プロ冒険家・阿部雅龍が人類未踏の南極「しらせルート」完成に向け2021年10月23日(土)に出国!

秋田県を代表する探検家・白瀬矗中尉が挑戦した、南極点への未完の難関ルートへプロ冒険家・阿部雅龍が110年振りに挑む!

世界的なコロナパンデミック後に復活した、本年の南極大陸を舞台にした大冒険に臨む冒険家は世界に6組ほど。その中でも単独徒歩における人類未踏ルートに臨むのは、日本から南極に向かうプロ冒険家・阿部雅龍ただ一人。約1200㎞の行程を単独無補給でソリを引き、約70日間にも及ぶ人類未踏の南極「しらせルート」を踏破する挑戦がスタートします。
■プロ冒険家・阿部雅龍が人類未踏の南極「しらせルート」に向けていよいよ出発!

2019年にメスナールートより南極点へ到達した阿部雅龍の写真2019年にメスナールートより南極点へ到達した阿部雅龍の写真

2019年冬、プロ冒険家・阿部雅龍が計画していた人類未踏の南極「しらせルート」への挑戦は、飛行機会社Antarctic Logistics & Expeditions(以下:ALE)との調整により、計画を2020年冬に変更したと同時に、世界多発的なコロナ禍のパンデミックによって、南極への道がすべて閉ざされてしまいました。しかし、阿部雅龍は「しらせルート」の実現を諦めることなく、2年間の我慢を強いられながらも7000万円におよぶ冒険資金集めを成功させ、強い心を保ちながら実現に向けて止まることなく動き続けてきました。そして遂に時は満ち、入国規制を発令していた南極の経由地南米チリ共和国が10月から入国許可となり、それに伴って南極のALEから冒険サポートの実施の連絡を受け、今回の南極人類未踏ルート「しらせルート」への挑戦が実現しました。

「しらせルート」への挑戦は、2021年10月23日に羽田空港より出国し、アメリカを経由し、チリへ滞在後、2021年11月12日より大和雪原(やまとゆきはら)から約1200kmに及ぶルートを、単独かつ人力で食料などを積んだソリを引き、飛行機投下による道中の食料補給を受けない形式(単独無補給徒歩)で、2022年1月16日に南極点到達を目指す計画で実施致します。

<白瀬矗(しらせのぶ)について>
1912年、ロアール・アムンゼン、ロバート・F・スコットが南極点の人類初到達のレースを繰り広げているその時、日本の探検家である白瀬矗中尉は、ロス棚氷上の南緯80度05分 西経156度37分まで進行しましたが、南極点を切望しながらの厳しい状況により撤退を判断するものの隊員全員を無事に帰国させています。到達した最南地点を「大和雪原」と名付け、現在の国際的な南極地図上にもその表記がされています。そして白瀬矗と同じ秋田生まれの阿部雅龍が、当時から110年という節目の年に、大和雪原から南極点まで繋ぎ合わせる形で「しらせルート」を完成させるべく挑戦します。

<しらせルートについて>
[期間] 2021年月23日(出国)→2022年2月1日(チリ経由含む)
[行程] 約1200km 
[手段] 単独無補給徒歩 単独かつ人力で食料などを積んだソリを引き、
飛行機投下による道中の食料補給を受けないこと
[南極スケジュール] 2021年11月12日→2022年1月16日

 

 

人類未踏の南極「しらせルート」人類未踏の南極「しらせルート」


しらせルート行程詳細
□2021年11月12日 大和雪原スタート 580km 35日間
※16.5km/日 棚氷歩き(クレパス地帯)
□2021年12月17日 南極横断山脈越え 取り付き 100km10日間
※10km/日 標高100mから鞍部の高度3200mまで上げる
※クレパス多数 別名:デビルズボールフロア 悪魔の舞踏場
□2021年12月27日 南極横断山脈越え終了 
最終行程530km20日間徒歩再開
※26.5km/日
□2022年1月16日 南極点到達
総行程66日間 直線距離1210km 人類未踏白瀬ルートによる南極点単独徒歩達成

<阿部雅龍プロフィール>
阿部雅龍(あべまさたつ) プロ冒険家
1982年生まれ秋田県出身。秋田大学在学中より冒険活動を開始。110年前の同郷の探検家白瀬矗南極探検隊長の足跡を伸ばしての人類未踏破ルートでの南極点徒歩到達を目指す。21歳より冒険活動を開始。基本的なテーマは単独と人力。北極・南極・アマゾン川などあらゆる手段で世界を冒険する。著書に学校推薦図書『次の夢への一歩』角川書店がある。小学生たちとの三陸海岸冒険ウォーク100km主宰。一般社団法人人力チャレンジ応援部所属。

プロ冒険家・阿部雅龍(あべまさたつ)プロ冒険家・阿部雅龍(あべまさたつ)


2017年リキシャジャパントラバース6400km(人力車で全国の一宮を参拝する旅)
2018年リキシャAKITAトラバース750km(人力車で地元秋田を一周する旅)
2019年1月17日、日本初メスナールートによる南極点単独徒歩到達(918km)を達成2019年3月、板橋区民栄誉賞受賞



<阿部雅龍 本人コメント>
人類未踏しらせルートでの南極点単独徒歩到達は、110年越しの先人の見果てぬ夢を実現することでもあり、冒険を志した21歳から現在38歳まで人生の全てを賭けてきた私の冒険道の集大成でもあります。17年間は長かった。昨年は実行がコロナで延期になりました。ですが、2年目のコロナ禍の中にこそ光が差しました。厄害で希望を持ちにくく諦めやすい今だからこそ私は挑戦します。祖国日本の皆さま、白瀬矗隊長の意志を継ぐ皆さま、そして私の冒険を応援してくれる皆さま。全ての皆さまに挑戦する事の素晴らしさを南極冒険と行動を通してお伝えするのが使命と感じています。無事に達成し笑顔でまたお会いできるよう誠心誠意挑んで参ります。

人類未踏南極しらせルート挑戦中の状況確認  
特設サイト : Beyond the Legend
https://www.jinriki-support.com/abe/southpole/
挑戦中の阿部雅龍の動きをGPSで確認し、南極大陸MAP上にてご確認いただけます。

南極しらせルート挑戦への壮行会実施報告
10月2日(土) 地元秋田から全国の応援者にむけてYouTubeライブでのオンライン壮行会を開催しました。
Youtube : 阿部雅龍YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=BGx18e1NCPk


冒険家のプロを名乗り、本気で夢を追い続けてきた阿部雅龍がいよいよ本願に向けて旅立ちます。
様々な無理難題を乗り越えて立った2019年のスタート地点には、世界的なパンデミックというあらたな障害が待ち受けていましたが、それをも堪え乗り切った“夢を追う男”は2022年1月に110年の時を繋ぎます。同郷の偉人であり日本を代表する探検家・白瀬矗が残した道を、110年ぶりに秋田の魂が繋ぎ到達する瞬間にご注目ください。

人力チャレンジ応援部
 

人力チャレンジ応援部 ロゴ人力チャレンジ応援部 ロゴ


一般社団法人 人力チャレンジ応援部概要
法人名称:一般社団法人 人力チャレンジ応援部
所在地 :〒242-0007 神奈川県大和市中央林間3-24-7(株式会社ハタケスタジオ内)
代表理事:金田剛仁、中村 真
H P: https://www.jinriki-support.com/
設 立 :令和2年7月1日
事業内容:冒険家のサポート・マネージメント、イベント企画・運営

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会社概要

URL
https://www.jinriki-support.com/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
神奈川県大和市中央林間3-24-7 株式会社ハタケスタジオ内
電話番号
-
代表者名
金田 剛仁
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年07月