MD-Farmとクオンタムリープ・グループが資本業務提携
~新鮮なイチゴを一年を通して安定的に供給する農業の工業化DXの実現を目指す~
MD-Farm株式会社(本社:新潟県新発田市、代表取締役CEO:松田祐樹)は、クオンタムリープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長:出井伸之)傘下のグループ会社であるクオンタムリープデジタルファーミング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中村智広)の出資を受け、2022年4月5日に資本業務提携を行いましたことを発表いたします。
イチゴ栽培農業の工業化DXを実現するMD-Farmの技術は、天候などの外部環境に依存せず、これまで冬季に限られてきた高品質なイチゴ栽培を、最小限の資源(水、肥料、電気など)で安定的に通年生産させることが可能です。また、栽培者の習熟度にも依存しないため、高齢化による生産者の減少という社会的課題の解決にも寄与します。
MD-Farmは、こうした栽培システム(https://youtu.be/vvZ0_Xf4lkc)を、農業、ロボティックス、IT、AI分析など各分野の専門知識を集め、自社開発しています。LEDを始め、栽培環境設備、栽培棚および自動収穫ロボット(センシングのAIシステムを含む)などの関連機材を自社開発し、その組合せを最適化すると共にコスト削減に努め、これまで植物工場で常に課題となってきた低収益性を克服する目途が立ちました。また、イチゴの風味、大きさ及び果皮の硬さなどの品質についても、消費者・使用者の嗜好に合わせて提供できるようにし、これまで熟練農家のみが可能であった差別化されたイチゴの生産を可能としました。
MD-Farm代表取締役の松田祐樹は次のように述べています。「私たちの事業をこれから国内外で垂直立上げさせる近道は、国内外での事業・投資のネットワークを持つクオンタムリープ・グループと連携を図ることであると考え、この度の資本業務提携の運びとなりました。」
クオンタムデジタルファーミングの代表取締役の中村智広は次のように述べています。「クオンタムリープ・グループは、元気な地方(企業)が、日本が世界に誇る大切な資産であると考えています。MD-Farmは、地道な開発の上に、地方発グローバル展開、日本の農業に根本的な変革をもたらせる企業です。」
両社は、今回の資本業務提携を、将来的には合弁会社設立を視野に入れた協業体制へと発展させてまいります。地方発グローバル展開という点でも、工業化DXされたMD-Farmの技術を、成長するアジアを中心に現地で展開し、消費者に近いところで生産するモデルへの大きなパラダイムシフトを起こしていくために、クオンタムリープの海外パートナーとの連携を進めてまいります。農業をベースに、工業化DXを重ね合わせた新しい産業を日本にとどまらずグローバルに展開してまいります。
○クオンタムリープ株式会社について
2006年、ソニーグループの元会長兼グループCEO出井伸之が設立。日本とアジアの「人」「技術」「資本」を掛け合わせ、イノベーションを引き起こし、次世代リーダーを生み出すプラットフォームとなることをコンセプトにスタートアップ支援と大企業の第二創業の支援に注力。アジアでの成長戦略コンサルティング及び投資、ステージに合わせたスタートアップ投資に特化する関係会社5社との連携により、事業創出を具体的に支援している。
〇クオンタムリープデジタルファーミング株式会社について
2022年4月、主にMD-Farmとの資本・事業提携を進めることを目的として設立。イチゴの植物工場事業に限らず、広く農業にかかわる様々な問題解決に挑戦するアグリテック事業を支援する。クオンタムリープアジア株式会社、クオンタムリープフードイノベーション株式会社の他、クオンタムリープ・グループ会社とのJVにより産地直送事業に注力する株式会社Planaグループ( https://www.plana.co.jp/ )が共同出資する。
【お問い合わせ先】
クオンタムリープ株式会社 広報担当
E-mail:info@qxl.jp
HP: http://qxl.jp/
○MD-Farm株式会社について
2018年、表層的な現象に隠れて深層で進行していることを明らかにし、データが示す事実と人間的真実の間にある、見つけるのが難しい最適点を探し出し、理論的な知の農業“Actual Farming”を目指すという考えのもと設立。閉鎖型植物工場を利用したイチゴの通年栽培システムの開発と運営栽培に関する様々なトータルソリューションを開発し、イチゴ栽培事業化に取組む。4年を超える研究開発の結果、2年間以上に及ぶ栽培期間において、毎日全く途切れることない収穫を実現し、今までにない高い通年生産量と安定した品質の確立に成功した。
【お問い合わせ先】
MD-Farm株式会社(所在地:新潟県)
(Mail)info@md.farm
HP:https://www.md.farm/
※お問い合わせの際は、メールアドレスをお確かめのうえ、お間違えのないようお願いいたします。
参考資料:栽培風景と自動収穫ロボット
MD-Farmは、こうした栽培システム(https://youtu.be/vvZ0_Xf4lkc)を、農業、ロボティックス、IT、AI分析など各分野の専門知識を集め、自社開発しています。LEDを始め、栽培環境設備、栽培棚および自動収穫ロボット(センシングのAIシステムを含む)などの関連機材を自社開発し、その組合せを最適化すると共にコスト削減に努め、これまで植物工場で常に課題となってきた低収益性を克服する目途が立ちました。また、イチゴの風味、大きさ及び果皮の硬さなどの品質についても、消費者・使用者の嗜好に合わせて提供できるようにし、これまで熟練農家のみが可能であった差別化されたイチゴの生産を可能としました。
MD-Farm代表取締役の松田祐樹は次のように述べています。「私たちの事業をこれから国内外で垂直立上げさせる近道は、国内外での事業・投資のネットワークを持つクオンタムリープ・グループと連携を図ることであると考え、この度の資本業務提携の運びとなりました。」
クオンタムデジタルファーミングの代表取締役の中村智広は次のように述べています。「クオンタムリープ・グループは、元気な地方(企業)が、日本が世界に誇る大切な資産であると考えています。MD-Farmは、地道な開発の上に、地方発グローバル展開、日本の農業に根本的な変革をもたらせる企業です。」
両社は、今回の資本業務提携を、将来的には合弁会社設立を視野に入れた協業体制へと発展させてまいります。地方発グローバル展開という点でも、工業化DXされたMD-Farmの技術を、成長するアジアを中心に現地で展開し、消費者に近いところで生産するモデルへの大きなパラダイムシフトを起こしていくために、クオンタムリープの海外パートナーとの連携を進めてまいります。農業をベースに、工業化DXを重ね合わせた新しい産業を日本にとどまらずグローバルに展開してまいります。
○クオンタムリープ株式会社について
2006年、ソニーグループの元会長兼グループCEO出井伸之が設立。日本とアジアの「人」「技術」「資本」を掛け合わせ、イノベーションを引き起こし、次世代リーダーを生み出すプラットフォームとなることをコンセプトにスタートアップ支援と大企業の第二創業の支援に注力。アジアでの成長戦略コンサルティング及び投資、ステージに合わせたスタートアップ投資に特化する関係会社5社との連携により、事業創出を具体的に支援している。
〇クオンタムリープデジタルファーミング株式会社について
2022年4月、主にMD-Farmとの資本・事業提携を進めることを目的として設立。イチゴの植物工場事業に限らず、広く農業にかかわる様々な問題解決に挑戦するアグリテック事業を支援する。クオンタムリープアジア株式会社、クオンタムリープフードイノベーション株式会社の他、クオンタムリープ・グループ会社とのJVにより産地直送事業に注力する株式会社Planaグループ( https://www.plana.co.jp/ )が共同出資する。
【お問い合わせ先】
クオンタムリープ株式会社 広報担当
E-mail:info@qxl.jp
HP: http://qxl.jp/
○MD-Farm株式会社について
2018年、表層的な現象に隠れて深層で進行していることを明らかにし、データが示す事実と人間的真実の間にある、見つけるのが難しい最適点を探し出し、理論的な知の農業“Actual Farming”を目指すという考えのもと設立。閉鎖型植物工場を利用したイチゴの通年栽培システムの開発と運営栽培に関する様々なトータルソリューションを開発し、イチゴ栽培事業化に取組む。4年を超える研究開発の結果、2年間以上に及ぶ栽培期間において、毎日全く途切れることない収穫を実現し、今までにない高い通年生産量と安定した品質の確立に成功した。
【お問い合わせ先】
MD-Farm株式会社(所在地:新潟県)
(Mail)info@md.farm
HP:https://www.md.farm/
※お問い合わせの際は、メールアドレスをお確かめのうえ、お間違えのないようお願いいたします。
参考資料:栽培風景と自動収穫ロボット
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