものの、落札最高値は80万円もの高値となりました。
■ 初の「輝」の誕生は、約3万もの加能ガニから生まれた奇跡の1尾!
今年初日の加能ガニの全体の尾数は、29,520尾。その中でも「輝」に認定されたのはわずか1尾で、約3万分の一の確率での誕生となりました。「輝」の規格は、重量や甲羅幅などの条件の他、全ての脚がそろっているか、身入り、キズや爪の有無、鮮度の徹底、資源管理の取り組みなども認定条件としており、ほんの一握りの上質なものだけが「輝」とされます。今回の初セリでは、残念ながら2会場同時での「輝」認定には至りませんでしたが、この厳正な審査の中、初日に1尾認定されたことで、初セリを大いに盛り上げることに成功いたしました。
今後、「輝」を牽引役として加能ガニ全体のさらなる知名度向上を図り、よりたくさんの方に加能ガニの美味しさを知ってもらえればと思います。
■ 初セリでの「輝」について
初セリにおける認定数:1尾
重量 :1.88㎏ 甲羅幅:15.6㎝
漁獲した漁船名 :第八丸一丸(石川県珠洲市)
落札価格 :5,000,000円 購入者:百楽荘
初セリの「輝」を手にすることができて、最高です!手が震えるくらい立派な加能ガニで驚いています。セリ最中は、価格があがっていきドキドキが止まりませんでした。コロナ禍で漁業関係の方も大変苦しい想いをされたと思いますが、加能ガニの新ブランド「輝」を立ちあげてくださったことに感謝します。これを機に全国の方に石川県の冬の味覚を楽しんでいただき知ってもらう機会としたいです。
■底びき網漁業者のコメント(加賀支所で最高値となった加能ガニを獲った第十八薫勝丸)
初日に「輝」が出なかったことは残念だが、それだけ厳しい認定条件でかえって「輝」の質が高まったのではないか。県内で1尾でも出てくれたことは本当に良かった。県下一円となって今後も盛り上げていけたらいいと思う。
身がぎっしりとつまった加能ガニの中でも、めったに水揚げされないほどの大きさと、上質なものだけが「輝」とされ、その貴重なカニは全国の高級料亭などに出荷されていきます。「加能ガニ」のうち以下の条件をすべて満たすものだけを市場の限られた目利き人により「輝」に認定します。
(※)「輝」の認定基準
■ 「蟹-1(カニワン)グランプリ」当日の様子
かなざわ総合市場では、石川県漁業協同組合 常務理事 福平伸一郎より、加能ガニ「輝」のブランド立ち上げに至った経緯や、ブランドとしての役目、「輝」にかける漁業者への想いを発表。「数年前からブランドの立ち上げを構想しており、今年、県内全域の底びき網漁業者で組織する県底曳網漁業連合会を発足。度重なる話し合いが行われ、ようやく実現した。加能ガニというブランドを、県下で一丸となって盛り上げ、知名度を全国的に高めていきたい。「輝」がその牽引役になるようにしたい。」とコメント。
エントリーした23尾の活ガニは1尾ずつ測定や記録が次々に行われ、会場は「輝」に認定されるのを今か今かと待ちわび、そのたびに緊張感が走りました。19時頃、蛸島漁港(石川県珠洲市)の漁船「第八丸一丸」の加能ガニが到着。「輝」の条件をクリアし、見事初セリにて「輝」として認定されました。「輝」の初セリには、15名以上の買い人が参加。セリはいきなり40万円の高値でスタート。買い人の声が次々に飛び交い、ご祝儀相場も相まって価格はぐんぐん上昇し、500万円という加能ガニ史上過去最高額で落札されました。「輝」第1号を手にしたのは、石川県内で旅館業を営む百楽荘で、喜びをかみしめていました。また、加賀支所でも立派な加能ガニが次々に持ち込まれ、エントリーした9尾のうち、8尾が1.5㎏オーバーという状況のなか、厳正なる目利きにより惜しくも「輝」に認定されたカニはなかったものの、落札最高値は80万円もの高値となりました。
■ 初の「輝」の誕生は、約3万もの加能ガニから生まれた奇跡の1尾!
今年初日の加能ガニの全体の尾数は、29,520尾。その中でも「輝」に認定されたのはわずか1尾で、約3万分の一の確率での誕生となりました。「輝」の規格は、重量や甲羅幅などの条件の他、全ての脚がそろっているか、身入り、キズや爪の有無、鮮度の徹底、資源管理の取り組みなども認定条件としており、ほんの一握りの上質なものだけが「輝」とされます。今回の初セリでは、残念ながら2会場同時での「輝」認定には至りませんでしたが、この厳正な審査の中、初日に1尾認定されたことで、初セリを大いに盛り上げることに成功いたしました。
今後、「輝」を牽引役として加能ガニ全体のさらなる知名度向上を図り、よりたくさんの方に加能ガニの美味しさを知ってもらえればと思います。
■ 初セリでの「輝」について
初セリにおける認定数:1尾
重量 :1.88㎏ 甲羅幅:15.6㎝
漁獲した漁船名 :第八丸一丸(石川県珠洲市)
落札価格 :5,000,000円 購入者:百楽荘
■購入者のコメント
初セリの「輝」を手にすることができて、最高です!手が震えるくらい立派な加能ガニで驚いています。セリ最中は、価格があがっていきドキドキが止まりませんでした。コロナ禍で漁業関係の方も大変苦しい想いをされたと思いますが、加能ガニの新ブランド「輝」を立ちあげてくださったことに感謝します。これを機に全国の方に石川県の冬の味覚を楽しんでいただき知ってもらう機会としたいです。
■底びき網漁業者のコメント(加賀支所で最高値となった加能ガニを獲った第十八薫勝丸)
初日に「輝」が出なかったことは残念だが、それだけ厳しい認定条件でかえって「輝」の質が高まったのではないか。県内で1尾でも出てくれたことは本当に良かった。県下一円となって今後も盛り上げていけたらいいと思う。
【最高級ブランド「輝」とは】
身がぎっしりとつまった加能ガニの中でも、めったに水揚げされないほどの大きさと、上質なものだけが「輝」とされ、その貴重なカニは全国の高級料亭などに出荷されていきます。「加能ガニ」のうち以下の条件をすべて満たすものだけを市場の限られた目利き人により「輝」に認定します。
(※)「輝」の認定基準
・重さ:1.5kg以上 ・甲羅の幅:14.5cm以上 ・全ての脚がそろっている ・甲羅が硬く、身入りが良い ・鮮度の徹底(獲れた日をタグに記載) ・資源管理に積極的に取り組んでいる ( 法令で定める漁獲数量の上限や禁漁期間の設定、甲幅9cm以上のサイズ規制の他、自主的管理として、 ズワイガニの禁漁期間に別の漁での混獲を防ぐため、ズワイガニ漁期外の保護区域の設定や、改良網を用 いてズワイガニが網に入らないよう工夫するなど、積極的に資源管理に取り組んでいるもの) |
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